薄曇りの冬の土曜日である。
何もする気が起きないけれど、おなかがすいた。寒いから買い物に出掛けるのも億劫だ。
そんなときはインスタントラーメンである。
『サッポロ一番 塩らーめん』
長年食べ続けてきたが、この商品、『らーめん』の部分がひらがな表記だと、今気づいた。
そういえば冷蔵庫の野菜室にはこの前鍋をやったときの残り野菜があったはず。ささっと炒めて具にしよう。
白菜とねぎとブナピー(白いぶなしめじのこと)がいた。ほうれんそうもあったからそれも使う。
油で炒めて、酒、塩、胡椒、醤油。最後にごま油をまわしかける。
ラーメンを作ったら炒めた具を乗せて、切り胡麻をかけ、胡椒を挽いて完成。
サッポロ一番…。
偉大な食べ物だと思う。この懐の深さはどうだ。
野菜が余っていれば、待ってましたとばかりに受け入れる。前日のカレーでもスープに溶かし込めば、カレーの味を前面に立たせて、自分はちょっと後に退いて屋台骨を支える。
そんなサッポロ一番の肝の据わった態度に感歎しつつ、寒かった体も、すっかり温まりました。
『銀河高原ビール』という日本の地ビールがある。
実は、ケースで買ってしまったのだ。小売店ではなかなか瓶入りで売ってないから、通販で買った。
おいしい日本の地ビール。いい!
誇れるおいしさがあるって、なんて素晴らしいことなんだろう。泡も細かくてクリーミーだし、何より旨みがあるビール。こういうビールはぐびぐび飲むものじゃない。しっかり味わって飲みたいビールだ。
というわけで、銀河高原の『小麦のビール』を愛する友人を呼んで(というか、呼んでないけどビールに呼ばれるようにしてやってきた)作ったもろもろのメニューです。
まずは第一弾。
サラダ。
ルッコラとトマトとツナ。
ドレッシングは、柚子ぽん酢ドレッシング(柚子ぽん酢に胡椒を挽いて、太白ごま油と混ぜる)。
パン。
以前、このブログでも触れた、西荻窪『ムッシュソレイユ』のバゲット。
あとはパスタ。
ここのところの大ブーム、スパゲティー・ジェノベーゼ。
第一弾はここまで。
さて、第二弾。
和食と『銀河高原ビール』。
『ブリを買うつもりじゃなかった』最多出場メニュー。
おなじみ、豆腐と枝豆としらすの和え物。
ほうれんそうのおひたし。
寒じめちぢみほうれんそうを使ったので、とっても甘い。
ほうれんそうはよく洗って泥を落としたあと、湯がいてだし汁に浸す。
すりゴマとかつおぶしをかけていただく。
壽屋の湯葉。
おいしい湯葉だった。
壽屋は近所のお豆腐屋さん。お店にはいつもクラシック音楽がかかっている。この日はモーツァルトの交響曲第40番だった。
れんこんとこんにゃくの煮物。
セキヤ家の定番メニューである。
鶏ごぼう。
新ごぼうが出ていたので、たまらず作った。
ささがきが面倒くさいので、ずりこぎで叩く。
だし巻きたまご。
だし汁を多く入れすぎてしまったため、ちょっと崩れ気味になった。
が、おいしかった。
…。
しかし…。
よくもまあ、これだけ食べられるものだ、と我ながら思う。2名でやっつけました。
僕は、ビールは瓶入りのものを飲んだほうがおいしいと思っている。
銀河高原ファンの友人は、瓶の小麦のビールを飲んで「いつも飲んでいる缶入りと味が違う」と言っていた。缶入りよりも重く感じる、と。なるほど。たしかに、しっかりとした旨みのあるビールだけれど。何か違うのか…。飲みくらべてみようかと思っている。
ビールは鮮度が重要だ。
今回は届いたその日に飲んだ。うーん。すごく贅沢なことをしてしまった!輸入ビールもいいけれど、新鮮さでは国産には敵わない。
銀河高原ビールは岩手県の和賀岳の伏流水を汲み上げて作っているそうだ。水のせいか、もしくはイメージでそう感じるだけかもしれないけれど、このビールは和食のほうがしっくりくると思う。
足繁く遊びに来てくれる友人がいる。
遊びに来るといっても、食事をして話をするだけなのだが、彼女(友人は女性である)はなかなかのグルメさんなので、実はこちらも勉強になることが多いのです。
そんな友人が来た日の夕食メニュー。
カプレーゼ。
トマトとモッツァレラチーズは半月形に切り、交互に並べる。
塩・胡椒(塩は強め)をして、ラップをかけて冷蔵庫で5分~10分くらいおく※。
※必要ないかもしれないけど、これで味がなじむような気がします。
手で適当な大きさにちぎったバジリコの葉を散らし、上からEXバージンオリーブオイルをかける。
