雪が降ったりしているけれど、春はもうすぐという感じである。野菜で季節を感じる、というのが実は大好きです。
今年の春は、グリーンピースとか蚕豆をたくさん食べよう!と思う。冷凍で一年中食べられるけれど、出盛りの生の青臭いような香りは旬のものでなければ味わえない。
さて、グリーンピースはベーコンと一緒にクリームソースのパスタにする。
何年か前、新宿の髙島屋に入っていた「パストラペ(PASTO LA PAIX)」(今はもうないと思う)で食べておいしかったので作るようになった。作り方は自己流だけれど。
【材料】
グリーンピース1パック、ベーコン(ブロック)150g、たまねぎ1/2、生クリーム1パック(200ml)、牛乳50ml、パルミジャーノレッジャーノのすりおろし 大さじ3、バター10g、サラダ油少々、塩、胡椒、スパゲティー
※ブロックのベーコンを残すのが面倒だったのでひとかたまり使ってしまったが、多かった。ふたり分で100gもあれば充分です。
グリーンピースは下茹でする。
お湯を沸かして塩を少々。ひとつ食べてみてほこほこになっていればOK。
ベーコンは厚めにスライスして、2cm幅に切る。
たまねぎはくし形に切る。
フライパンにバターとサラダ油を入れ、バターを融かす。
中弱火でたまねぎを炒める。
余談だが、僕はこの『バターでたまねぎをいためているときの匂い』がこの世で一番好きだ。
たまねぎが半透明になってしんなりしてきたらベーコンを入れ、じっくり炒める。火は中弱火のまま。たまねぎとベーコンの旨みを染み出させるつもりでじっくり炒める。
このくらいまで炒めたらOK。
たまねぎが茶色くなるまで炒めてしまうと、クリームソースが白く仕上がらない。
白ワインをふりかける。
生クリームと牛乳を入れる。
ここで火は弱火にする。あまりぐつぐつさせると香りが飛んでしまう。
煮詰まってきたらパスタの茹で汁、または牛乳でのばす。
パスタを茹で始める。
パスタの茹で時間が残り3分くらいになったら、グリーンピースを入れる。
塩※1、白胡椒※2で味を調える。
※1 後でパルミジャーノを入れるのでその塩分も考慮して味を決める。
※ 2別に黒胡椒でも構わないですが、クリームソースの色をこわさないように白胡椒にしました。
茹で上がったパスタ、パルミジャーノレッジャーノのすりおろしを入れる。
チーズを溶かし込むようにしっかり和えたら完成。
クリームソースのパスタは久しぶりである。
重めのソースでベーコンも入っているので、赤ワインにした。
コンチャイトロ/カッシェロ・デル・ディアブロのカベルネ。
チリワインの代名詞的存在。
ワインを飲んでいるうちに、気分がよくなって、井上陽水を聴きながら食べた。僕は70年代の井上陽水が好きです。
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『Pocketful of Poetry』
Mindy Gledhill
この数ヶ月、僕は「ミンディ・グレッドヒルは分かってる!」と叫び続けてきた。この人のアルバムからはポップってのはこういうものさ、という自信が滲み出ていると思う。tr. 2『Trouble No More』がツボ中のツボ。僕の好物ばっかりいっぱい詰まってる。決して大袈裟な表現ではなく、棄て曲なし、最高に幸せな30分あまり。
『D'ACCORD』
SERGE DELAITE TRIO with ALAIN BRUEL
アトリエサワノのピアノトリオが大好きです。2枚同時発売のうちの1枚。これはピアノトリオにアコーディオンを加えた演奏。明るい休日のランチ。冷えた白ワイン飲みたくなる感じ。
J.S. Bach/Goldberg Variations
Simone Dinnerstein
ゴルトベルク変奏曲からグールドの影を拭いきれないのは仕方がない。この人の演奏には”脱・グールド”みたいな気負いはなく、曲に対してもグールドに対しても愛情に満ちていて、丁寧で、やさしくてすごく好きです。