トマトを買いに出かけて、なんとなく立ち寄った魚屋さんで、あんまりいいブリがあったので買う。照り焼きもいいけれど、こっくりと煮物もいいなあと思って大根を買って帰る。
帰ってきて思う。僕はブリを買うつもりじゃなかったんだ。
『夕立』/井上陽水(1974, ポリドール)
平年より2週間も早い梅雨明け。
ビールで祝おうと思っていたのだ。
日曜日の朝、目が醒めたときに、ああ、梅雨が明けたと思った。今年は入梅も早く、梅雨明けも早いと言ってた。週間予報では晴れが続いているし、気温もいやに高いから、そろそろなんじゃないかと思っていた。
今年は、入梅も出梅も身体で感じとることができた。ああよかった。忙しくても、季節の移ろいに対する感覚はまだ鈍っていないみたいだ。
だからこそ、だ。
夏の到来をビールで祝おうと思っていた。
ビールはいつもどおりのヱビスだ。壜の。
グラスは毎日使っているイッタラ・タピオのタンブラーを冷凍庫でしっかり冷やしておく。
つまみは枝豆を用意する。
茹でるのではなく、フライパンで莢が焦げるくらいまで焼いた、香ばしく甘い枝豆を用意するのだ。
焼いた枝豆は、アフガニスタンの大好きな古い鉢にいい加減に盛る。
蚊取り線香も用意する。
蚊取り線香は、金鳥のものでなくてはならない。アースのでも、フマキラーのでもダメだ。香りが違う。
マッチで火を点けたら、梅雨入り前に手に入れた、マダガスカル製の鉄の蚊取り線香皿に入れるのだ。
以上の準備が整ったら、いよいよビールだ。
よく冷えたビールとグラス、香ばしく甘い枝豆をお盆に載せ、枝豆の莢を入れる古新聞を小脇に挟んでベランダへ。首にはタオルをぶら下げて、夕焼けを眺めながらビールの栓を抜くはずであった。さあ夏だぞ、と。
それがどうだ。
僕の計画を嘲笑うかのような夕立だ。
しかも、だ。徐々に黒い雲が厚くなってきて、風が吹いてきて、の夕立ならまだ諦めもつこう。
空には晴れ間も見える。陽が差している。
にも拘らず、嘘みたいな大粒の雨が降っている。
そういうものだ。
夕焼けビールは、何でもない夕方を、特別な夕方にするはずだった。
たかが梅雨明けを、ささやかでも祝宴に変えるものであるはずだった。
だが、僕だって負けてはいない。
自然現象をどうにかすることはできなくても、やり方を変えて梅雨明けの宴を催すことくらいはできる。
ジェノバペーストである。
材料は、バジルの葉、松の実、にんにく、パルミジャーノ・レッジャーノのすりおろし、塩、胡椒、オリーブオイル。
これをフードプロセッサーでペースト状にする。
こちらは鶏モモ肉。
塩、胡椒をして、フライパンで皮目から焼きつける。
両面を焼いたら、白ワインで香り付け。
両面しっかり焼いたら、オーブンへ。
オーブンで焼いている間に、ジェノバペーストを温めながら、少量の水でのばす。
鶏肉のソテー ジェノベーゼソース。
付け合せのアスパラガスも、ジェノバソースでいただく。
そして、梅雨明けを祝うお酒は白ワインである。
コノスルの20バレル、シャルドネ。
年間20樽しか仕込まないという、コノスル最高級ラインナップである。
この20バレル、実においしいワインである。通常のヴァラエタルシリーズに較べるとちょっと値段が張るけれど、そこはさすがのコノスルである。コストパフォーマンスは非常に高いと思う。
普段飲みには少し高い気もする、ちょっとした宴にふさわしい、いいワイン。
この梅雨明けの晩餐は、実に上機嫌で進む。
肉の焼き加減が、完璧だったのだ。
中まで完全に火が通っていながら、実に、実に柔らかくジューシーに仕上がった。
ジェノバソースもよい出来だ。
上機嫌の晩餐だから、久しぶりにワインを1本空ける。
でも、もう少し飲みたくて、飲み残しの赤ワインにも手をつける。パンを軽く焙って、バターを塗って食べる。
飲みすぎだ。
