トマトを買いに出かけて、なんとなく立ち寄った魚屋さんで、あんまりいいブリがあったので買う。照り焼きもいいけれど、こっくりと煮物もいいなあと思って大根を買って帰る。
帰ってきて思う。僕はブリを買うつもりじゃなかったんだ。
会社でワインのサイトを見ていたら(もちろん仕事で)、気になる企画を発見した。
毎月、飲みごろのボルドーのワインが2本ずつ届く、というのだ。1年間のコースで。
ワインを買う時に3,000円を超えるようなものを買うのはちょっとした勇気が必要である。でも、たまにはいいよなとも思う。
1本1,000円を切るワインでも、ほんとうにおいしいのが増えたな、と思う今日この頃ではあるが、やはりヨーロッパの(特にフランスの)ワインはいいよね、というのが本音である。
とりあえず、会社でこれよくない?的な話をして、ああ、いいですねというような返事をもらってから少し思い悩む。申し込むかな。やめよかな。
18時30分をリミットに設定して、その時点で気持が揺らいでいなければ申し込むことにする。
当然申し込むことになる。
これがそのワインである。
だいたいが90年代後半である。クリュ・ブルジョワ※1も混ざっている。
毎月お楽しみワインがある。2本ずつ。
なんと素晴らしい生活だろう。
月々6,000円とちょっと。まあ、いいんじゃないか。贅沢万歳である。
ほんとうは、誰かを呼んでわいわいやるのも愉しいだろうと思ってはいた。
しかしながら今回は自分だけで飲むことにする。
許してほしい。
雪混じりの雨が降る、寒い土曜日である。
この週末は、やらなくてはいけないことがあるので出社。
帰り道、ずっと頭の中にいて静かに僕を刺激するのはあのワインである。騒ぐ、というではない。静かに座っているのだ。でも消えることはない。そして聞こえるか聞こえないかくらいの声で僕をずっとを焚きつけていた。ねえ、いいんじゃないの?寒い夜だし。部屋をいつもより暖かくして。ワインの酔いは華やぐわよ、と。
西荻に辿り着くころには、僕はもうすっかりその気である。
チキンソテーにしようと思った。にんにくの香りが効いたトマトソースで、それもスライスチーズが載ってるやつだ。
まずは前菜を兼ねたつけ合わせとして、グリーンピースと鶏ささみのマスタードマヨネーズ和えを作る。
茹でたグリーンピースとささみを、茹で汁、マスタード、マヨネーズ、牛乳少々、塩、胡椒を混ぜたソースで和える。
トマトソースを作る。
まずはアーリオオーリオ。
みじん切りにしたたまねぎを入れ、じっくり炒める。
手で潰したホールトマトを入れる。
じっくり煮込んで、塩・胡椒で味を調える。
全体の量が半分くらいになったら、トマトソースは完成。
鶏もも肉は、余分な脂を取り除き、塩・胡椒しておく。
フライパンにオリーブオイルとにんにく、ローズマリーを入れて弱火で熱し、香りを油に移す。
にんにくとローズマリーはいったん取り出す。
鶏肉を皮面から焼きつける。
白ワインをふり、水分を飛ばす。
耐熱皿に移し、オーブンへ。
家のオーブンでは200℃、15分。先ほど取り出しておいたにんにくとローズマリーも一緒に焼く。
じりじりと。
焼けるのを待つ。
焼けたら、スライスチーズを載せて、トマトソースをかけて完成。
完璧である。
焼き加減も、トマトソースも。そしてスライスチーズの醸し出す、ちょっと下世話な旨味もまた堪りません。
グリーンピースとささみも春っぽくていい。
パン。
パンが載っているこのお皿は、Spisa-Ribb。最近買ったお気に入りである。
深夜のスーパーにも、もう少しまともなパンを売っていてくれると助かるのだが、と思うが仕方がないか。
そしてワイン。
CHATEAU DU RETOUT 1998
これくらいこなれていると、いいですねえ。意外に甘みがあるけれど、全然いやな感じがしない。
華やぎます。いい気分に。
この日、東京の最高気温は5℃に届かなかったのだそうだ。2008年以来のことだ、とラジオで誰かが言っていた。冷蔵庫の中のほうが暖かいのだ。やれやれである。大手町でそんな具合なら、西のはずれ西荻窪はもっと寒いわけだ。
とはいえ、部屋でチキンを食べてワインを飲んでいるのであれば、外は寒いくらいのほうが却っていい気分だ。恣意的な意見だが。
さて、久しぶりの更新となった『ブリを買うつもりじゃなかった』です。
僕は至って元気ですし(今年の初めに新型インフルエンザに罹りましたが)それなりに料理もしています。
更新が滞って、みなさまにご心配をおかけしたようで申し訳なく思っております。
