トマトを買いに出かけて、なんとなく立ち寄った魚屋さんで、あんまりいいブリがあったので買う。照り焼きもいいけれど、こっくりと煮物もいいなあと思って大根を買って帰る。
帰ってきて思う。僕はブリを買うつもりじゃなかったんだ。
最近の器について。
器はそもそも道具であるから、使わなくてはかわいそうだ。そしてよい器というものは、使いたくなる魅力があるのだ。
そんなふうにずっと思ってきて、今もそれは変わらないのだけれど、ほうっておくといつの間にか殖えているのが僕の食器たちである。
街をふらふらしていれば、どうしても雑貨屋さんや古道具屋さんに足が向く。用もないのに立ち寄っては、千載一遇の際会とばかりに、奪うようにして持ち帰ってみたり(もちろん代金はちゃんと支払う)、いや待てよ、もうしまうとこないよなと思って一旦買わずに帰って、結局1週間後にやっぱり諦められなくてもう一度手にしてみたり。
そんな上気した様子や逡巡の跡を、お店の人はどう見ているだろう。あー、またやってるなくらいの温かい眼差しで眺めてくれているといいのだけれど。
さて、そんなふうにしていつの間にかまた殖えた器たちである。使わなくてはかわいそうだ、とはいいながら、新しく仲間入りしたもののほうが食卓に登場する機会はどうしても多くなる。それは、収納にも取り出しにも高度な技術を要する僕の食器棚の、手前の取り出しやすい位置に置かれることが多いからだ。奥のほうに追いやられて登場する機会が少なくなった器たちへの愛情が、少しも薄れたものではないことを、ここに言い訳がましく申し上げておく。
岡田直人さんのマグカップ。
少し撓(たわ)んでいて、それがとっても飲みやすいのである。
緑のボウル。
南フランスの古いものらしい。内側にだけ釉薬がかかっている。
この作りの粗さが、おおらかな雰囲気でよい。考えて作ってないところがよい。
これは、現在の食器だが、パキスタンのものである。
上記の古いものと同じように、いい加減に粗く作られているところがいい。
これも岡田直人さん作。
ハガキ大の板皿。和菓子のようなマット感がいい。
焼き海苔を乗せたりしている。
お刺身を盛るのもいいかもしれない。
TEEMAの新色、テラコッタ。
赤い器はあまり持っていない。でも、とってもかわいくて思わず購入。
ARABIAの新シリーズ『Runo(ルノ)』から、ウィンター・スター。
これは春夏秋冬4絵柄あって、ほんとうは全部欲しい。
菊の色絵の蕎麦猪口。
黄色と黒の菊の色絵。素敵です。
小皿2種。
ちまちまと小さいくせに、すごく存在感があるのだ。
器というものは、なんでこんなに魅力的なのか。
器は基本的には道具だ。使うために作られたモノには、その形状に必ず、そうなるべき理由がある。
だから美しい。
作り手の仕事ひとつで、その表情がかわいらしくも厳しくもなる。窯に入れば、人の手の届かないところで、微妙な表情の違いが生まれる。
おそらくいろんな要素が縦に横に折り重なるようにして、器の魅力はできている。それを一言で表現することは、おそらくできない。時代や国が違えど、多くの人が器に魅了されてきたのは、『なんか好き』という漠然とした理由が殆どだろう思う。
いろいろ考えたところで、たかが器である。
でも、だからこそ僕は惹かれつづける。
器はそもそも道具であるから、使わなくてはかわいそうだ。そしてよい器というものは、使いたくなる魅力があるのだ。
そんなふうにずっと思ってきて、今もそれは変わらないのだけれど、ほうっておくといつの間にか殖えているのが僕の食器たちである。
街をふらふらしていれば、どうしても雑貨屋さんや古道具屋さんに足が向く。用もないのに立ち寄っては、千載一遇の際会とばかりに、奪うようにして持ち帰ってみたり(もちろん代金はちゃんと支払う)、いや待てよ、もうしまうとこないよなと思って一旦買わずに帰って、結局1週間後にやっぱり諦められなくてもう一度手にしてみたり。
そんな上気した様子や逡巡の跡を、お店の人はどう見ているだろう。あー、またやってるなくらいの温かい眼差しで眺めてくれているといいのだけれど。
さて、そんなふうにしていつの間にかまた殖えた器たちである。使わなくてはかわいそうだ、とはいいながら、新しく仲間入りしたもののほうが食卓に登場する機会はどうしても多くなる。それは、収納にも取り出しにも高度な技術を要する僕の食器棚の、手前の取り出しやすい位置に置かれることが多いからだ。奥のほうに追いやられて登場する機会が少なくなった器たちへの愛情が、少しも薄れたものではないことを、ここに言い訳がましく申し上げておく。