でも構わない。だって梅雨明けの宴なのだから。
これから夏が終わるまでに、よく晴れた暑い夕暮れはきっといくらでもある。
夕焼けビールは、また次回である。
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失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに原因があるように思われる。
松下幸之助はこう言ったという。
蚕豆を使って、スパゲティにしようと思ったのだ。アスパラガスも入れて。
蚕豆である。
ところで、ソラマメは莢が蚕(かいこ)の繭に似ていることから蚕豆の字を当てるわけだが、一方で空豆とも書く。
これは、莢が上を向いてつくから『空に向かう豆』の意味でこう表記する。
このことを知ったのは、ごく最近のことである。
蚕豆を茹でる。
続けてアスパラガスも茹でる。
固めに。
蚕豆は剥いておく。
フライパンに、バターとサラダ油を入れて融かす。
くし型に切ったたまねぎと拍子木切りにしたベーコンを炒める。
ベーコンがこんがりしたら、アスパラガスと蚕豆を加える。
さっと炒める。
白ワインをふり、強火にして水分を飛ばす。
生クリームと、牛乳を少し加える。
ぐつぐつと煮立たせないように気をつける。
塩、胡椒で味を調える。
茹で上がったスパゲティを入れ、パルミジャーノのすりおろしを加えてよく和えたら完成。
蚕豆とアスパラガスのクリームソーススパゲティー。
おいしかった。文句なし。
クリームソースにすることが重要なのだ。
とてもとても重要なのだ。
実はここに至るまでに、大きな失敗があったのである。
蚕豆とアスパラガスのペペロンチーノ。
これ、写真で見るとおいしそうなのである。
しかし、これは失敗だった。蚕豆の粉っぽさが、せっかくの乳化したオイルを吸い込んでしまって、パスタがもそもそとしてちっともおいしくない。
蚕豆自体はおいしい。しかし、肝心のスパゲティーがもそもそしてしまうのでは、元も子もないのである。
生クリームを買い忘れて、もう一回買いに出る手間を惜しんだことが仇となった。
蚕豆は季節のものだから、この時期には喜んでたくさん買うけれど、決して安くない。
そして、おいしいスパゲティーを期待して、手間をかけた時間がフイになってしまったことが悔しかった。
用意していたワインも開けることなく、次回に持ち越しとなる。
そこへ持ってきてのこのクリームパスタである。
このおいしさは、前回の損失を補填して余りあるものであった。
ビールはまとめ買いのエーデルピルス。
もう残り少なくなってきた。
そして、白ワインである。
P.Misserey、プティ・シャブリ。
前回から持ち越しとなった白ワイン。憾みを晴らした祝杯の味が加わる分、よりうまいワインとなった。
日々の食事だから、何かが足りなくて他のもので代用するとか、なくても我慢するとかいうことはよくある。
そしてそれが思わぬ成功に結びつくことがあるのも事実である。
しかし、当然ながら良からぬ結果を生むことだってある。今回の生クリームも、ここまで大きな失敗に繫がるとは思っていなかった。
なかなか苦い経験ではあったけれど、『蚕豆のパスタには生クリームを使う』という鉄の掟をひとつ手に入れることができたのは、大きな成功である。
こうして日々成長するのだと思えば、失敗は失敗でなくなるのだ、と松下幸之助氏は言っているのだ。
とはいうものの、かなり悔しいのは事実であるが。
松下幸之助はこう言ったという。
蚕豆を使って、スパゲティにしようと思ったのだ。アスパラガスも入れて。
蚕豆である。
ところで、ソラマメは莢が蚕(かいこ)の繭に似ていることから蚕豆の字を当てるわけだが、一方で空豆とも書く。
これは、莢が上を向いてつくから『空に向かう豆』の意味でこう表記する。
