トマトを買いに出かけて、なんとなく立ち寄った魚屋さんで、あんまりいいブリがあったので買う。照り焼きもいいけれど、こっくりと煮物もいいなあと思って大根を買って帰る。
帰ってきて思う。僕はブリを買うつもりじゃなかったんだ。
Cheer up, sleepy Jean,
oh what can it mean
To a daydream believer and
a homecoming queen?
今日は暑かったな…。
そんなふうに思う夕方。とぼとぼと歩いていたら、ふわっと風が吹いて、どこかから風鈴の音が聞こえる。
おそらく1967年からずっと変わっていないであろう、古い古い木造アパートの一室の、開け放った扉からモンキースが流れてくる。『Daydream Believer』だ。それも、昔のトランジスタ・ラジオみたいな、固い、うすっぺらな、つやのない音で。
40年以上の時間が一気に戻るような気分だ。僕が生まれる前まで遡る、白昼夢を見るような不思議な感じ。
何だか気分は夏である。
夏のビール、『ハートランド』である。
もやしとネギの炒め物。
もやしは安くていいけど、やっぱり殆ど水分なんだな、って食べた後に思う。
冷やしトマト。
これは、夏ですな。もう。写真が夏だ。
うるさいくらい蝉が鳴いてる夕方に、冷えたトマトを食べたい。そのときには風が吹いていてほしい。
焼き茄子の浸し。
黒くなるまで網で焼いた茄子の皮を剥いて、つけ汁につけておく。
糸削りを乗せ、生姜を添える。
つけ汁がしっかり染み込んでいたので、醬油はいらなかった。
さて、お酒は菊水の純米酒というのを買ってみた。遅い時間だったから、三ツ矢酒店はもう閉まっていたのだ。
普通な感じ。裏面ラベルによく書いてあるおすすめ飲み方マトリックス表には、冷よりも燗に◎がついている。
寒い時期に飲むべきか。
厚揚げとオクラ、いんげんの煮物。
ほんとうは、オクラもいんげんも緑を鮮やかにするつもりだったのだけれど、煮たあとで鍋に入れっぱなしだったので火が通り過ぎた。
新ごぼうと豆腐の煮物。
ごぼうと豆腐を煮て、たまごでとじて、三つ葉を乗せる。
肉を入れないので、思いのほかさわやかなのである。
トマトや茄子は、食べると涼しくなるってほんとだな、とつくづく思った。
oh what can it mean
To a daydream believer and
a homecoming queen?
―『Daydream Believer』/The Monkees(1967)
今日は暑かったな…。
そんなふうに思う夕方。とぼとぼと歩いていたら、ふわっと風が吹いて、どこかから風鈴の音が聞こえる。
おそらく1967年からずっと変わっていないであろう、古い古い木造アパートの一室の、開け放った扉からモンキースが流れてくる。『Daydream Believer』だ。それも、昔のトランジスタ・ラジオみたいな、固い、うすっぺらな、つやのない音で。
40年以上の時間が一気に戻るような気分だ。僕が生まれる前まで遡る、白昼夢を見るような不思議な感じ。
何だか気分は夏である。
夏のビール、『ハートランド』である。
もやしとネギの炒め物。
もやしは安くていいけど、やっぱり殆ど水分なんだな、って食べた後に思う。
冷やしトマト。
これは、夏ですな。もう。写真が夏だ。
うるさいくらい蝉が鳴いてる夕方に、冷えたトマトを食べたい。そのときには風が吹いていてほしい。
焼き茄子の浸し。
黒くなるまで網で焼いた茄子の皮を剥いて、つけ汁につけておく。
糸削りを乗せ、生姜を添える。
つけ汁がしっかり染み込んでいたので、醬油はいらなかった。
さて、お酒は菊水の純米酒というのを買ってみた。遅い時間だったから、三ツ矢酒店はもう閉まっていたのだ。
普通な感じ。裏面ラベルによく書いてあるおすすめ飲み方マトリックス表には、冷よりも燗に◎がついている。
寒い時期に飲むべきか。
厚揚げとオクラ、いんげんの煮物。
ほんとうは、オクラもいんげんも緑を鮮やかにするつもりだったのだけれど、煮たあとで鍋に入れっぱなしだったので火が通り過ぎた。
新ごぼうと豆腐の煮物。
ごぼうと豆腐を煮て、たまごでとじて、三つ葉を乗せる。
肉を入れないので、思いのほかさわやかなのである。
トマトや茄子は、食べると涼しくなるってほんとだな、とつくづく思った。
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コエドブルワリーは、川越にあるビール会社である。
コエドのセットを購入したので、金曜の夜は、友人を招いてコエド・ビールの夜である。
総勢5人。
5人もお客をするのは久しぶりである。暑い日だったし、ビールを愉しもうというのには、まずうってつけの日だった。
とはいうものの家に集まったのが午前1時。この時点でもう土曜日だ。そこから明け方にかけての盛り上がりの記録である。
コエド『瑠璃』。
ピルスナータイプである。
さわやかなビール。
この日、ビール5種(ヱビス、コエド『瑠璃、コエド『伽羅』、コエド『紅赤』、パウエルクワック)、白ワイン、赤ワインと進んでいった。
枝豆は、莢から出して、塩、胡椒、レモン、オリーブオイル。
サラダは先日のヒット『生ハムとクリームチーズのサラダ』。
ルッコラとレタス、生マッシュルーム(レモンをかける)、生ハム、キューブ状に切ったクリームチーズ。