シンプルな料理だ。でもほんとうにおいしい。この料理を考えた人はほんとに偉い。
シンプルだけにオリーブオイルの味や塩の違いも出ます。もちろん胡椒も。
こういう料理のときには、胡椒はちゃんとミルで挽いたものを使いたい。
そら豆がそろそろ出回り始めたので、サラダを作った。
塩ゆでしたそら豆の皮を剥いて、塩、胡椒、オリーブオイル。上からパルミジャーノ・レッジャーノのすりおろしをかける。
そら豆はまだ早かったかな、という感じ。あの独特の香りが足りませんでした。
そして、先日快哉を叫んだジェノベーゼ。
じゃがいもが多かった。ごろごろしてます。
さてこの日、食事のあとに異常に盛り上がった。
『スーパーマリオブラザーズ』(任天堂,1985)
僕は、スーパーマリオの腕前にはかなりの自身があったが、You tubeの最速クリアを見て、自分がヘタレであることを痛感した。
↓こちら
http://www.youtube.com/watch?v=0zldvi6V0ms
『魔界村』(カプコン,1986)
この魔界村、あらためてやってみると難易度が異常に高いうえに、驚くほど操作性が悪い。
しゃがんだあと、↑キーを押さないと戻らないのとか勘弁してほしい。
そしてこいつ。レッドアリーマー。
ほんと強い。
すっかり小学生に戻ってしまった僕らは、悲鳴やら叫び声やらを上げ続けた。ご近所のみなさまには本当に申し訳ないことをしたと思っている。
今のところ、特にこれといった苦情等は受けていない。
「ビッグ・バン・ブーな退屈」の異名をとる、O氏という友人がいる。
大学生のころからなのでもうかれこれ10年以上の付き合いになる。
僕が引越したこともあり、久しぶりに会った。1年以上ぶりだ。
『多摩の恵』。
東京の地ビール。無濾過、非加熱処理の瓶内醗酵ビールだ。
アメリカの地ビールのような香りのアンバー系ビール。鍋に合わせてみたが、なかなかいい感じだった。
このビール、瓶詰めから3~5年で香りがピークに達するのだそうだ。瓶熟したビール、飲んでみたい!
でも、おそらく待ちきれなくて飲んでしまうのだろう。
そういうものだ。
本日用意した料理は、豆腐と枝豆としらすの和え物、タコとじゃがいものレモンマリネ、そして鶏つくねの鍋。
前記2つは、このブログでは最多出場であろうメニューである。
そして鍋もこの時期には欠かせない定番の鍋だ。柚子胡椒でいただく。
O氏とは久しぶりだったが、会ってみればブランクなど少しも感じさせない見事なグダグダ具合。楽しい時間を過ごしました。結局、就寝は午前5時過ぎ。朝刊が届いていた。
翌朝―(というか昼)。
おみやげにもらった、吉祥寺『みんみん』の餃子を焼いて食べる。
寝起きでいきなり餃子かよ、と顰蹙する向きもあるかもしれない。
だが、これは習慣なのだ。
O氏来訪時は必ずこうなる。このためにO氏はわざわざ『みんみん』に寄って餃子を買って現れる。
わりと悪くないです。
さて、餃子を食べながら聴いていたのはこれ。
ヘンデル『リコーダー・ソナタ集(全曲)』
/Hugo Reyne(harmonia mundi)
餃子との相性は置いておくとして、このCDが大好きです。
休みの日の朝にはとてもいい。
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『Pocketful of Poetry』
Mindy Gledhill
この数ヶ月、僕は「ミンディ・グレッドヒルは分かってる!」と叫び続けてきた。この人のアルバムからはポップってのはこういうものさ、という自信が滲み出ていると思う。tr. 2『Trouble No More』がツボ中のツボ。僕の好物ばっかりいっぱい詰まってる。決して大袈裟な表現ではなく、棄て曲なし、最高に幸せな30分あまり。
『D'ACCORD』
SERGE DELAITE TRIO with ALAIN BRUEL
アトリエサワノのピアノトリオが大好きです。2枚同時発売のうちの1枚。これはピアノトリオにアコーディオンを加えた演奏。明るい休日のランチ。冷えた白ワイン飲みたくなる感じ。
J.S. Bach/Goldberg Variations
Simone Dinnerstein
ゴルトベルク変奏曲からグールドの影を拭いきれないのは仕方がない。この人の演奏には”脱・グールド”みたいな気負いはなく、曲に対してもグールドに対しても愛情に満ちていて、丁寧で、やさしくてすごく好きです。