これからもゆるやかに更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
溜まりに溜まったコメントへのお返事はこれからぽつぽつとしていきますので、どうぞ気を長く持って、お待ちください。
毎月、飲みごろのボルドーのワインが2本ずつ届く、というのだ。1年間のコースで。
ワインを買う時に3,000円を超えるようなものを買うのはちょっとした勇気が必要である。でも、たまにはいいよなとも思う。
1本1,000円を切るワインでも、ほんとうにおいしいのが増えたな、と思う今日この頃ではあるが、やはりヨーロッパの(特にフランスの)ワインはいいよね、というのが本音である。
とりあえず、会社でこれよくない?的な話をして、ああ、いいですねというような返事をもらってから少し思い悩む。申し込むかな。やめよかな。
18時30分をリミットに設定して、その時点で気持が揺らいでいなければ申し込むことにする。
当然申し込むことになる。
これがそのワインである。
だいたいが90年代後半である。クリュ・ブルジョワ※1も混ざっている。
※1 クリュ・ブルジョワ―グラン・クリュに次ぐ格付け。詳細は知りません。
毎月お楽しみワインがある。2本ずつ。
なんと素晴らしい生活だろう。
月々6,000円とちょっと。まあ、いいんじゃないか。贅沢万歳である。
ほんとうは、誰かを呼んでわいわいやるのも愉しいだろうと思ってはいた。
しかしながら今回は自分だけで飲むことにする。
許してほしい。
雪混じりの雨が降る、寒い土曜日である。
この週末は、やらなくてはいけないことがあるので出社。
帰り道、ずっと頭の中にいて静かに僕を刺激するのはあのワインである。騒ぐ、というではない。静かに座っているのだ。でも消えることはない。そして聞こえるか聞こえないかくらいの声で僕をずっとを焚きつけていた。ねえ、いいんじゃないの?寒い夜だし。部屋をいつもより暖かくして。ワインの酔いは華やぐわよ、と。
西荻に辿り着くころには、僕はもうすっかりその気である。
チキンソテーにしようと思った。にんにくの香りが効いたトマトソースで、それもスライスチーズが載ってるやつだ。
まずは前菜を兼ねたつけ合わせとして、グリーンピースと鶏ささみのマスタードマヨネーズ和えを作る。
茹でたグリーンピースとささみを、茹で汁、マスタード、マヨネーズ、牛乳少々、塩、胡椒を混ぜたソースで和える。
トマトソースを作る。
まずはアーリオオーリオ。
みじん切りにしたたまねぎを入れ、じっくり炒める。
手で潰したホールトマトを入れる。
じっくり煮込んで、塩・胡椒で味を調える。
全体の量が半分くらいになったら、トマトソースは完成。
鶏もも肉は、余分な脂を取り除き、塩・胡椒しておく。
フライパンにオリーブオイルとにんにく、ローズマリーを入れて弱火で熱し、香りを油に移す。
にんにくとローズマリーはいったん取り出す。
鶏肉を皮面から焼きつける。
白ワインをふり、水分を飛ばす。
耐熱皿に移し、オーブンへ。
家のオーブンでは200℃、15分。先ほど取り出しておいたにんにくとローズマリーも一緒に焼く。
じりじりと。
焼けるのを待つ。
焼けたら、スライスチーズを載せて、トマトソースをかけて完成。
完璧である。
焼き加減も、トマトソースも。そしてスライスチーズの醸し出す、ちょっと下世話な旨味もまた堪りません。
グリーンピースとささみも春っぽくていい。
パン。
パンが載っているこのお皿は、Spisa-Ribb。最近買ったお気に入りである。
深夜のスーパーにも、もう少しまともなパンを売っていてくれると助かるのだが、と思うが仕方がないか。
そしてワイン。
CHATEAU DU RETOUT 1998
これくらいこなれていると、いいですねえ。意外に甘みがあるけれど、全然いやな感じがしない。
華やぎます。いい気分に。
この日、東京の最高気温は5℃に届かなかったのだそうだ。2008年以来のことだ、とラジオで誰かが言っていた。冷蔵庫の中のほうが暖かいのだ。やれやれである。大手町でそんな具合なら、西のはずれ西荻窪はもっと寒いわけだ。
とはいえ、部屋でチキンを食べてワインを飲んでいるのであれば、外は寒いくらいのほうが却っていい気分だ。恣意的な意見だが。
さて、久しぶりの更新となった『ブリを買うつもりじゃなかった』です。
僕は至って元気ですし(今年の初めに新型インフルエンザに罹りましたが)それなりに料理もしています。
更新が滞って、みなさまにご心配をおかけしたようで申し訳なく思っております。
これからもゆるやかに更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