ドレッシングは、にんにくのみじん切りに白ワインビネガー、バルサミコ酢、塩、胡椒、オリーブオイル。
最後にパルミジャーノをかける。
あさりのワイン蒸し。
あさりは、ほんとうにかわいいやつだと思う。
アーリオオーリオで軽く炒めたら、白ワインをドボドボと入れて、蓋をする。このときに、「暑っつー」みたいな感じで貝がぽこぽこ開いていくのがかわいい。
パウエルクワック。
先日、購入したこのグラスだ。こういうときにこそ活躍していただこう。
真鯛のカルパッチョ。
真鯛のさくは斜めに2mm厚のそぎ切りにし、塩、胡椒、レモン。オリーブオイルを回しかけて、小ねぎを散らす。
このへんから白ワインへ。
ワインは『コノスル』である。
パスタはカルボナーラである。
さすがに、ちょっと重くなってきた。
眠気に耐えきれず、1名脱落。
「カルボナーラ、チンして持って帰ってもいい?」
―いいけど、持って帰ってからチンしたほうがいいと思うよ。
さて、このあとまだ続くのである。
茄子のパルミジャーナ。ここから赤ワイン。
茄子が見えない。
余談だが、今年オーブンを買い替えた。東芝の石窯オーブンのやつだ。新しいオーブンはやっぱりいい。
写真を撮っていないのだが、コエドは『伽羅』が一番好みだった。
写真の『紅赤』は、なんと金時紅赤(さつまいも)が使われている、甘めのビール。たしかにお芋の香りがした。
パルミジャーナの時点で、もう1名脱落。すやすやとよく眠っている。
話題は、吉野家の『ネギだく』、西友の店員(僕たちには西荻窪店にお気に入りの店員さんがいるのだ)、マルケス『予告された殺人の記録』、空気公団、父の奇行、N・ベイカー『中二階』、インドカレー屋さんの接客が素敵であること。
などなど。
翌朝、内装工事の業者さんが来たのだが、彼が来てもまだみんな寝ていた。
コエドのセットを購入したので、金曜の夜は、友人を招いてコエド・ビールの夜である。
総勢5人。
5人もお客をするのは久しぶりである。暑い日だったし、ビールを愉しもうというのには、まずうってつけの日だった。
とはいうものの家に集まったのが午前1時。この時点でもう土曜日だ。そこから明け方にかけての盛り上がりの記録である。
コエド『瑠璃』。
ピルスナータイプである。
さわやかなビール。
この日、ビール5種(ヱビス、コエド『瑠璃、コエド『伽羅』、コエド『紅赤』、パウエルクワック)、白ワイン、赤ワインと進んでいった。
枝豆は、莢から出して、塩、胡椒、レモン、オリーブオイル。
サラダは先日のヒット『生ハムとクリームチーズのサラダ』。
ルッコラとレタス、生マッシュルーム(レモンをかける)、生ハム、キューブ状に切ったクリームチーズ。
ドレッシングは、にんにくのみじん切りに白ワインビネガー、バルサミコ酢、塩、胡椒、オリーブオイル。
最後にパルミジャーノをかける。
あさりのワイン蒸し。
あさりは、ほんとうにかわいいやつだと思う。
アーリオオーリオで軽く炒めたら、白ワインをドボドボと入れて、蓋をする。このときに、「暑っつー」みたいな感じで貝がぽこぽこ開いていくのがかわいい。
パウエルクワック。
先日、購入したこのグラスだ。こういうときにこそ活躍していただこう。
真鯛のカルパッチョ。
真鯛のさくは斜めに2mm厚のそぎ切りにし、塩、胡椒、レモン。オリーブオイルを回しかけて、小ねぎを散らす。
このへんから白ワインへ。
ワインは『コノスル』である。
パスタはカルボナーラである。
さすがに、ちょっと重くなってきた。
眠気に耐えきれず、1名脱落。
「カルボナーラ、チンして持って帰ってもいい?」
―いいけど、持って帰ってからチンしたほうがいいと思うよ。
さて、このあとまだ続くのである。
茄子のパルミジャーナ。ここから赤ワイン。
茄子が見えない。
余談だが、今年オーブンを買い替えた。東芝の石窯オーブンのやつだ。新しいオーブンはやっぱりいい。
写真を撮っていないのだが、コエドは『伽羅』が一番好みだった。
写真の『紅赤』は、なんと金時紅赤(さつまいも)が使われている、甘めのビール。たしかにお芋の香りがした。
パルミジャーナの時点で、もう1名脱落。すやすやとよく眠っている。
話題は、吉野家の『ネギだく』、西友の店員(僕たちには西荻窪店にお気に入りの店員さんがいるのだ)、マルケス『予告された殺人の記録』、空気公団、父の奇行、N・ベイカー『中二階』、インドカレー屋さんの接客が素敵であること。
などなど。
翌朝、内装工事の業者さんが来たのだが、彼が来てもまだみんな寝ていた。
しりとり、という遊びについて、僕はどうもひとかたならぬ興味をそそられるようである。
数年前、いとうせいこうの番組で『虎の門』というのがあった。その中に『しりとり竜王戦』という企画があって、愉しみに見ていた。
さて、先日のことだ。
帰り道、ある母娘が歩いているところを、僕が追い抜こうとする、という状況だった。女の子は10歳前後だろうか。お母さんはやや肥満気味だ。どうやら、お母さんがその贅肉を落とすために、ウォーキングをしていて、それに娘が付き合って歩いているような格好と思われた。
悲しいかな、運動のためのウォーキングなのに、僕がふつうに歩く速度のほうが速い。お母さんはふうふう言いながら歩いているのに、女の子はスキップするようにぴょんぴょん跳ねている。
そして、僕がその母娘を追い抜こうと、右斜め後2mほどに差し掛かったあたりで、ふたりの会話が聞こえてきた。初め、何か言い争いでもしているのかと思った。お母さんがうんざりしたような声で「もう、いい加減にしてよね」とか何とか言っている。
