味噌汁用の鍋

ずっと、味噌汁用の鍋を持ちたいと思っていたのだ。この鍋ではお味噌汁しか作りませんよ、というのを。

今までは、小ぶりの片手鍋やミルクパンを使ったりしていた。

だが、どうもこう、しっくりこない。味噌汁が入っている鍋というのは両手持ちなんだな。僕にとっては。そして味噌汁だけは専用の鍋が欲しかったのだ。別に毎日味噌汁を作るわけでもないのに。


心に描いている鍋はあった。蓚酸（しゅうさん）アルマイトの小ぶりのやつ。あの懐かしい、昭和の母の台所道具だ。ベコベコになるまであいつを使い倒したかった。

でもなかなか売ってない。

20cm以上の大きいやつはあった。でも僕が探しているのは、せいぜい2人分の味噌汁を作る程度の小さいやつ。直径は16cmくらいが妥当だろうか。

探すとないものなんだな。


そして！ついに見つけた。

純蓚酸アルマイト加工。直径16cm。理想だ。

アカオアルミ製。1,380円。







これですよ。味噌汁は。











そもそも、アルマイトはアルミニウムの耐食性、耐摩耗性の向上のために表面を酸化アルミニウムで皮膜加工する技術で、日本で開発されたらしい。


これから永いお付き合いになるでしょう。

よろしくね。

ネコ切れ

あー。

いかん。

ネコ切れだ。




というわけで、今週末は実家に帰ってネコ三昧だった。























































































マットがずれてしまいました。

チルドルームで発見されたもの 鼻が教えてくれたこと

冷蔵庫のチルドルームの奥から、ポリエチレンの袋に入ったまま発掘されたもの―。

モッツァレラ・チーズである。

袋の裏面下部を恐る恐る見てみる。

賞味期限　08.04.11

もとより賞味期限はあまり気にしない。
だが乳製品だ。しかも生チーズだ。

余談だが、僕は昨年夏、古くなった牛乳を飲んで痛い目に遭った。





期限から8日。非常に微妙だ。

そんなとき、僕は自分の鼻を頼る。もしもこれで腹を壊したんならしょうがねえじゃねえか、と。

嗅いでみる―。

いける。寧ろいい匂いだ。




そんなわけで、本日のランチはモッツァレラ・チーズ入りトマトソースのスパゲティーで決まりだ。


にんにくは包丁の腹で潰し、皮をとっておしりの部分を落とす。

フライパンににんにくとオリーブオイルを入れて弱火にかける。







にんにくがきつね色になったら、手で潰したホールトマトを入れて煮る。

ここでパスタを茹で始める。

煮詰まったらパスタの茹で汁でのばす。

塩、胡椒で味を調える。




茹で上がったパスタとモッツァレラ・チーズを入れる。











パルミジャーノ・レッジャーノのすりおろしも加えて、しっかり和える。












ぜんぜん問題ない。

おいしい。ビールも飲んじゃう。

モッツァレラ・チーズがのびるのびる。








落ち着いたランチ。おいしいパスタとおいしいビール。


眠くなってしまう。

滋味深い

めずらしく早起きをしたので、和食の朝ごはんを作った。

そこで、昔の『暮しの手帖』風に見出しを書いてみた。


塩鮭、蕪の味噌汁、梅干し、ごはん。






食べてみて思ったが、蕪の味噌汁はとても滋味深い。

残り野菜を炒める

そろそろ冷蔵庫整理の時期だ。

けっこういろいろある。こういうときは野菜炒めが簡単でおいしい。回鍋肉の味付けでもよかったけれど、何となく気分的にもう少しやさしい味がよかったのであんかけ風にしてみた。

キャベツ、スナックえんどう、にんじん、エリンギ、ピーマン、豚ばら肉、たまご、干ししいたけ。

こうしてみるとなかなかいいラインナップだ。まるでこのために材料を用意したかのようだ。







豚ばら肉は塩、胡椒をして、たまごを纏わせておく。

干ししいたけは水で戻す。

肉は先に炒めて取り出しておく。

適当に切った野菜を炒め、酒をふる。しいたけの戻し汁と鶏がらスープを少し入れ、肉を戻し、塩、胡椒、醬油で味をつけて、水溶き片栗粉でとろみをつける。

以上。かんたんだ。


ごはんがすすむ。

ビールは1本だけにして、しっかりごはんを食べた。