このことを知ったのは、ごく最近のことである。
蚕豆を茹でる。
続けてアスパラガスも茹でる。
固めに。
蚕豆は剥いておく。
フライパンに、バターとサラダ油を入れて融かす。
くし型に切ったたまねぎと拍子木切りにしたベーコンを炒める。
ベーコンがこんがりしたら、アスパラガスと蚕豆を加える。
さっと炒める。
白ワインをふり、強火にして水分を飛ばす。
生クリームと、牛乳を少し加える。
ぐつぐつと煮立たせないように気をつける。
塩、胡椒で味を調える。
茹で上がったスパゲティを入れ、パルミジャーノのすりおろしを加えてよく和えたら完成。
蚕豆とアスパラガスのクリームソーススパゲティー。
おいしかった。文句なし。
クリームソースにすることが重要なのだ。
とてもとても重要なのだ。
実はここに至るまでに、大きな失敗があったのである。
蚕豆とアスパラガスのペペロンチーノ。
これ、写真で見るとおいしそうなのである。
しかし、これは失敗だった。蚕豆の粉っぽさが、せっかくの乳化したオイルを吸い込んでしまって、パスタがもそもそとしてちっともおいしくない。
蚕豆自体はおいしい。しかし、肝心のスパゲティーがもそもそしてしまうのでは、元も子もないのである。
生クリームを買い忘れて、もう一回買いに出る手間を惜しんだことが仇となった。
蚕豆は季節のものだから、この時期には喜んでたくさん買うけれど、決して安くない。
そして、おいしいスパゲティーを期待して、手間をかけた時間がフイになってしまったことが悔しかった。
用意していたワインも開けることなく、次回に持ち越しとなる。
そこへ持ってきてのこのクリームパスタである。
このおいしさは、前回の損失を補填して余りあるものであった。
ビールはまとめ買いのエーデルピルス。
もう残り少なくなってきた。
そして、白ワインである。
P.Misserey、プティ・シャブリ。
前回から持ち越しとなった白ワイン。憾みを晴らした祝杯の味が加わる分、よりうまいワインとなった。
日々の食事だから、何かが足りなくて他のもので代用するとか、なくても我慢するとかいうことはよくある。
そしてそれが思わぬ成功に結びつくことがあるのも事実である。
しかし、当然ながら良からぬ結果を生むことだってある。今回の生クリームも、ここまで大きな失敗に繫がるとは思っていなかった。
なかなか苦い経験ではあったけれど、『蚕豆のパスタには生クリームを使う』という鉄の掟をひとつ手に入れることができたのは、大きな成功である。
こうして日々成長するのだと思えば、失敗は失敗でなくなるのだ、と松下幸之助氏は言っているのだ。
とはいうものの、かなり悔しいのは事実であるが。
少年王・ツタンカーメンの王墓からは、豌豆が発掘されたという。
発掘したイギリスの考古学者ハワード・カーターが、それを持ち帰り植えたところ発芽し、現在も栽培が続いている。
発芽云々の真偽はさておき、3000年以上前から豌豆は食材として存在していたのだ。
僕の大好きなグリーンピース。エジプトのファラオはどんなふうにして食べていたのだろう、などと考える。
この時期になると、嬉々として買い込んでくるのは、莢入りのグリーンピースである。
味や値段はさておき、一年中手に入る野菜が多いけれど、グリーンピースや蚕豆は今だけだ。
冷凍食品があるじゃないかという意見もあろうが、率直に言って、あれは似て非なるものである。
弾けそうにびっしりとつまっている。
なんだか、毎年この写真を撮っているように思う。
たっぷり。これを淡煮にする。
グリーンピースを淡煮にするということは、今年もあれを作るわけである。
あれについてはこちらを参照のこと。
⇒それはそれは出会いのよい小鉢
⇒雨さえ興を添える
剥いたグリーンピースは、ひたひたの水を入れ、弱火で煮る。
煮立ったら、砂糖、塩を加える。