ふたりはしりとりをしていた。
なるほど、退屈なウォーキング中、気を紛らすためにしりとりをしていたのだ。しかし娘は小学3年生くらいであろう。きっとしりとりなんてつまらないのだ。
娘:「いちご」
母:「ゴリラ」
娘:「ライオン と いちご」
母:「ちょっとー。もー。ゴミばこ」
娘:「コアラ みたいな いちご」
母:「もー!」
女の子は狼藉の限りを尽くして、母を『ご』攻めにしていた。
僕は気になって、歩く速度を緩め、彼女らの右斜め後2mの距離を維持し、ふたりのやりとりに聴き入っていた。
娘の『ご』攻めは20秒足らずで終了した。飽きたのだろう。やがて通常のしりとりに戻っていった。
女の子が「ダチョウ」といったその時である。お母さんの口から聞き捨てならない単語が飛び出した。
母:「う*こ」
お分かりのことと思うが、これは排泄物(大)を意味する日本語であり、いつの世も小学生、分けても低学年の児童には格好の餌食となる単語である。
僕は、視界の左右から暗闇が迫ってくるのを感じた。目の奥のほうが圧迫されるように軽く疼き始めた。
いけない、お母さん。そんなことを言ったらその娘の狼藉に拍車がかかるだけだ。収拾がつかなくなるかもしれない。10歳(予想)の子どもにそんなことを言うのは危険極まりない行為だ。
しかし、女の子は間髪を入れずこう言った。
娘:「こだま。」
!
スルーした!
…こだま?
木霊!
山や谷で、声が反響して返ってくるあの現象。しかもそれを樹木の精霊に譬えた、美しい日本語だ。
僕は驚きを禁じ得ない。
もしかしたら、この母娘にとっては日常的なことなのかもしれない。お母さんが「う*こ」を口にするのがごくありふれたことで、娘にとっては取るに足らないことなのか。または母娘間の機微で母の「しまった」を敏感に察知した娘が、この気まずい空気を払拭するために、敢えて何事もなかったかを装うという機智に富んだ反応だったか。あるいは「その下品な言葉、そのままあなたにお返しするわ」といった含みを持たせた、回りくどい面当てか。
僕にはいずれとも判断がつかない。
軽い眩暈を覚えたところで、アパートの前に着いた。
そんな夜。冬瓜を煮た。
南の瓜と書いてかぼちゃ。西はスイカ。
しかし、冬の瓜と書くこのトウガンの旬は、夏である。
冬瓜は皮を剥き、種をスプーンで掻き取り、ざくざくと切る。
鍋にだし汁を沸かし、鶏もも肉を入れ、煮る。
冬瓜を入れ、酒を入れたら、冬瓜がやわらかくなるまで煮る。
さっぱりとした塩味にしたいので、砂糖は使わない。
冬瓜が煮えたら、塩で味をつける。
味のほとんどを塩で決め、香りづけ程度に薄口醬油を加える。
最後に、少し味醂。甘くなりすぎないように。
きれいに煮えた冬瓜は、うすい半透明の翡翠色だ。
なんときれいな色か。
あと2品。
もやしと細切りの白ネギ、豚バラ肉の炒め物。
バラ肉は炒めて取り出し、もやしとネギを炒め、酒、塩、胡椒。バラ肉を戻し、濃口醬油。最後に胡麻油をひとまわしかけて香りをつける。
お皿に盛ったら、胡椒を挽く。
そして焙ったお揚げ。
焙ったら、甘めの味噌ダレをうすく塗って、白髪ネギを乗せる。
お揚げは、ほんとうは生姜醤油にしようと思っていた。しかし、生姜の買い置きがなかったのである。そこで急遽味噌ダレに変更。
実は味噌ダレは、作り置きが常備してあるのだ。
酒を煮立て、砂糖を溶かし、そこに味噌を入れて、醬油をひとたらし。
それを煮詰める。
味噌だし、冷蔵しておけば長く持つのでこういうときに重宝するのだ。胡瓜を買ってきて、つけただけでもおいしい。
お酒は、三千盛純米。いつものお酒である。
冷やで。このメニューはお酒がすすんで困った。
しかもこの片口が大ぶりで、かるく2合は入るのだ。
冬瓜の煮物は、さっぱりとおいしくできた。もやしとネギのシャキシャキも気持ちがいい。生姜の買い置きがなかったけれど、作り置きの味噌ダレで、お揚げはいつもよりちょっとだけ豪華版になった。
味噌ダレを常備しておく周到さに、我ながらなかなかじゃないかと、ひとり悦に入る。
そうして、あとで
さみしくなって
「おいしいね」っていうと、
「おいしいね」っていう。
こだまでしょうか。
数年前、いとうせいこうの番組で『虎の門』というのがあった。その中に『しりとり竜王戦』という企画があって、愉しみに見ていた。
さて、先日のことだ。
帰り道、ある母娘が歩いているところを、僕が追い抜こうとする、という状況だった。女の子は10歳前後だろうか。お母さんはやや肥満気味だ。どうやら、お母さんがその贅肉を落とすために、ウォーキングをしていて、それに娘が付き合って歩いているような格好と思われた。
悲しいかな、運動のためのウォーキングなのに、僕がふつうに歩く速度のほうが速い。お母さんはふうふう言いながら歩いているのに、女の子はスキップするようにぴょんぴょん跳ねている。
そして、僕がその母娘を追い抜こうと、右斜め後2mほどに差し掛かったあたりで、ふたりの会話が聞こえてきた。初め、何か言い争いでもしているのかと思った。お母さんがうんざりしたような声で「もう、いい加減にしてよね」とか何とか言っている。
ふたりはしりとりをしていた。
なるほど、退屈なウォーキング中、気を紛らすためにしりとりをしていたのだ。しかし娘は小学3年生くらいであろう。きっとしりとりなんてつまらないのだ。
娘:「いちご」