溜まりに溜まったコメントへのお返事はこれからぽつぽつとしていきますので、どうぞ気を長く持って、お待ちください。
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「せめて横っちょの心のメモだけでも更新したまえ―。」
友人オサムは言った。
「いつ行っても、カリオストロのままだ―。」
誰だか忘れてしまったけれど、そう言われた。
申し訳ないと思う。
こんなふうにしている間に、2009年も終わってしまった。
いろいろ書くつもりだった。
8月の暑い盛りに毛ガニが降臨したこと。
ビートルズのリマスターが出たこと。
きのことベーコンと生トマトを炒めたらとてもおいしかったこと。
それから―
『ブリを買うつもりじゃなかった』が10万アクセスを突破したこと。
いつも見に来てくれる皆様、本当に申し訳ありません。
コメントを下さった皆様、遅くなっても必ずお返事しますので、待っててください。
僕は元気です。
あけましておめでとうございます。
友人オサムは言った。
「いつ行っても、カリオストロのままだ―。」
誰だか忘れてしまったけれど、そう言われた。
申し訳ないと思う。
こんなふうにしている間に、2009年も終わってしまった。
いろいろ書くつもりだった。
8月の暑い盛りに毛ガニが降臨したこと。
ビートルズのリマスターが出たこと。
きのことベーコンと生トマトを炒めたらとてもおいしかったこと。
それから―
『ブリを買うつもりじゃなかった』が10万アクセスを突破したこと。
いつも見に来てくれる皆様、本当に申し訳ありません。
コメントを下さった皆様、遅くなっても必ずお返事しますので、待っててください。
僕は元気です。
あけましておめでとうございます。
「おまちどおさま!」
「おー、うまそー!」
名作『ルパン三世 カリオストロの城』に出てくる、ミートボールのスパゲティー。
これについては以前書いた。
↓
カリオストロのスパゲティー
実はこのパスタ、ミートボールを作る(揚げ物をする)⇒パスタにする、という2段階なので、時間がかかるのである。
さて、こんなことを言いたくはないけれど、ここのところほんとうに忙しい。
だけど、生活のバランスも大事だと思うから、たまにはしっかり時間をかけてゆっくり料理をしようと思ったのだ。
前回の記事を調べてみたら、奇しくもちょうど1年前。この時期に作りたくなる料理なのかもしれないと思った。
まずはミートボールを作るところから始める。
みじん切りにしたたまねぎを炒める。
合挽き肉、炒めたたまねぎ、牛乳に浸したパン粉、たまご、塩、胡椒、ナツメグをしっかり混ぜ合わせる。
ボール型に成形して、揚げる。
ミートボールはこんな感じである。
もう、これだけでもおいしい。
ここからパスタに入る。
ごく基本的なトマトソースのスパゲティーに、ちょっとだけ甘みのケチャップを加える。
潰したにんにくをオリーブオイルで揚げるようにして、手で潰したホールトマトを加える。
ミートボールを加えて、ちょっと赤ワインを入れて煮込む。
ケチャップを加える。
これは個人的なイメージで、このパスタはちょっと甘めの味付けなんじゃないかと思うからである。
煮詰まってきたらパスタの茹で汁を加えてのばす。
塩、胡椒で味を調える。
茹で上がったパスタとしっかり和えて、完成。
カリオストロのスパゲティー。
ゆっくり、じっくり作る。
この飾らない味を味わうには、時間のゆとりと気持ちのゆとりを持たなくてはならない。
とりあえずは、これを食べ終わるまで他のことは全部忘れる。
このミートボールからは、幸せの味がしてくるのである。
このパスタに欠かせないものがひとつある。
それは、『藁にくるまったワイン』。
シチュエーションだって大事だ。
このワイン、こうして飲んでいると『ヨーロッパの小国の城下町の大衆食堂で出てくる、決して高級ではないけれどそこそこいけてるハウスワイン』の味がしてくるから不思議である(そんな経験をしたことはないですが)。
入梅が近いせいか、どうも天候が優れない。
パスタを食べながら聴いていたのはこの曲である。
『雨を見たかい?』―天気雨について唄ったこの曲。
季節の匂いに敏感なのが僕の美点だと、勝手に思っているわけであるが、最近忘れかけているように感じて猛省した次第である。
「おー、うまそー!」
名作『ルパン三世 カリオストロの城』に出てくる、ミートボールのスパゲティー。
これについては以前書いた。
↓
カリオストロのスパゲティー