煮えたら、しばらくそのままむらす。
こちらは鶏そぼろである。
だし汁、酒、砂糖、醬油、生姜の搾り汁で鶏ひき肉を炒り煮にする。
一方、この菜っ葉は小松菜である。
小松菜は東京・小松川(現在の江戸川区)特産の菜っ葉で、小松川以外で採れたものは葛西菜と呼ばれたのだという*1。
今日の小松菜は、本場ものである。
小松菜は、がんもどきと一緒にさっと煮て食べる。
さらにこちらは、山うどだ。
甘辛のきんぴらにする。
うどの季節ももう終わり。今年はこれが最初で最後のうどになりそうである。
さて、ビールであるが。
普段、我が家で消費されるビールは、ヱビスもしくは黒ラベルが殆どで、ハートランドがたまに登場するくらいである。
今日のビールは、いつもとちょっと違うのが出てくるのだ。
エーデルピルス。
この苦いビールが出ると、つい買ってしまう。
苦味がほんとうに強いので、あまり万人受けはしないように思う。
でも、僕は好きです。この苦いビール。
好きだから、箱で買った。限定醸造だというし。
大事に、長く飲み続ける。
久しぶりに、アボカドを食べる。
アボカドはこの食べ方が一番好きである。
切ったアボカドにレモンを搾り、醬油、削り節、オリーブオイル。
小松菜とがんもをさっと煮たもの。
ころころとした球形の、かわいいがんもを使った。
山うどのきんぴら。
そして、鶏そぼろとグリーンピース。
上に温泉たまごを乗せる。
盛り付ける順番を間違えていることに、今気付いた。
本来は、グリーンピースの上に鶏そぼろをかけるのである。
まあいい。同じことだ。
お酒は翠露である。
美山錦の翠露もこれで最後。
次のお酒を探す。
鶏そぼろは、我が家の初夏の風物詩となった。
グリーンピースはまだしばらくおいしい時期が続くので、梅雨が明けるまでにもう少し食べたいと思う。
独特の青臭さが実においしいグリーンピースだ。
上品に小さな器に盛り付けるのもいいけれど、たっぷり作って、スプーンでもりもりと食べるほうがやっぱりうれしい。
3000年の時を経て、日本ではこんな食べ方もあるのだ、とエジプトのファラオに教えて差し上げたい気持ちである。
きっと気に入ると思う。
発掘したイギリスの考古学者ハワード・カーターが、それを持ち帰り植えたところ発芽し、現在も栽培が続いている。
発芽云々の真偽はさておき、3000年以上前から豌豆は食材として存在していたのだ。
僕の大好きなグリーンピース。エジプトのファラオはどんなふうにして食べていたのだろう、などと考える。
この時期になると、嬉々として買い込んでくるのは、莢入りのグリーンピースである。
味や値段はさておき、一年中手に入る野菜が多いけれど、グリーンピースや蚕豆は今だけだ。
冷凍食品があるじゃないかという意見もあろうが、率直に言って、あれは似て非なるものである。
弾けそうにびっしりとつまっている。
なんだか、毎年この写真を撮っているように思う。
たっぷり。これを淡煮にする。
グリーンピースを淡煮にするということは、今年もあれを作るわけである。
あれについてはこちらを参照のこと。
⇒それはそれは出会いのよい小鉢
⇒雨さえ興を添える
剥いたグリーンピースは、ひたひたの水を入れ、弱火で煮る。
煮立ったら、砂糖、塩を加える。
煮えたら、しばらくそのままむらす。
こちらは鶏そぼろである。
だし汁、酒、砂糖、醬油、生姜の搾り汁で鶏ひき肉を炒り煮にする。
一方、この菜っ葉は小松菜である。
小松菜は東京・小松川(現在の江戸川区)特産の菜っ葉で、小松川以外で採れたものは葛西菜と呼ばれたのだという*1。
*1 ブラタモリでそう言ってた。
今日の小松菜は、本場ものである。
小松菜は、がんもどきと一緒にさっと煮て食べる。
さらにこちらは、山うどだ。
甘辛のきんぴらにする。