母:「ゴリラ」
娘:「ライオン と いちご」
母:「ちょっとー。もー。ゴミばこ」
娘:「コアラ みたいな いちご」
母:「もー!」
女の子は狼藉の限りを尽くして、母を『ご』攻めにしていた。
僕は気になって、歩く速度を緩め、彼女らの右斜め後2mの距離を維持し、ふたりのやりとりに聴き入っていた。
娘の『ご』攻めは20秒足らずで終了した。飽きたのだろう。やがて通常のしりとりに戻っていった。
女の子が「ダチョウ」といったその時である。お母さんの口から聞き捨てならない単語が飛び出した。
母:「う*こ」
お分かりのことと思うが、これは排泄物(大)を意味する日本語であり、いつの世も小学生、分けても低学年の児童には格好の餌食となる単語である。
僕は、視界の左右から暗闇が迫ってくるのを感じた。目の奥のほうが圧迫されるように軽く疼き始めた。
いけない、お母さん。そんなことを言ったらその娘の狼藉に拍車がかかるだけだ。収拾がつかなくなるかもしれない。10歳(予想)の子どもにそんなことを言うのは危険極まりない行為だ。
しかし、女の子は間髪を入れずこう言った。
娘:「こだま。」
!
スルーした!
…こだま?
木霊!
山や谷で、声が反響して返ってくるあの現象。しかもそれを樹木の精霊に譬えた、美しい日本語だ。
僕は驚きを禁じ得ない。
もしかしたら、この母娘にとっては日常的なことなのかもしれない。お母さんが「う*こ」を口にするのがごくありふれたことで、娘にとっては取るに足らないことなのか。または母娘間の機微で母の「しまった」を敏感に察知した娘が、この気まずい空気を払拭するために、敢えて何事もなかったかを装うという機智に富んだ反応だったか。あるいは「その下品な言葉、そのままあなたにお返しするわ」といった含みを持たせた、回りくどい面当てか。
僕にはいずれとも判断がつかない。
軽い眩暈を覚えたところで、アパートの前に着いた。
そんな夜。冬瓜を煮た。
南の瓜と書いてかぼちゃ。西はスイカ。
しかし、冬の瓜と書くこのトウガンの旬は、夏である。
冬瓜は皮を剥き、種をスプーンで掻き取り、ざくざくと切る。
鍋にだし汁を沸かし、鶏もも肉を入れ、煮る。
冬瓜を入れ、酒を入れたら、冬瓜がやわらかくなるまで煮る。
さっぱりとした塩味にしたいので、砂糖は使わない。
冬瓜が煮えたら、塩で味をつける。
味のほとんどを塩で決め、香りづけ程度に薄口醬油を加える。
最後に、少し味醂。甘くなりすぎないように。
きれいに煮えた冬瓜は、うすい半透明の翡翠色だ。
なんときれいな色か。
あと2品。
もやしと細切りの白ネギ、豚バラ肉の炒め物。
バラ肉は炒めて取り出し、もやしとネギを炒め、酒、塩、胡椒。バラ肉を戻し、濃口醬油。最後に胡麻油をひとまわしかけて香りをつける。
お皿に盛ったら、胡椒を挽く。
そして焙ったお揚げ。
焙ったら、甘めの味噌ダレをうすく塗って、白髪ネギを乗せる。
お揚げは、ほんとうは生姜醤油にしようと思っていた。しかし、生姜の買い置きがなかったのである。そこで急遽味噌ダレに変更。
実は味噌ダレは、作り置きが常備してあるのだ。
酒を煮立て、砂糖を溶かし、そこに味噌を入れて、醬油をひとたらし。
それを煮詰める。
味噌だし、冷蔵しておけば長く持つのでこういうときに重宝するのだ。胡瓜を買ってきて、つけただけでもおいしい。
お酒は、三千盛純米。いつものお酒である。
冷やで。このメニューはお酒がすすんで困った。
しかもこの片口が大ぶりで、かるく2合は入るのだ。
冬瓜の煮物は、さっぱりとおいしくできた。もやしとネギのシャキシャキも気持ちがいい。生姜の買い置きがなかったけれど、作り置きの味噌ダレで、お揚げはいつもよりちょっとだけ豪華版になった。
味噌ダレを常備しておく周到さに、我ながらなかなかじゃないかと、ひとり悦に入る。
そうして、あとで
さみしくなって
「おいしいね」っていうと、
「おいしいね」っていう。
こだまでしょうか。
先日の電話は、友人からであった。
今、近くにいるんだけど行ってもいい?いいよ。散らかってるけど。
そんなふうにして遊びに来た友人が、かぼちゃやらトマトやらを置いて帰って行った。
一方、実家からはハムが届いた。
こんなハムだ。
ペッパーハム。
そして、冷蔵庫の中にいつだったか買ったローズマリーが、そろそろ使ってくれよって顔をしている。
そんなわけで、かぼちゃとトマトとハムとローズマリーで本日のごはんである。買い物なし。
トマトは湯剥き*する。
白ワインをふり入れる。かき混ぜながらワインの水分を飛ばす。
パスタの茹で汁を入れて、フライパンをゆすり、乳化させる。
トマトを入れる。
塩、胡椒で味を調える。
茹で上がったパスタを和えて、完成。
一方、かぼちゃは電子レンジで軽く加熱してから、焼き網で焦げ目がつくまで焼き、塩、胡椒、オリーブオイル。
マスタードマヨネーズを添えた。
そういえば、かぼちゃってあんまり料理したことないのである。
ハムと生トマトのスパゲティー。
鶏肉やじゃがいもだと、ローズマリーとの相性が抜群で、これがないとね、という感じである。
ハムとトマトの場合は、おいしいけどなくても構わないかな、と思った。
ハムもトマトもそれぞれ香りが強い。おそらく生バジルだったらもっと引き立てあったかなと思う。
もらいものをふんだんに使って、本日は材料費ほぼゼロである。
友人と家族に感謝しつつ、5月最後の食事。
今、近くにいるんだけど行ってもいい?いいよ。散らかってるけど。