実はこのパスタ、ミートボールを作る(揚げ物をする)⇒パスタにする、という2段階なので、時間がかかるのである。
さて、こんなことを言いたくはないけれど、ここのところほんとうに忙しい。
だけど、生活のバランスも大事だと思うから、たまにはしっかり時間をかけてゆっくり料理をしようと思ったのだ。
前回の記事を調べてみたら、奇しくもちょうど1年前。この時期に作りたくなる料理なのかもしれないと思った。
まずはミートボールを作るところから始める。
みじん切りにしたたまねぎを炒める。
合挽き肉、炒めたたまねぎ、牛乳に浸したパン粉、たまご、塩、胡椒、ナツメグをしっかり混ぜ合わせる。
ボール型に成形して、揚げる。
ミートボールはこんな感じである。
もう、これだけでもおいしい。
ここからパスタに入る。
ごく基本的なトマトソースのスパゲティーに、ちょっとだけ甘みのケチャップを加える。
潰したにんにくをオリーブオイルで揚げるようにして、手で潰したホールトマトを加える。
ミートボールを加えて、ちょっと赤ワインを入れて煮込む。
ケチャップを加える。
これは個人的なイメージで、このパスタはちょっと甘めの味付けなんじゃないかと思うからである。
煮詰まってきたらパスタの茹で汁を加えてのばす。
塩、胡椒で味を調える。
茹で上がったパスタとしっかり和えて、完成。
カリオストロのスパゲティー。
ゆっくり、じっくり作る。
この飾らない味を味わうには、時間のゆとりと気持ちのゆとりを持たなくてはならない。
とりあえずは、これを食べ終わるまで他のことは全部忘れる。
このミートボールからは、幸せの味がしてくるのである。
このパスタに欠かせないものがひとつある。
それは、『藁にくるまったワイン』。
シチュエーションだって大事だ。
このワイン、こうして飲んでいると『ヨーロッパの小国の城下町の大衆食堂で出てくる、決して高級ではないけれどそこそこいけてるハウスワイン』の味がしてくるから不思議である(そんな経験をしたことはないですが)。
入梅が近いせいか、どうも天候が優れない。
パスタを食べながら聴いていたのはこの曲である。
『HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN?』
(CREEDENCE CLEARWATER RIVIVAL)
(CREEDENCE CLEARWATER RIVIVAL)
『雨を見たかい?』―天気雨について唄ったこの曲。
季節の匂いに敏感なのが僕の美点だと、勝手に思っているわけであるが、最近忘れかけているように感じて猛省した次第である。
スーパーで小柱が目に入ったので、パスタにした。
ホタテはよく使うけれど、そういえば小柱は使ったことがないな、と思ったのだ。
小柱はバカ貝の貝柱という話である。青柳。
なかなか贅沢な感じじゃないか、と。
ホタテもアサリもそうだけれど、貝類のうまみは強い。おいしいスープをしっかり麺に絡めれば、きっとおいしいパスタになる。
小柱は軽く塩をしておく。
アスパラがあったので、それも入れることにする。
今くらいの時期は国産の細めのアスパラがおいしい。
にんにくと唐辛子のオイルを作る。
小柱を炒める。
これくらいのタイミングでパスタを茹で始める。
白ワインをふる。
ワインの水分が飛んだらパスタの茹で汁を加える。
フライパンをゆすって乳化させる。
塩、胡椒で味を調える。
パスタが茹で上がる2分前くらいに、アスパラを投入。麺と一緒に茹でると楽だ。
アスパラはシャキシャキしているのが好きなので、あまり茹で過ぎない。
茹で上がったパスタとアスパラをフライパンに入れて、しっかり和える。
小柱とアスパラガスのペペロンチーノ。
食べて思ったけれど、小柱のうまみはすごくしっかりしている。ホタテのそれに較べて、凝縮されている感じがした。
水っぽくないというか。
硬めに茹でたアスパラガスの歯ごたえもまたよし。
ビールは、プレミアムモルツ。
モルツなんて、好きじゃなかったのだけれど。
プレミアムには完全にやられました。
大好きです。
その後は、白ワインへ。
このパスタ。いかにも白ワイン、という感じである。
パスタ。久しぶりだ。
やっぱりおいしいな、と本気で思った。
ホタテはよく使うけれど、そういえば小柱は使ったことがないな、と思ったのだ。
小柱はバカ貝の貝柱という話である。青柳。
なかなか贅沢な感じじゃないか、と。
ホタテもアサリもそうだけれど、貝類のうまみは強い。おいしいスープをしっかり麺に絡めれば、きっとおいしいパスタになる。
小柱は軽く塩をしておく。
アスパラがあったので、それも入れることにする。