岡田直人さんのマグカップ。
少し撓(たわ)んでいて、それがとっても飲みやすいのである。
緑のボウル。
南フランスの古いものらしい。内側にだけ釉薬がかかっている。
この作りの粗さが、おおらかな雰囲気でよい。考えて作ってないところがよい。
これは、現在の食器だが、パキスタンのものである。
上記の古いものと同じように、いい加減に粗く作られているところがいい。
これも岡田直人さん作。
ハガキ大の板皿。和菓子のようなマット感がいい。
焼き海苔を乗せたりしている。
お刺身を盛るのもいいかもしれない。
TEEMAの新色、テラコッタ。
赤い器はあまり持っていない。でも、とってもかわいくて思わず購入。
ARABIAの新シリーズ『Runo(ルノ)』から、ウィンター・スター。
これは春夏秋冬4絵柄あって、ほんとうは全部欲しい。
菊の色絵の蕎麦猪口。
黄色と黒の菊の色絵。素敵です。
小皿2種。
ちまちまと小さいくせに、すごく存在感があるのだ。
器というものは、なんでこんなに魅力的なのか。
器は基本的には道具だ。使うために作られたモノには、その形状に必ず、そうなるべき理由がある。
だから美しい。
作り手の仕事ひとつで、その表情がかわいらしくも厳しくもなる。窯に入れば、人の手の届かないところで、微妙な表情の違いが生まれる。
おそらくいろんな要素が縦に横に折り重なるようにして、器の魅力はできている。それを一言で表現することは、おそらくできない。時代や国が違えど、多くの人が器に魅了されてきたのは、『なんか好き』という漠然とした理由が殆どだろう思う。
いろいろ考えたところで、たかが器である。
でも、だからこそ僕は惹かれつづける。
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あっついな…。
毎年、5月には最高気温が30度に届くような日があるのだ。
でも、まだ暑い時期のことなど思いもよらない2月や3月にこの話をすると、大抵の人は変な顔をし、時には眉を顰めさえする。
「そんなわけないだろ…」
「とうとう気が振れたか。かわいそうに…」
30度を超える最高気温は梅雨が明けてからのものだと思い込んでいるのだ。
だから梅雨に入ってもいない5月にそんなに気温が上がるわけがないではないか、というのが彼等の論理である。毎年経験しているはずなのに、こうした人々は忘れてしまうのだ。長い冬を必死でやり過ごしている間に、「5月に最高気温30度」の記憶をどこかに置き去りにしてしまう。
だからこうして5月に真夏のように暑かった日には、ざまあみろと言ってやりたい気分である。
さて、そんな凱旋的昂揚感に彩られた買い物の途中、カジキマグロが安かったので買った。
3切れ398円。
色があんまりよくないね。
でもいいさ。
だって、ラグーソースにするんだから!
嘗て、カジキマグロのラグーで快哉を叫んだのは、いつのことだったか。
おいしかったな。冷やした白ワインで、至福だった。
カジキマグロは1cm角に切っておく。
アンチョビを包丁の腹で叩き、ペーストにしておく。
セロリとたまねぎをみじん切りにする。
にんにくの香りをオリーブオイルにうつす。
にんにくがきつね色になったらアンチョビを加える。
セロリとたまねぎを加えて、炒めていく。
たまねぎが半透明になったくらいで、カジキマグロとタイムを2~3枝。
カジキマグロの色が変わったら、白ワインをどぼどぼと入れる。
しばらく白ワインで煮込むかんじだ。
白ワインの水分が飛ぶまで煮ていく。
かき混ぜたときに、フライパンの底が見えるくらいまで。
手で潰したホールトマトを入れる。
さらに煮込む。
さて、ここで。
今回使用した分量は
・カジキマグロ 切り身3枚
・たまねぎ 1個
・セロリ 1本
・にんにく 2かけ
・アンチョビフィレ 2枚
・オリーブオイル 大さじ5
・タイム 3枝
・ホールトマト缶(400g) 1缶
である。
つまり、しっかり2人分の量である。いくら大食いとはいえ、これでは食べきれないし、無理矢理ひとり分作っても、ソースがもったいない。
そこで。
軽く塩、胡椒をして半分は冷蔵庫で保存。
煮詰まってきたら、パスタの茹で汁でのばす。
塩、胡椒で味を調える。