そんなふうにして遊びに来た友人が、かぼちゃやらトマトやらを置いて帰って行った。
一方、実家からはハムが届いた。
こんなハムだ。
ペッパーハム。
そして、冷蔵庫の中にいつだったか買ったローズマリーが、そろそろ使ってくれよって顔をしている。
そんなわけで、かぼちゃとトマトとハムとローズマリーで本日のごはんである。買い物なし。
トマトは湯剥き*する。
*便宜上、『湯剥き』と書いたが、実際はコンロの火で皮が黒くなるまで焼いて剥いている。『焼き剥き』である。
白ワインをふり入れる。かき混ぜながらワインの水分を飛ばす。
パスタの茹で汁を入れて、フライパンをゆすり、乳化させる。
トマトを入れる。
塩、胡椒で味を調える。
茹で上がったパスタを和えて、完成。
一方、かぼちゃは電子レンジで軽く加熱してから、焼き網で焦げ目がつくまで焼き、塩、胡椒、オリーブオイル。
マスタードマヨネーズを添えた。
そういえば、かぼちゃってあんまり料理したことないのである。
ハムと生トマトのスパゲティー。
鶏肉やじゃがいもだと、ローズマリーとの相性が抜群で、これがないとね、という感じである。
ハムとトマトの場合は、おいしいけどなくても構わないかな、と思った。
ハムもトマトもそれぞれ香りが強い。おそらく生バジルだったらもっと引き立てあったかなと思う。
もらいものをふんだんに使って、本日は材料費ほぼゼロである。
友人と家族に感謝しつつ、5月最後の食事。
風が強い一日だった。
朝、ああまた雨だなと思っていたら、強い風が雲を吹き飛ばしてしまった。
実は、強い風が大好きである。息ができなくらい強い風が、たまには吹けばいい。毎日でもいい。
本日はカルボナーラである。
ほんとうのカルボナーラは、生クリームは使わず、たまごだけでいくらしい。そして当然、ベーコンではなく、パンチェッタを使う。
しかしながら、僕はこのカルボナーラを、もう10年も作り続けてきたのだ。
そして、僭越ながらみんな褒めてくれる。おいしい、と。
そこで、最近明記することが多くなった、レシピつきでカルボナーラをお届けする。ベーコンを使い、生クリームも使うカルボナーラ。
レシピは、大盛りふたり分である。
【材料】
・ベーコン 120g
・生クリーム 200ml
・牛乳 50ml
・パルミジャーノ・レッジャーノのすりおろし 大さじ5
・卵黄 2個分
・胡椒(できればミルで挽いたもの)
・オリーブオイル 大さじ1
・スパゲティー 300g
カルボナーラには、白身は使わないほうがいい。ぼそぼそとそぼろ状になってしまうからだ。胡椒はできるだけ、ミルで挽いた挽きたてをお薦めしたい。鮮烈な黒胡椒の香りが、カルボナーラのとっても重要な要素だと思うからだ。
この分量をみてお分かりの方もいるかもしれない。できあがりはかなり濃厚である。
ベーコンは拍子木切り。
ボウルに、卵黄、パルミジャーノ、胡椒。
そして、生クリームと牛乳。
生クリームのパックの内側に残っているのがもったいない気がするので、牛乳を生クリームのパックに入れて、よくふって入れる。
よくかき混ぜておく。
ソースはこれだけだ。
フライパンにオリーブオイルを温め、ベーコンを炒めていく。
ベーコンから脂が出てくるので、それを全部出し切るつもりで炒める。
こんな感じだ。カリカリのベーコン。
パスタの茹で汁を加え、フライパンをゆすって乳化させる。
茹で上がった麺を加え、しっかり和える。
ベーコンから出た汁と脂をパスタにしっかり絡める感じで。
ソースを入れる。
チーズと胡椒が沈殿しているので、入れる前にもう1回かき混ぜてから。
中弱火で温めながら、ソースがとろりとしてくるまでしっかり混ぜる。
器に盛ったら、さらに胡椒を挽いて完成。
カルボナーラは簡単で、とってもおいしい。
お湯を沸かしている間にベーコンを刻んで、ソースを混ぜておけば、10分足らずで調理が終わる。
本日はビール。
カルボナーラとは炭焼き職人風の意味で、この胡椒を炭の粉に見立てた、という説があるという。
なるほど。
本日はamazon経由でCDが届いたのだ。
先日のガル・コスタと同時に注文したけれど、中古CDなので到着が遅かった分である。
当ブログにコメントを下さるnaoさんのお薦め盤。
さて、これは大名盤である。
アレンジが、リズムを中心にして装飾を落としたすごくモダンな音で、そこに円熟のガルのヴォーカル。至福です。ビール飲みながら、ひとりで聴くのに最高に心地よい音楽。
リズムのみに近いアレンジだから、余計にそう思ったのかも知れないけれど、これを聴いていてすごく感じたのが、『リズムの訛り』。
同じウィンナ・ワルツを演奏しても、ウィーン・フィルだとウィーンっ子の訛りが出るのだという。リズムに。
この感じはたぶんブラジルの人にしか出せない。重心が重くて、少しつっかかるような独特のリズム感が何とも気持ちがよい。
そして、カエターノ・ヴェローゾ作曲の『ERRÁTICA』。とっても美しいメロディーにまいった。
ここのところ、どうもブラジルづいている。
梅雨だし。気持ちのいい音楽がいい。
朝、ああまた雨だなと思っていたら、強い風が雲を吹き飛ばしてしまった。
実は、強い風が大好きである。息ができなくらい強い風が、たまには吹けばいい。毎日でもいい。
本日はカルボナーラである。
ほんとうのカルボナーラは、生クリームは使わず、たまごだけでいくらしい。そして当然、ベーコンではなく、パンチェッタを使う。