今くらいの時期は国産の細めのアスパラがおいしい。
にんにくと唐辛子のオイルを作る。
小柱を炒める。
これくらいのタイミングでパスタを茹で始める。
白ワインをふる。
ワインの水分が飛んだらパスタの茹で汁を加える。
フライパンをゆすって乳化させる。
塩、胡椒で味を調える。
パスタが茹で上がる2分前くらいに、アスパラを投入。麺と一緒に茹でると楽だ。
アスパラはシャキシャキしているのが好きなので、あまり茹で過ぎない。
茹で上がったパスタとアスパラをフライパンに入れて、しっかり和える。
小柱とアスパラガスのペペロンチーノ。
食べて思ったけれど、小柱のうまみはすごくしっかりしている。ホタテのそれに較べて、凝縮されている感じがした。
水っぽくないというか。
硬めに茹でたアスパラガスの歯ごたえもまたよし。
ビールは、プレミアムモルツ。
モルツなんて、好きじゃなかったのだけれど。
プレミアムには完全にやられました。
大好きです。
その後は、白ワインへ。
このパスタ。いかにも白ワイン、という感じである。
パスタ。久しぶりだ。
やっぱりおいしいな、と本気で思った。
5月5日はこどもの日である。
われわれにとってはただの休日である。
ミッシェル・ポルナレフの『Holidays』はなぜか『愛の休日』と訳される。
われわれにとってはどちらでも同じことだ。
さて、そんなこどもの日に僕たちは日本酒を楽しもうと集まったのである。今頃になってそんな前の話かよ、などと言う勿れ。
以前、友人が持ち込んだ地酒を愉しもう、というとってもオトナな企画なのである。
この日の主役はこいつ。
『ゑなのほまれ しぼりたて原酒』
フルーティーで甘め。だが、アルコールが19度くらいある。危険なお酒だ。すいすいっと杯を傾けてるうちに、見えてくる新世界。
「あぶない、せっきー。そっちに行っちゃダメだ。」
そんな声に引き戻される。
さて、この日はお品書きを用意したのである。
地酒を愉しもうというのだ。僕のテンションだって上がる。
メニューを組み立ててみて、果たして一晩でこれをこなせるのかが疑問だった。
この通りに進むのかどうか、が見どころである。
まずは前菜。
今回は前菜を3種盛り合わせにした。
『豆腐と枝豆としらすの和えもの』
おなじみである。
『白うりの浅漬け』
実は僕の大好物である。夏が近づいてくると出回るようになる。
夏が近い。
『するめの麹漬け』
日本酒には最高のアテである。
載せているのは、ブリキのトレイである。
このゴールデンウィーク中に手に入れた、素敵なトレイ。
続いて、『焼き野菜』
ただ焼いただけの野菜。塩・胡椒、しょうが醬油を添えてある。
蓮根、アスパラガス、いんげん、筍。
舞茸。
これも上記焼き野菜のひとつであるが、舞茸だけは甘めのつけだれでつけ焼きにする。あさつきを散らす。
『切り干し大根』
切り干しブームが訪れていたと見える。
「誰かに作ってもらいたい」などといいながら、自分でせっせと作って、人に振る舞っている。
『ごぼうと豆腐の煮物』
ごぼうを出汁で煮て、豆腐をくずし入れたまごでとじる。
三つ葉を散らす。
『だし巻きたまご』
何回作っても、だし巻きを作るときには緊張が走る。
こればかり作っていると、長生きできないんじゃないか、と思う。
『鶏もも肉の塩焼き』
このお皿は先日買い求めた、市川孝さんの耐火皿である。
フライパンで蒸し焼きにした鶏もも肉を、カンカンに熱したお皿で供する。
レモンを搾る。
『筍ごはん』
土鍋で炊いたので、おこげがあるのがうれしいが、少々焦げ過ぎたようである。
料理は、ここまで。
お品書きのメニューを全部出した。しかしながら、最後の筍ごはんを出した時、もうそろそろ夜明けも近いという頃であった。
この写真は、全部食べ終わったあと。
いい感じに乱れてます。
こどもの日なので、柏餅を買っておいた。
西荻の『青柳』という和菓子屋さんで、柏餅と麩まんじゅうを買ったのだ。
柏餅もさることながら、麩まんじゅうがとてもおいしかった。
そして、酔っ払ったあとのお茶もとてもおいしいと思った。
われわれにとってはただの休日である。
ミッシェル・ポルナレフの『Holidays』はなぜか『愛の休日』と訳される。
われわれにとってはどちらでも同じことだ。
さて、そんなこどもの日に僕たちは日本酒を楽しもうと集まったのである。今頃になってそんな前の話かよ、などと言う勿れ。
以前、友人が持ち込んだ地酒を愉しもう、というとってもオトナな企画なのである。
この日の主役はこいつ。
『ゑなのほまれ しぼりたて原酒』
