And what have you done
Another year over
And a new one just begun
『HAPPY XMAS(War Is Over)』
/John Lennon and Yoko Ono, 1971年
クリスマスである。
今年はどう過ごしたかというと、友人を呼んでささやかなパーティーをしたのだ。
この時期、毎年何らかの形で集まっている。大学生の頃からだから、もう長い付き合いになる。
今年は最初から泊まりコースで時間を気にせずいきましょう、ということになった。ゆるーい感じで、と。
さて、メニュー。一応クリスマスを意識して、赤と緑の料理が多い。
まずはおなじみ、カプレーゼ。
クリスマスだからか、どこに行ってもモッツァレラが売り切れで困った。最後に立ち寄った西荻の西友にはあった。こういうとき、西友の底力を感じる。頼りになります。
枝豆のレモンドレッシング
さやからはずした枝豆にレモンの搾り汁、塩、胡椒。
味が決まったらオリーブオイルで和える。
これは実にシンプルだが、とてもおいしい。
マッシュルームのサラダ バルサミコドレッシング
ブラウンマッシュルームは4つに切ってレモンを搾る。
プチトマトは4つに切る。ベビーリーフは水洗いしてよく水気を切っておく。
ドレッシングはバルサミコ酢とレモンの搾り汁に塩、胡椒。
塩と酸味のバランスがよければオリーブオイルを入れてよく混ぜる。
マッシュルーム、ベビーリーフをボウルに入れ、ドレッシングと和えたら盛り付けて、パルミジャーノ・レッジャーノのすりおろしをたっぷりかける。
通常、この料理にプチトマトは使わない。今回はクリスマス仕様ということで。
アスパラガスのオーブン焼き
アスパラガスは歯ごたえが残る程度に下茹でする。
耐熱皿にバターを塗り、アスパラガスを敷き、塩、胡椒。
その上からたまごを割りいれ、パルミジャーノ・レッジャーノのすりおろしをかけ、オーブンへ。
たまごが半熟になったら完成。たまごをくずして混ぜながらいただく。
写真うしろに写っているのが、この時期しか食べられないチーズ『モンドール』。ウォッシュタイプだけれどクセがなくておいしい。すごくいい木の香りがするチーズ。
12月の声を聞くと、ああモンドールの季節だなあと思う。大好きです。
今回はベルギーのビール『アダムとイブ(禁断の果実)』を買ってみた。
アルコール度数は8.5%(!)
味も香りも強いビール。ぐびぐび飲むというより、味わう感じのビール。
ここでジャーマンポテトが出たのだが、写真なし。
話に夢中になっていて、撮るの忘れました…。
厚切りベーコンとローズマリーが決め手のおいしいやつ。いずれ紹介したいと思う。
火事。
火事のあと、できあがったものは鶏もも肉のオーブン焼きでした。
にんにくとローズマリーで香りをつけたオリーブオイルで焼き、ブランデーでフランベ。
そのあとオーブンで焼く。
レモンを搾っていただく。
ほんとうは、パスタも作るつもりでいたのだけれど、もうおなかいっぱい。割愛いたしました。
ちなみに予定していたパスタは、モッツァレラ入りトマトソースのスパゲティー。チーズが糸を引いておいしいスパゲティーです。
ケーキはアテスウェイ(à tes souhaits!)で買った。
実はアテスウェイがご近所なのだ。早い時間に行ったので、予約もせず、並びもせず、すんなり買うことができた。
「お持ち帰りのお時間は?」
5分です。
ケーキ食べたのが、確か午前3時30分くらい。
もうおなかいっぱい。今日もよく食べました。
さて、パーティーといえば、音楽が付きもの、かどうかはわからないけれど、今回のBGMをご紹介いたします。
『CHRISTMAS'64』/Jimmy Smith
オルガン奏者、ジミースミスのクリスマスアルバム。僕はこいつは名盤だと思う。クリスマスなのに甘くならないし。
『HAPPY XMAS(War Is Over)』/John Lennon
やはりこれははずせません。説明の必要はないでしょう。
『Fly to Brazil』/Walter Strerath Trio
なぜかドイツ人トリオが演奏するジャズ・ボッサ。やはりヨーロッパ人。ボッサ・テイストだけれど、ベースはジャズ。
『JET SAMBA』 『SAMBA'68』/Marcos Valle
かつてこのブログでも取り上げたマルコス・ヴァーリの2枚。
『フジ子・ヘミングの奇蹟~リスト&ショパン名曲集』/フジ子・ヘミング
フジ子のピアノはほんとにいい。ただ、このCDがクリスマス・パーティーに向いているかというと、おそらくは向いてない。聞きたかったからかけました。
J・S・バッハ『無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ』
『ヴァイオリン協奏曲集』/Henryk Szeryng
シェリングのバッハ2枚。
『ハチミツ』/スピッツ
懐かしい…。このアルバムが出たとき、僕は高校生(!)だった。
ところで、作られることのなかったモッツァレラのパスタは翌日、実家で作りました。25日が父親の誕生日なので毎年恒例のセキヤ家パーティーなのです。
メニューも今回紹介したのとほぼ同じ。
沼津、クリスマス(西荻)、クリスマスと誕生日(中野)、3日間食いだおれです。
おそらく今日も。
メリークリスマス!
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
『Pocketful of Poetry』
Mindy Gledhill
この数ヶ月、僕は「ミンディ・グレッドヒルは分かってる!」と叫び続けてきた。この人のアルバムからはポップってのはこういうものさ、という自信が滲み出ていると思う。tr. 2『Trouble No More』がツボ中のツボ。僕の好物ばっかりいっぱい詰まってる。決して大袈裟な表現ではなく、棄て曲なし、最高に幸せな30分あまり。
『D'ACCORD』
SERGE DELAITE TRIO with ALAIN BRUEL
アトリエサワノのピアノトリオが大好きです。2枚同時発売のうちの1枚。これはピアノトリオにアコーディオンを加えた演奏。明るい休日のランチ。冷えた白ワイン飲みたくなる感じ。
J.S. Bach/Goldberg Variations
Simone Dinnerstein
ゴルトベルク変奏曲からグールドの影を拭いきれないのは仕方がない。この人の演奏には”脱・グールド”みたいな気負いはなく、曲に対してもグールドに対しても愛情に満ちていて、丁寧で、やさしくてすごく好きです。