しかしながら、僕はこのカルボナーラを、もう10年も作り続けてきたのだ。
そして、僭越ながらみんな褒めてくれる。おいしい、と。
そこで、最近明記することが多くなった、レシピつきでカルボナーラをお届けする。ベーコンを使い、生クリームも使うカルボナーラ。
レシピは、大盛りふたり分である。
【材料】
・ベーコン 120g
・生クリーム 200ml
・牛乳 50ml
・パルミジャーノ・レッジャーノのすりおろし 大さじ5
・卵黄 2個分
・胡椒(できればミルで挽いたもの)
・オリーブオイル 大さじ1
・スパゲティー 300g
カルボナーラには、白身は使わないほうがいい。ぼそぼそとそぼろ状になってしまうからだ。胡椒はできるだけ、ミルで挽いた挽きたてをお薦めしたい。鮮烈な黒胡椒の香りが、カルボナーラのとっても重要な要素だと思うからだ。
この分量をみてお分かりの方もいるかもしれない。できあがりはかなり濃厚である。
ベーコンは拍子木切り。
ボウルに、卵黄、パルミジャーノ、胡椒。
そして、生クリームと牛乳。
生クリームのパックの内側に残っているのがもったいない気がするので、牛乳を生クリームのパックに入れて、よくふって入れる。
よくかき混ぜておく。
ソースはこれだけだ。
フライパンにオリーブオイルを温め、ベーコンを炒めていく。
ベーコンから脂が出てくるので、それを全部出し切るつもりで炒める。
こんな感じだ。カリカリのベーコン。
パスタの茹で汁を加え、フライパンをゆすって乳化させる。
茹で上がった麺を加え、しっかり和える。
ベーコンから出た汁と脂をパスタにしっかり絡める感じで。
ソースを入れる。
チーズと胡椒が沈殿しているので、入れる前にもう1回かき混ぜてから。
中弱火で温めながら、ソースがとろりとしてくるまでしっかり混ぜる。
器に盛ったら、さらに胡椒を挽いて完成。
カルボナーラは簡単で、とってもおいしい。
お湯を沸かしている間にベーコンを刻んで、ソースを混ぜておけば、10分足らずで調理が終わる。
本日はビール。
カルボナーラとは炭焼き職人風の意味で、この胡椒を炭の粉に見立てた、という説があるという。
なるほど。
本日はamazon経由でCDが届いたのだ。
先日のガル・コスタと同時に注文したけれど、中古CDなので到着が遅かった分である。
当ブログにコメントを下さるnaoさんのお薦め盤。
さて、これは大名盤である。
アレンジが、リズムを中心にして装飾を落としたすごくモダンな音で、そこに円熟のガルのヴォーカル。至福です。ビール飲みながら、ひとりで聴くのに最高に心地よい音楽。
リズムのみに近いアレンジだから、余計にそう思ったのかも知れないけれど、これを聴いていてすごく感じたのが、『リズムの訛り』。
同じウィンナ・ワルツを演奏しても、ウィーン・フィルだとウィーンっ子の訛りが出るのだという。リズムに。
この感じはたぶんブラジルの人にしか出せない。重心が重くて、少しつっかかるような独特のリズム感が何とも気持ちがよい。
そして、カエターノ・ヴェローゾ作曲の『ERRÁTICA』。とっても美しいメロディーにまいった。
ここのところ、どうもブラジルづいている。
梅雨だし。気持ちのいい音楽がいい。
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おすすめ音楽
『Pocketful of Poetry』
Mindy Gledhill
この数ヶ月、僕は「ミンディ・グレッドヒルは分かってる!」と叫び続けてきた。この人のアルバムからはポップってのはこういうものさ、という自信が滲み出ていると思う。tr. 2『Trouble No More』がツボ中のツボ。僕の好物ばっかりいっぱい詰まってる。決して大袈裟な表現ではなく、棄て曲なし、最高に幸せな30分あまり。
『D'ACCORD』
SERGE DELAITE TRIO with ALAIN BRUEL
アトリエサワノのピアノトリオが大好きです。2枚同時発売のうちの1枚。これはピアノトリオにアコーディオンを加えた演奏。明るい休日のランチ。冷えた白ワイン飲みたくなる感じ。
J.S. Bach/Goldberg Variations
Simone Dinnerstein
ゴルトベルク変奏曲からグールドの影を拭いきれないのは仕方がない。この人の演奏には”脱・グールド”みたいな気負いはなく、曲に対してもグールドに対しても愛情に満ちていて、丁寧で、やさしくてすごく好きです。
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プロフィール
HN:
セキヤ
年齢:
47
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男性
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1977/05/04
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会社員
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料理
自己紹介:
憂いのAB型
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ひとくちメモ
心のメモ(10月)