フルーティーで甘め。だが、アルコールが19度くらいある。危険なお酒だ。すいすいっと杯を傾けてるうちに、見えてくる新世界。
「あぶない、せっきー。そっちに行っちゃダメだ。」
そんな声に引き戻される。
さて、この日はお品書きを用意したのである。
地酒を愉しもうというのだ。僕のテンションだって上がる。
メニューを組み立ててみて、果たして一晩でこれをこなせるのかが疑問だった。
この通りに進むのかどうか、が見どころである。
まずは前菜。
今回は前菜を3種盛り合わせにした。
『豆腐と枝豆としらすの和えもの』
おなじみである。
『白うりの浅漬け』
実は僕の大好物である。夏が近づいてくると出回るようになる。
夏が近い。
『するめの麹漬け』
日本酒には最高のアテである。
載せているのは、ブリキのトレイである。
このゴールデンウィーク中に手に入れた、素敵なトレイ。
続いて、『焼き野菜』
ただ焼いただけの野菜。塩・胡椒、しょうが醬油を添えてある。
蓮根、アスパラガス、いんげん、筍。
舞茸。
これも上記焼き野菜のひとつであるが、舞茸だけは甘めのつけだれでつけ焼きにする。あさつきを散らす。
『切り干し大根』
切り干しブームが訪れていたと見える。
「誰かに作ってもらいたい」などといいながら、自分でせっせと作って、人に振る舞っている。
『ごぼうと豆腐の煮物』
ごぼうを出汁で煮て、豆腐をくずし入れたまごでとじる。
三つ葉を散らす。
『だし巻きたまご』
何回作っても、だし巻きを作るときには緊張が走る。
こればかり作っていると、長生きできないんじゃないか、と思う。
『鶏もも肉の塩焼き』
このお皿は先日買い求めた、市川孝さんの耐火皿である。
フライパンで蒸し焼きにした鶏もも肉を、カンカンに熱したお皿で供する。
レモンを搾る。
『筍ごはん』
土鍋で炊いたので、おこげがあるのがうれしいが、少々焦げ過ぎたようである。
料理は、ここまで。
お品書きのメニューを全部出した。しかしながら、最後の筍ごはんを出した時、もうそろそろ夜明けも近いという頃であった。
この写真は、全部食べ終わったあと。
いい感じに乱れてます。
こどもの日なので、柏餅を買っておいた。
西荻の『青柳』という和菓子屋さんで、柏餅と麩まんじゅうを買ったのだ。
柏餅もさることながら、麩まんじゅうがとてもおいしかった。
そして、酔っ払ったあとのお茶もとてもおいしいと思った。
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プロフィール
HN:
セキヤ
年齢:
47
性別:
男性
誕生日:
1977/05/04
職業:
会社員
趣味:
料理
自己紹介:
憂いのAB型
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心のメモ(12月)
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心のメモ(2008年10月)
マックの『ベーコンポテトパイ』が復活。とても嬉しい/ドムドーラを忘れるな/『三年目の浮気』を美女とデュエットするのが夢だ/
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心のメモ(2008年11月)
にわとり文庫に行ったらネコがいた/『e+』一時閉店。残念です/
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心のメモ(2008年12月)
自転車のベルを無闇に鳴らす人間が大嫌いだ/寒くなってきたので湯たんぽを出した/年末に仕事を追い込むつもりが、自分が追い込まれた/このままだと水道を止められてしまう/
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心のメモ(2009年1月)
『相棒』スペシャルが面白かった/分度器が欲しい/嵐のような一週間だった/もうダメだ/いや、そうでもないかも/
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心のメモ(2009年5月)
このブログをFirefoxで見てる人が10%を突破した/『1Q84』は発売日にゲットしたがまだ手をつけない/
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心のメモ(2009年6月)
檀さん、大和田さん、檀さん/笑った拍子にオナラが出た/玉の湯が廃業。超・残念/
