一から作るスパゲティー・ジェノベーゼに初挑戦である。
今、僕は満面の笑みだ。ジェノベーゼは大成功。とってもおいしかった。
まともなレストランで食べるととってもおいしいこのジェノベーゼ。家でもやってみたくて、当時フードプロセッサーを持っていなかった僕は市販の瓶詰めのジェノバ・ペーストで作ってみて、大失敗。香りは悪い、舌触りはザラザラ、もうほんとにひどい代物だった。それからずっと敬遠していたのだ。いつかは挑戦したいと思いながら。
それから幾星霜を重ね、ついにここに快哉を叫ぶことができた。というかやってみたらいいだけの話だったわけだけれど。
やってみたら、とても簡単なのでした。ソースに火を通しすぎて分離させないように注意すればいい。
まず、ジェノバペーストを作る。
【材料】
バジル(大袋)1袋、松の実 20g、にんにく 1かけ、パルミジャーノ・レッジャーノのすりおろし 大さじ4、塩、胡椒、オリーブオイル 多め
塩、胡椒は適当だが、あとで調整できるので、入れすぎないほうがいいと思う。味が濃くなりすぎると修正がきかないので。
以上の材料をなめらかになるまでフードプロセッサーにかける。
できあがりはこんな感じ。
具を準備する。
いんげん 10本くらい 半分にカット
※僕はパスタと一緒に茹でてしまいましたが、別に下茹でしたほうがいいかもしれません。
お湯を沸かし、1ℓにつき10gの塩を入れる。
パスタを投入.
茹で時間残り5分のタイミングでじゃがいもを入れる。
残り3分でいんげんを入れる。
フライパンにジェノバペーストとパスタの茹で汁を入れ、のばしながら温める。
このときに火を通しすぎると、分離してしまうので弱火で。
茹で上がったパスタと具を入れる。
しっかり和えたら、完成。
うーん。
ほんとにおいしかった。
瓶詰めのジェノベーゼがおいしくなかったのは、当然の話で、やはり生バジルの香りこそジェノベーゼの真骨頂。作りたてでこそ面目躍如というものだ。
作ってから時間がたてば、香りもとぶ、色も悪くなる、松の実の脂肪だって酸化してしまう。
作ってみてよかった。お得意パスタ・リスト入り、間違いなしの傑作だ。
ところで、ワインはこちら。
『IMAGO』。
イタリアのワインだけど、シャルドネです。
こちらもなかなかでした。
ジェノバソース!
まさか、家で作る人がいたとは!!(笑)
久しぶりに遊びにきましたが、
さすがセキヤさん。
つねに感動です(笑)
ジェノベーゼはフードプロセッサーがあれば、実に簡単に作れます。そして、作りたてのおいしさは格別です。ぜひお試しあれ。
実は、今日もジェノベーゼを作ったのですが、これがまた、おいしくて唸りました。
ところで、この間の羊羹、実は僕もおこぼれに与ったのでした。とってもおいしかったです。
コメントありがとう!
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『Pocketful of Poetry』
Mindy Gledhill
この数ヶ月、僕は「ミンディ・グレッドヒルは分かってる!」と叫び続けてきた。この人のアルバムからはポップってのはこういうものさ、という自信が滲み出ていると思う。tr. 2『Trouble No More』がツボ中のツボ。僕の好物ばっかりいっぱい詰まってる。決して大袈裟な表現ではなく、棄て曲なし、最高に幸せな30分あまり。
『D'ACCORD』
SERGE DELAITE TRIO with ALAIN BRUEL
アトリエサワノのピアノトリオが大好きです。2枚同時発売のうちの1枚。これはピアノトリオにアコーディオンを加えた演奏。明るい休日のランチ。冷えた白ワイン飲みたくなる感じ。
J.S. Bach/Goldberg Variations
Simone Dinnerstein
ゴルトベルク変奏曲からグールドの影を拭いきれないのは仕方がない。この人の演奏には”脱・グールド”みたいな気負いはなく、曲に対してもグールドに対しても愛情に満ちていて、丁寧で、やさしくてすごく好きです。