茹で上がった麺と和えて完成。
カジキマグロのラグー。
これ。ほんとうにおいしいのである。
パンはサンドイッチのときの残り。パン・ド・カンパーニュである。
最近、トーストは焼き網でしか焼かなくなった。パン専用の焼き網を用意して、大活躍中である。
網で焼くと、パンはもちもちになってとてもおいしくなると思う。
ワインはコノスルである。
しっかり冷やす。
久々のこのパスタ。
あともう1回食べられる、と思うとちょっとうれしいのである。
5月の暑い日に、与太郎呼ばわりの遺恨を晴らし、いい気分でスパゲティーを食べている。
しかし数ヵ月後、また冬が来れば僕は同じ場面に出くわす。
変な顔で言われるのだ。
かわいそうに、と。
毎年、5月には最高気温が30度に届くような日があるのだ。
でも、まだ暑い時期のことなど思いもよらない2月や3月にこの話をすると、大抵の人は変な顔をし、時には眉を顰めさえする。
「そんなわけないだろ…」
「とうとう気が振れたか。かわいそうに…」
30度を超える最高気温は梅雨が明けてからのものだと思い込んでいるのだ。
だから梅雨に入ってもいない5月にそんなに気温が上がるわけがないではないか、というのが彼等の論理である。毎年経験しているはずなのに、こうした人々は忘れてしまうのだ。長い冬を必死でやり過ごしている間に、「5月に最高気温30度」の記憶をどこかに置き去りにしてしまう。
だからこうして5月に真夏のように暑かった日には、ざまあみろと言ってやりたい気分である。
さて、そんな凱旋的昂揚感に彩られた買い物の途中、カジキマグロが安かったので買った。
3切れ398円。
色があんまりよくないね。
でもいいさ。
だって、ラグーソースにするんだから!
嘗て、カジキマグロのラグーで快哉を叫んだのは、いつのことだったか。
おいしかったな。冷やした白ワインで、至福だった。
カジキマグロは1cm角に切っておく。
アンチョビを包丁の腹で叩き、ペーストにしておく。
セロリとたまねぎをみじん切りにする。
にんにくの香りをオリーブオイルにうつす。
にんにくがきつね色になったらアンチョビを加える。
セロリとたまねぎを加えて、炒めていく。
たまねぎが半透明になったくらいで、カジキマグロとタイムを2~3枝。
カジキマグロの色が変わったら、白ワインをどぼどぼと入れる。
しばらく白ワインで煮込むかんじだ。
白ワインの水分が飛ぶまで煮ていく。
かき混ぜたときに、フライパンの底が見えるくらいまで。
手で潰したホールトマトを入れる。
さらに煮込む。
さて、ここで。
今回使用した分量は
・カジキマグロ 切り身3枚
・たまねぎ 1個
・セロリ 1本
・にんにく 2かけ
・アンチョビフィレ 2枚
・オリーブオイル 大さじ5
・タイム 3枝
・ホールトマト缶(400g) 1缶
である。
つまり、しっかり2人分の量である。いくら大食いとはいえ、これでは食べきれないし、無理矢理ひとり分作っても、ソースがもったいない。
そこで。
軽く塩、胡椒をして半分は冷蔵庫で保存。
煮詰まってきたら、パスタの茹で汁でのばす。
塩、胡椒で味を調える。
茹で上がった麺と和えて完成。
カジキマグロのラグー。
これ。ほんとうにおいしいのである。
パンはサンドイッチのときの残り。パン・ド・カンパーニュである。
最近、トーストは焼き網でしか焼かなくなった。パン専用の焼き網を用意して、大活躍中である。
網で焼くと、パンはもちもちになってとてもおいしくなると思う。
ワインはコノスルである。
しっかり冷やす。
久々のこのパスタ。
あともう1回食べられる、と思うとちょっとうれしいのである。
5月の暑い日に、与太郎呼ばわりの遺恨を晴らし、いい気分でスパゲティーを食べている。
しかし数ヵ月後、また冬が来れば僕は同じ場面に出くわす。
変な顔で言われるのだ。
かわいそうに、と。
宿屋の主人、パウエル・クワック氏はいつも考えていました。
馭者たちが、馬に乗ったままでもビールを飲むことができる、よい方法はないものだろうか、と。
宿に立ち寄る馭者たちが鐙(あぶみ)の上で手綱を持つために、飲み物を持つことができず、いつも喉が渇いているのをクワック氏は知っていたのです。
宿屋とともに醸造所も経営しているクワック氏は、ある日、まるでフラスコのような形をしたグラスを考案しました。右の肖像画でクワック氏が手に持っているのがそのグラスです。