腰が痛い/引っ越そうと思っている/ハナレグミのライブに行ったらスチャダラが出てきて『今夜はブギー・バック』を歌った/10年ぶりくらいでエヴィスのジーンズを買った/西荻のカフェ『11(イレブン)』が11/11で閉店。残念です/会社のPCがクラッシュ。困った/羊頭狗肉を本当に行っていた店がモスクワにあった/
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心のメモ(11月)
腰痛から完全復帰/コンパクトマクロレンズを買った/焙じ茶をよく飲んでいる/イライラした/海鮮丼うまい/西荻新居ついに今週末契約/人のせいにするのはよくないと思う/引越し完了/友人の存在をありがたく思う/ネットがつながるまで3週間くらいかかるらしい/連日の深夜まで及ぶ片付け作業で眠い/寒くなってきたので湯たんぽを出した/
ひとくちメモ
心のメモ(12月)
吉祥寺のタワレコはヨドバシカメラの中に入ってからすっかり足が遠のいてしまった。前の方がよかったと思う/和室のコンセプトは『昭和』に/口に出して言うのはちょっと恥ずかしいのだが『亡き王女のためのパヴァーヌ』っていい曲だなあと思う/真心ブラザーズのライブに行った/
ひとくちメモ
心のメモ(2008年1月)
『相棒』スペシャルが面白かった/駅伝の『無念のリタイア』に弱い/もちつき大会に参加。楽しかった/3年以上使った携帯をついに機種変更/西荻在住の友人がお引越し。新居も西荻/『東京フレンズTHE MOVIE』という映画をみたが、数年ぶりに映画をみて涙を流した。情けなくて/最近西友の『冷凍食品4割引』の回数が異常に多い気がする/
ひとくちメモ
心のメモ(2月)
魚屋で刺身を買った帰りに化け猫に追いかけられるという夢を見たが、すげえ怖かった。でも逃げ切った/風が強かったので窓を開けて空気の入れ替えをしたら、部屋が砂だらけになった/しおかぜをほほにうけはだしでかけてく/ふりむけばしろいすなわたしのあしあと/洗濯物を干しているときに『大東京音頭』を口ずさんでいて自分でもびっくりした/無農薬のお米を買おうとしたが5kgで4000円近くしたので敢えなくあきらめた/
ひとくちメモ
心のメモ(3月)
『コンピューターおばあちゃん』を聴いて、ちょっと泣いた/久しぶりに中野に帰ったら『disk union』ができていた/
ひとくちメモ
心のメモ(4月)
気かつくと野菜ジュースの『♪びっくらこいーたー』を歌っている/間違えて『香りつき』のトイレットペーパーを買ってしまった/西荻デパート内の『魚正』が閉店。悲しい/家のすぐ近くで火事があった/表札がローマ字の家が嫌い/もう出ないんじゃないかと思っていた『たのしい中央線5』発売。即買いする/東京・天王洲アイル周辺で震度11の局地的大地震、という夢を見た/ガチャピンかムックかなら断然ムックだ/
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心のメモ(5月)
新企画『人間失格』の骨子固まる/頭が痛い/
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心のメモ(6月)
窓の外から演歌が聞こえる/ノドが痛い/『血の月曜日事件』起こる/PDFは『Portable Document Format』の頭文字であると知った/
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心のメモ(7月)
アパートのエントランスにヤモリがいた/友人宅で『聖☆おにいさん』を読んで爆笑/このブログを『ブリ買う』と呼んでいる人がいてちょっと嬉しかった/
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心のメモ(8月)
赤塚不二夫が死んだ/ソルジェニーツィンが死んだ/今年は蝉が少ないような気がする/パジャマを着て寝るようにした/家の近くで蜩(ひぐらし)が鳴いてた/神様、お願いだから僕の1日を36時間にしてください/ケメックスを割ってしまった/新しいケメックスを買ってきた/友人とipodを取替えっこして聴いていたら、談志の落語が入っていて感動した/
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心のメモ(9月)
中央線内に流れる相田みつをのコンテンツが異常にうざい/
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心のメモ(2008年10月)
マックの『ベーコンポテトパイ』が復活。とても嬉しい/ドムドーラを忘れるな/『三年目の浮気』を美女とデュエットするのが夢だ/
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心のメモ(2008年11月)
にわとり文庫に行ったらネコがいた/『e+』一時閉店。残念です/
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心のメモ(2008年12月)
自転車のベルを無闇に鳴らす人間が大嫌いだ/寒くなってきたので湯たんぽを出した/年末に仕事を追い込むつもりが、自分が追い込まれた/このままだと水道を止められてしまう/