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心のメモ(2010年3月)
まねきねこダック全否定/素敵なスリッパを買った/愛用の『シルク石鹸』メーカー製造中止。寂しい限りだ/強風に煽られてジャージの下が行方不明/
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心のメモ(2010年4月)
やましげ校長の退任がほんとうに寂しいです/
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心のメモ(2010年11月)
「返しにきたよ。」友人が持ってきてくれた傘にまるで見覚えがない。/奥田民生が『茜色の夕日』を歌っている動画を見て泣いた/カゼをひきました/
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心のメモ(2010年12月)
六本木『ABBEY ROAD』で"The Parrots"のライブに感動/
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心のメモ(2011年1月)
我が家もついに地デジ化/
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心のメモ(2011年3月)
武道館にくるりのライブを見に行った/震災当日、荻窪まで4時間くらいかけて帰ってきた/
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心のメモ(2011年5月)
J・アーヴィング『また会う日まで』読了/そろそろストーブをしまおうかと思っている/靴下の左右を揃える手間を省くためすべて同じ柄にするという新発想/『ニルスのふしぎな旅』DVDセット購入/
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心のメモ(2011年7月)
甚平を買った/坂本屋が復活してた/『いいとも打ち切り』ってあって思わず東スポを買ってしまった/魁皇関、おつかれさまでした/
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心のメモ(2012年3月)
松本大洋の『Sunny』がすごい/やっぱタモさんはすげえや/
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心のメモ(2012年4月)
洗濯機を買い替えた/『anan』表紙のしょこたんにどうしても目を奪われてしまう/
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心のメモ(2013年4月)
2年ぶりくらいにひどいカゼをひいた/
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心のメモ(2013年8月)
個人的空耳アワード2013は『金玉をつけないでよ』に決定/
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心のメモ(2014年7月)
野々村県議の会見はたしかに笑ったが、どうにも後味が悪い/
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心のメモ(2014年9月)
カイン・ハイウィンドに2度も裏切られた/
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心のメモ(2014年10月)
虫歯治療中/『ちいさこべえ』の”りつ”が超かわいい/
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心のメモ(2014年11月)
ぐんまちゃん、おめでとう/中野サンプラザにくるりを聴きに行った/
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心のメモ(2014年12月)
やりきれない出来事が多すぎる/『天城越え』という歌はよく聴くとじつに陳腐だ/
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心のメモ(2015年1月)
初詣は日本橋の小網神社に出掛けた/『相棒』スペシャルはいまいちだった/箱根駅伝を走る選手が眉毛を整えているのを見るとちょっと鼻白む/