鐙の上で揺れても、中身がこぼれないそのグラスを使って、クワック氏は自分のところで醸造したビールを馭者たちに振舞ったのでした。
ベルギーのビールを飲むとき、たとえばシメイにしても、オルヴァルにしても、専用のグラスで供されることが多い。もちろん、上記のような言い伝えのある『パウエル・クワック』を飲むときはもちろんのこと、である。
こういうグラスに興味はあった。そりゃああるともさ。
しかしながら、僕の家は店ではない。あたりまえの話だ。
こうした専用グラスを持っていたって、年に何回か登場する機会があるだけだし、置き場所だってない。
だから、こういうのはお店で飲むときに使うもので家庭に持っておくべきものではないのではないか。
正論だ。実にまっとうな意見である。
しかし、だ。
せっかくのベルギービールだ。このビールを愉しむためにっていうグラスがあったら、それを使いたいと思うのもまた人情というものであろう。それに味だって違うかもしれない。もしもこのグラスを使わないことで、パウエル・クワックの真価を味わえないのだとしたら、あまりに憾みが残りはしないか。
パウエル・クワックの肖像を見よ。せっかく考案したグラスを使わなかったことで、こんな虚ろな目をしたもみあげ男が夢にでも出てきたら、おちおち眠ってもいられない。
などなど。
―もうおわかりかと思う。
買いました。
パウエル・クワックのグラス。専用スタンドつき。
うれしい。すごくうれしい。
パウエル・クワックは見ての通りのアンバー色をしていて、アルコール度数も高い(8%)。味はわりと穏やかで甘め、香りがよい。
さて、そんなパウエル・クワックの夜は、ビールに合わせた2品。
新たまねぎを輪切りにして、小麦粉とスパイスを少し、ビールで溶いた衣をつけて油で揚げる。
オニオンフライである。
これは、こちらのブログ『はじけるおと』であまりにもそそられたので、実行。
フィッシュ&チップスもそうだが、衣をビールで作るとサクサクにできあがる。
サンドイッチ。
先日のサラダに使った生ハムが残っていたので、サンドイッチに。グリーンカール、生ハム、カッテージチーズ、たまねぎの薄切りをマスタードとマヨネーズ、胡椒でソースを作ってパン・ド・カンパーニュで挟む。
今回はバウルーは使用せず。
そろそろ、暑くなってきた。ビールがおいしい。
さて、このグラス。
どこにしまおうか。
馭者たちが、馬に乗ったままでもビールを飲むことができる、よい方法はないものだろうか、と。
宿に立ち寄る馭者たちが鐙(あぶみ)の上で手綱を持つために、飲み物を持つことができず、いつも喉が渇いているのをクワック氏は知っていたのです。
宿屋とともに醸造所も経営しているクワック氏は、ある日、まるでフラスコのような形をしたグラスを考案しました。右の肖像画でクワック氏が手に持っているのがそのグラスです。
鐙の上で揺れても、中身がこぼれないそのグラスを使って、クワック氏は自分のところで醸造したビールを馭者たちに振舞ったのでした。
(パウエル・クワック物語 おわり)
ベルギーのビールを飲むとき、たとえばシメイにしても、オルヴァルにしても、専用のグラスで供されることが多い。もちろん、上記のような言い伝えのある『パウエル・クワック』を飲むときはもちろんのこと、である。
こういうグラスに興味はあった。そりゃああるともさ。
しかしながら、僕の家は店ではない。あたりまえの話だ。
こうした専用グラスを持っていたって、年に何回か登場する機会があるだけだし、置き場所だってない。
だから、こういうのはお店で飲むときに使うもので家庭に持っておくべきものではないのではないか。
正論だ。実にまっとうな意見である。
しかし、だ。
せっかくのベルギービールだ。このビールを愉しむためにっていうグラスがあったら、それを使いたいと思うのもまた人情というものであろう。それに味だって違うかもしれない。もしもこのグラスを使わないことで、パウエル・クワックの真価を味わえないのだとしたら、あまりに憾みが残りはしないか。
パウエル・クワックの肖像を見よ。せっかく考案したグラスを使わなかったことで、こんな虚ろな目をしたもみあげ男が夢にでも出てきたら、おちおち眠ってもいられない。
などなど。
―もうおわかりかと思う。
買いました。
パウエル・クワックのグラス。専用スタンドつき。
うれしい。すごくうれしい。