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心のメモ(2009年1月)
『相棒』スペシャルが面白かった/分度器が欲しい/嵐のような一週間だった/もうダメだ/いや、そうでもないかも/
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心のメモ(2009年5月)
このブログをFirefoxで見てる人が10%を突破した/『1Q84』は発売日にゲットしたがまだ手をつけない/
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心のメモ(2009年6月)
檀さん、大和田さん、檀さん/笑った拍子にオナラが出た/玉の湯が廃業。超・残念/
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心のメモ(2010年3月)
まねきねこダック全否定/素敵なスリッパを買った/愛用の『シルク石鹸』メーカー製造中止。寂しい限りだ/強風に煽られてジャージの下が行方不明/
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心のメモ(2010年4月)
やましげ校長の退任がほんとうに寂しいです/
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心のメモ(2010年11月)
「返しにきたよ。」友人が持ってきてくれた傘にまるで見覚えがない。/奥田民生が『茜色の夕日』を歌っている動画を見て泣いた/カゼをひきました/
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心のメモ(2010年12月)
六本木『ABBEY ROAD』で"The Parrots"のライブに感動/
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心のメモ(2011年1月)
我が家もついに地デジ化/
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心のメモ(2011年3月)
武道館にくるりのライブを見に行った/震災当日、荻窪まで4時間くらいかけて帰ってきた/
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心のメモ(2011年5月)
J・アーヴィング『また会う日まで』読了/そろそろストーブをしまおうかと思っている/靴下の左右を揃える手間を省くためすべて同じ柄にするという新発想/『ニルスのふしぎな旅』DVDセット購入/
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心のメモ(2011年7月)
甚平を買った/坂本屋が復活してた/『いいとも打ち切り』ってあって思わず東スポを買ってしまった/魁皇関、おつかれさまでした/
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心のメモ(2012年3月)
松本大洋の『Sunny』がすごい/やっぱタモさんはすげえや/
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心のメモ(2012年4月)
洗濯機を買い替えた/『anan』表紙のしょこたんにどうしても目を奪われてしまう/
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心のメモ(2013年4月)
2年ぶりくらいにひどいカゼをひいた/
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心のメモ(2013年8月)
個人的空耳アワード2013は『金玉をつけないでよ』に決定/
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心のメモ(2014年7月)
野々村県議の会見はたしかに笑ったが、どうにも後味が悪い/
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心のメモ(2014年9月)
カイン・ハイウィンドに2度も裏切られた/
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心のメモ(2014年10月)
虫歯治療中/『ちいさこべえ』の”りつ”が超かわいい/
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心のメモ(2014年11月)
ぐんまちゃん、おめでとう/中野サンプラザにくるりを聴きに行った/
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心のメモ(2014年12月)
やりきれない出来事が多すぎる/『天城越え』という歌はよく聴くとじつに陳腐だ/
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心のメモ(2015年1月)
初詣は日本橋の小網神社に出掛けた/『相棒』スペシャルはいまいちだった/箱根駅伝を走る選手が眉毛を整えているのを見るとちょっと鼻白む/