パウエル・クワックは見ての通りのアンバー色をしていて、アルコール度数も高い(8%)。味はわりと穏やかで甘め、香りがよい。
さて、そんなパウエル・クワックの夜は、ビールに合わせた2品。
新たまねぎを輪切りにして、小麦粉とスパイスを少し、ビールで溶いた衣をつけて油で揚げる。
オニオンフライである。
これは、こちらのブログ『はじけるおと』であまりにもそそられたので、実行。
フィッシュ&チップスもそうだが、衣をビールで作るとサクサクにできあがる。
サンドイッチ。
先日のサラダに使った生ハムが残っていたので、サンドイッチに。グリーンカール、生ハム、カッテージチーズ、たまねぎの薄切りをマスタードとマヨネーズ、胡椒でソースを作ってパン・ド・カンパーニュで挟む。
今回はバウルーは使用せず。
そろそろ、暑くなってきた。ビールがおいしい。
さて、このグラス。
どこにしまおうか。
好きな作家やその作品について、同じ趣味を持つ人間と語るのはとても楽しいことだ。
ゴールデンウィークに読んだJ・アーヴィングの『また会う日まで』は、現在友人の手元にある。その友人の来訪があったので、当然話題は『また会う日まで』に集中する。
しかし、友人はまだ上巻の終わりくらいまでしか読み進んでいない。上下巻あわせて1,100ページ超の大作である。読み終えるまでには、もう少し時間がかかるだろう。
さて、小説について、アーヴィングについて、あるいはオルガンについて、フーガの技法について話しながらの食事はこんなものたちだった。
ビールは『ブルックリンラガー』。
久しぶりである。
サラダ。
ルッコラ、生ハム、マッシュルームのバターソテー、クリームチーズを適当に。
ドレッシングは、バルサミコ酢、白ワインビネガー、にんにくのみじん切り、塩、胡椒、オリーブオイル。
すごく適当に、特に意図もなく思いついたものを混ぜていっただけなのだが、このサラダがすごくおいしかった。
鶏のささみとスナックえんどうのマスタードマヨネーズ和え。
スナックえんどうのおいしい時期に頻出するメニューである。
塩豆。
これ、ついついつまんでしまう罪なやつである。
あさりバター。
あさりもおいしい時期だ。
白ワイン蒸しの仕上げに、バターをひとかけ入れて、小ねぎを散らす。
メインはパスタ。
鶏もも肉とほうれんそうのトマトクリームソース。
ワインは、初登場の『neblina(ネブリナ)』。
西荻の酒屋さん『三ツ矢酒店』に行ったら、あの『コノスル』さんの隠し玉!というコピーで売られていて買ってしまった。
おそらくコノスルの低価格ワインという位置づけと思われる。(コノスルでも充分安いけど)
びっくり、650円。
ところがさすがコノスル。香りもよくて満足。
ブルックリンラガーが1本378円と思うと、なかなか考えさせられる価格である。
さて、『また会う日まで』について話していたので、音楽はオルガンをかける。これは小説の主人公ジャック・バーンズの父親が教会オルガニストであることに因む。
J.S.バッハのオルガン作品集(リヒター)を聴きながらワインを飲むわけであるが。しかし。どう贔屓目にみても『トッカータとフーガ ニ短調』は食事をしながら聴くには適さない。
上巻しか読んでいない友人と話しているので、ほんとうはもっと言いたいことがたくさんあるけれど、ぐっと堪えて言葉を飲み込む。下巻にいったらもっといろんなことが起こるのだよ。
おー
ゴールデンウィークに読んだJ・アーヴィングの『また会う日まで』は、現在友人の手元にある。その友人の来訪があったので、当然話題は『また会う日まで』に集中する。
しかし、友人はまだ上巻の終わりくらいまでしか読み進んでいない。上下巻あわせて1,100ページ超の大作である。読み終えるまでには、もう少し時間がかかるだろう。
さて、小説について、アーヴィングについて、あるいはオルガンについて、フーガの技法について話しながらの食事はこんなものたちだった。
ビールは『ブルックリンラガー』。
久しぶりである。
サラダ。
ルッコラ、生ハム、マッシュルームのバターソテー、クリームチーズを適当に。
ドレッシングは、バルサミコ酢、白ワインビネガー、にんにくのみじん切り、塩、胡椒、オリーブオイル。
すごく適当に、特に意図もなく思いついたものを混ぜていっただけなのだが、このサラダがすごくおいしかった。
鶏のささみとスナックえんどうのマスタードマヨネーズ和え。
スナックえんどうのおいしい時期に頻出するメニューである。
塩豆。
これ、ついついつまんでしまう罪なやつである。
あさりバター。
あさりもおいしい時期だ。
白ワイン蒸しの仕上げに、バターをひとかけ入れて、小ねぎを散らす。
メインはパスタ。
鶏もも肉とほうれんそうのトマトクリームソース。
ワインは、初登場の『neblina(ネブリナ)』。
西荻の酒屋さん『三ツ矢酒店』に行ったら、あの『コノスル』さんの隠し玉!というコピーで売られていて買ってしまった。
おそらくコノスルの低価格ワインという位置づけと思われる。(コノスルでも充分安いけど)
びっくり、650円。
ところがさすがコノスル。香りもよくて満足。
ブルックリンラガーが1本378円と思うと、なかなか考えさせられる価格である。
さて、『また会う日まで』について話していたので、音楽はオルガンをかける。これは小説の主人公ジャック・バーンズの父親が教会オルガニストであることに因む。
J.S.バッハのオルガン作品集(リヒター)を聴きながらワインを飲むわけであるが。しかし。どう贔屓目にみても『トッカータとフーガ ニ短調』は食事をしながら聴くには適さない。
上巻しか読んでいない友人と話しているので、ほんとうはもっと言いたいことがたくさんあるけれど、ぐっと堪えて言葉を飲み込む。下巻にいったらもっといろんなことが起こるのだよ。
おー
「おまちどおさま!」
「おー!うまそー!」
―『ルパン三世 カリオストロの城』より
これ、何回目だ。
3回目だ。
名作『ルパン三世 カリオストロの城』に出てくる、ミートボールのスパゲティー。
次元と取り合いになる、このスパゲティーがたまらなくおいしそうで、何度も作っている。
さて、毎年5月ごろになるとこのスパゲティーを作りたくなるのはなぜだろうと、ずっと疑問に思っていたのである。
今年、そのわけがやっとわかった。
これだ。
藁にくるまれたワイン。
『PRINCIPE ROCCATO』
フィアスコと呼ばれるボトルに入ったキャンティ。
僕はいつもカルディでこのワインを買うのであるが、どうもこの時期に入荷して、在庫がなくなると欠品が続くようなのである。
これ。
フィアスコボトルに入ったワインをコップで飲む、安食堂の感じがとっても魅力的である。
毎年この時期になると、カルディでこのワインを見かけて、あ、そういやカリオストロのパスタでも作ろうか、という気持ちになるのがそのわけであった。
さて、このカリオストロのスパゲティーは過去にも記事にしていて、「レシピを」という要望もいただいていたのであるが、計量をしないのでお答えできなかったのである。
そんなわけで、3回目となる今回は詳細レシピつき、完全版でお届けする。
ちなみに過去の記事はこちら
カリオストロのスパゲティー(2008年)
カリオストロのパスタ、再び(2009年)
このパスタは、まずミートボールを作るところから始める。
レシピは、『大盛り2人分』である。
【ミートボールの材料】
・合挽き肉 300g
・たまねぎ 1/2個
・たまご 1個
・パン粉 大さじ2
・牛乳 大さじ2
・塩 2つまみ
・胡椒 少々
・ナツメグ 少々
たまねぎ1/2個は粗くみじん切りにする。
パン粉と牛乳はなじませておく。
たまねぎは軽く炒める。
合挽き肉、炒めたたまねぎ、牛乳に浸したパン粉、たまご、塩、胡椒、ナツメグをボールに入れ、粘るまで捏ねる。
ちなみに僕の『塩1つまみ』はこれくらいである。
親指、人差し指、中指の3本でつまむ。
ナツメグは、このくらい。小さいスパイススプーンに少し、といったところ。
練った材料はこんな感じ。
ひとくち大に丸める。手を濡らしておくとくっつかない。
17個とミニが1個できた。
ちなみに、本編の画像を確認したところ、ルパンたちが食べているものはミートボールが27~28個くらいありそうである。これではいくらなんでも多い。
油で揚げる。
油の温度は180度。
ミートボールが浮き上がって、ブクブクと大きな泡が細かくなってきたら揚げ上がりのサインである。
揚げ上がりはこんな感じ。
いつも思うが、この時点ですごくおいしそうである。
そしてとってもいい匂いなのである。
つまみ食いしたい衝動を必死に堪える。
ここからソース作りに入る。
ごく普通のトマトソースにミートボールを入れただけなのだが、勝手な想像でちょっと甘めの味付けなんじゃないかと思っているので、ケチャップを加えるのである。
【パスタソースの材料】
・ホールトマトの缶詰め(400g) 1缶
・にんにく 2かけ
・エクストラバージンオリーブオイル 大さじ5
・赤ワイン 少々(なくてもよい)
・ケチャップ 大さじ2
・塩 少々
・胡椒 少々
ホールトマト缶。
中のジュースが缶の内側に残るのがのもったいないので、水で濯ぐようにしてそれも使う。
トマトは手で潰す。
そのときに、トマトのヘタや皮が残っていることがあるので取り除いておく。
にんにくは縦にふたつに切って芯を取り除き、包丁の腹で潰す。
潰してからだと皮も簡単に剥ける。
フライパンににんにくとオリーブオイルを入れて、火にかける。フライパンを傾けてオリーブオイルの溜まりで揚げるようにして香りをつける。
いつも目分量で入れていたオリーブオイルであるが、今回きちんと計量したら大さじ5杯。けっこう入れているんだと思って驚いた。
にんにくがきつね色になったら、ホールトマトを入れる。
この時点でパスタを茹で始める。パスタは300g。
パスタの茹で汁は1リットルにつき10gの塩を入れる。
ちなみにパスタの茹で時間は、ソースを和える時間を考慮して、2分程度短くタイマーをセットしている。
僕は普段、バリラの1.7mmを使用しているので、標準茹で時間8分のところ、6分でタイマーが鳴る。
トマトソースには、赤ワインを少々入れる。なくてもいいけれど、肉が入るので風味付け程度に少し入れる。
パスタの茹で時間が残り2~3分になったら、ミートボールを入れる。
煮詰まってきたら、パスタの茹で汁を入れてのばす。
ケチャップを入れ、塩、胡椒で味を調える。
この塩、胡椒は計量できない。こればかりは味見をしておいしい塩梅に調整する。
茹で上がったパスタとしっかり和えて、いよいよ完成である。
おまちどおさま!
おー!うまそー!
うーん。とってもおいしい。
やっぱりミートボールは心が躍る。
ワインも。
このワインはとても軽い。
いかにもテーブルワインという味が、またいい雰囲気である。
取り分けて食べる。
何度も言うけれど、ミートボールは幸せの味である。
食べていて、笑みがこぼれる独特の幸福感。ほかにはちょっとない。
ところでフィアスコだが、『出来損ない』の意味があるそうなのである。その昔、大量生産でたくさん出回った『不味いキャンティ』の象徴のような存在らしい※。
なるほど。素敵なボトルだと思うんだけど…。
宮崎駿作品に登場する食べものの描写がすごくおいしそうである、とはよく語られることだし、『カリオストロの城』のスパゲティーだけに限っても、僕と同じように再現している人のなんと多いことかと思う。
それにしても、ヨーロッパの町の食堂で安いフィアスコが出てくる、というところまできちんと設定されているのだとすると、これはまことに畏れ入る。
「おー!うまそー!」
―『ルパン三世 カリオストロの城』より
これ、何回目だ。
3回目だ。
名作『ルパン三世 カリオストロの城』に出てくる、ミートボールのスパゲティー。
次元と取り合いになる、このスパゲティーがたまらなくおいしそうで、何度も作っている。
さて、毎年5月ごろになるとこのスパゲティーを作りたくなるのはなぜだろうと、ずっと疑問に思っていたのである。
今年、そのわけがやっとわかった。
これだ。
藁にくるまれたワイン。
『PRINCIPE ROCCATO』
フィアスコと呼ばれるボトルに入ったキャンティ。
僕はいつもカルディでこのワインを買うのであるが、どうもこの時期に入荷して、在庫がなくなると欠品が続くようなのである。
これ。
フィアスコボトルに入ったワインをコップで飲む、安食堂の感じがとっても魅力的である。
毎年この時期になると、カルディでこのワインを見かけて、あ、そういやカリオストロのパスタでも作ろうか、という気持ちになるのがそのわけであった。
さて、このカリオストロのスパゲティーは過去にも記事にしていて、「レシピを」という要望もいただいていたのであるが、計量をしないのでお答えできなかったのである。
そんなわけで、3回目となる今回は詳細レシピつき、完全版でお届けする。
ちなみに過去の記事はこちら
カリオストロのスパゲティー(2008年)
カリオストロのパスタ、再び(2009年)
このパスタは、まずミートボールを作るところから始める。
レシピは、『大盛り2人分』である。
【ミートボールの材料】
・合挽き肉 300g
・たまねぎ 1/2個
・たまご 1個
・パン粉 大さじ2
・牛乳 大さじ2
・塩 2つまみ
・胡椒 少々
・ナツメグ 少々
たまねぎ1/2個は粗くみじん切りにする。
パン粉と牛乳はなじませておく。
たまねぎは軽く炒める。
合挽き肉、炒めたたまねぎ、牛乳に浸したパン粉、たまご、塩、胡椒、ナツメグをボールに入れ、粘るまで捏ねる。
ちなみに僕の『塩1つまみ』はこれくらいである。
親指、人差し指、中指の3本でつまむ。
ナツメグは、このくらい。小さいスパイススプーンに少し、といったところ。
練った材料はこんな感じ。
ひとくち大に丸める。手を濡らしておくとくっつかない。
17個とミニが1個できた。
ちなみに、本編の画像を確認したところ、ルパンたちが食べているものはミートボールが27~28個くらいありそうである。これではいくらなんでも多い。
油で揚げる。
油の温度は180度。
ミートボールが浮き上がって、ブクブクと大きな泡が細かくなってきたら揚げ上がりのサインである。
揚げ上がりはこんな感じ。
いつも思うが、この時点ですごくおいしそうである。
そしてとってもいい匂いなのである。
つまみ食いしたい衝動を必死に堪える。
ここからソース作りに入る。
ごく普通のトマトソースにミートボールを入れただけなのだが、勝手な想像でちょっと甘めの味付けなんじゃないかと思っているので、ケチャップを加えるのである。
【パスタソースの材料】
・ホールトマトの缶詰め(400g) 1缶
・にんにく 2かけ
・エクストラバージンオリーブオイル 大さじ5
・赤ワイン 少々(なくてもよい)
・ケチャップ 大さじ2
・塩 少々
・胡椒 少々
ホールトマト缶。
中のジュースが缶の内側に残るのがのもったいないので、水で濯ぐようにしてそれも使う。
トマトは手で潰す。
そのときに、トマトのヘタや皮が残っていることがあるので取り除いておく。
にんにくは縦にふたつに切って芯を取り除き、包丁の腹で潰す。
潰してからだと皮も簡単に剥ける。
フライパンににんにくとオリーブオイルを入れて、火にかける。フライパンを傾けてオリーブオイルの溜まりで揚げるようにして香りをつける。
いつも目分量で入れていたオリーブオイルであるが、今回きちんと計量したら大さじ5杯。けっこう入れているんだと思って驚いた。
にんにくがきつね色になったら、ホールトマトを入れる。
この時点でパスタを茹で始める。パスタは300g。
パスタの茹で汁は1リットルにつき10gの塩を入れる。
ちなみにパスタの茹で時間は、ソースを和える時間を考慮して、2分程度短くタイマーをセットしている。
僕は普段、バリラの1.7mmを使用しているので、標準茹で時間8分のところ、6分でタイマーが鳴る。
トマトソースには、赤ワインを少々入れる。なくてもいいけれど、肉が入るので風味付け程度に少し入れる。
パスタの茹で時間が残り2~3分になったら、ミートボールを入れる。
煮詰まってきたら、パスタの茹で汁を入れてのばす。
ケチャップを入れ、塩、胡椒で味を調える。
この塩、胡椒は計量できない。こればかりは味見をしておいしい塩梅に調整する。
茹で上がったパスタとしっかり和えて、いよいよ完成である。
おまちどおさま!
おー!うまそー!
うーん。とってもおいしい。
やっぱりミートボールは心が躍る。
ワインも。
このワインはとても軽い。
いかにもテーブルワインという味が、またいい雰囲気である。
取り分けて食べる。
何度も言うけれど、ミートボールは幸せの味である。
食べていて、笑みがこぼれる独特の幸福感。ほかにはちょっとない。
ところでフィアスコだが、『出来損ない』の意味があるそうなのである。その昔、大量生産でたくさん出回った『不味いキャンティ』の象徴のような存在らしい※。
なるほど。素敵なボトルだと思うんだけど…。
宮崎駿作品に登場する食べものの描写がすごくおいしそうである、とはよく語られることだし、『カリオストロの城』のスパゲティーだけに限っても、僕と同じように再現している人のなんと多いことかと思う。
それにしても、ヨーロッパの町の食堂で安いフィアスコが出てくる、というところまできちんと設定されているのだとすると、これはまことに畏れ入る。
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