うどの季節ももう終わり。今年はこれが最初で最後のうどになりそうである。
さて、ビールであるが。
普段、我が家で消費されるビールは、ヱビスもしくは黒ラベルが殆どで、ハートランドがたまに登場するくらいである。
今日のビールは、いつもとちょっと違うのが出てくるのだ。
エーデルピルス。
この苦いビールが出ると、つい買ってしまう。
苦味がほんとうに強いので、あまり万人受けはしないように思う。
でも、僕は好きです。この苦いビール。
好きだから、箱で買った。限定醸造だというし。
大事に、長く飲み続ける。
久しぶりに、アボカドを食べる。
アボカドはこの食べ方が一番好きである。
切ったアボカドにレモンを搾り、醬油、削り節、オリーブオイル。
小松菜とがんもをさっと煮たもの。
ころころとした球形の、かわいいがんもを使った。
山うどのきんぴら。
そして、鶏そぼろとグリーンピース。
上に温泉たまごを乗せる。
盛り付ける順番を間違えていることに、今気付いた。
本来は、グリーンピースの上に鶏そぼろをかけるのである。
まあいい。同じことだ。
お酒は翠露である。
美山錦の翠露もこれで最後。
次のお酒を探す。
鶏そぼろは、我が家の初夏の風物詩となった。
グリーンピースはまだしばらくおいしい時期が続くので、梅雨が明けるまでにもう少し食べたいと思う。
独特の青臭さが実においしいグリーンピースだ。
上品に小さな器に盛り付けるのもいいけれど、たっぷり作って、スプーンでもりもりと食べるほうがやっぱりうれしい。
3000年の時を経て、日本ではこんな食べ方もあるのだ、とエジプトのファラオに教えて差し上げたい気持ちである。
きっと気に入ると思う。
梅雨だ。
間違いない。僕の身体が、今日そのことを感じ取った。
しつこいくらいに言い続けているので、辟易している方もいらっしゃるかもしれないが、僕は湿度が高いのが苦手である。
好きなやついねえよ、と思われるかもしれないが、それでも多分、僕のほうが苦手度合いが強いと思う。
雨が降れば、誰彼となく「雨、嫌ですねえ」とか「ジメジメしてるのって嫌ですねえ」みたいな話*1になるものだ。そういうときに思うのだ。ああ、この人はまだ足りない、と。湿気に対する嫌悪感が足りない。
関係者全てと湿度について話したわけではないけれど、統計的に考えて、おそらく大多数の人よりも僕のほうが湿気に対する嫌い度が高い。
しかし、である。
梅雨が湿気が嫌いだからといって、嘆いてばかりいても始まらない。分別のつく大人は、たとえ愉快じゃなくてもそれを乗り越える知恵を持つ。
グラスに、ライムとスペアミントの葉、砂糖を入れて、潰している。
お分かりの方もいらっしゃるかと思う。
モヒートである。
ああ、なんと爽やかなことか。
なんか最近、モヒートは流行っているらしい。
ナッツをつまむ。
読みかけの文庫本を手に取る。
爽やかなモヒートをもうひとくち。
うん。梅雨のことはもう忘れてしまった。
モヒートはキューバが発祥とされる。南国の飲み物だ。ジメジメしたのは、こうやって乗り切ったらいいんだよ、とモヒートが教えてくれる気がする。
間違いない。僕の身体が、今日そのことを感じ取った。
しつこいくらいに言い続けているので、辟易している方もいらっしゃるかもしれないが、僕は湿度が高いのが苦手である。
好きなやついねえよ、と思われるかもしれないが、それでも多分、僕のほうが苦手度合いが強いと思う。
雨が降れば、誰彼となく「雨、嫌ですねえ」とか「ジメジメしてるのって嫌ですねえ」みたいな話*1になるものだ。そういうときに思うのだ。ああ、この人はまだ足りない、と。湿気に対する嫌悪感が足りない。
関係者全てと湿度について話したわけではないけれど、統計的に考えて、おそらく大多数の人よりも僕のほうが湿気に対する嫌い度が高い。
*1 天気の話というのは、原則として相手の言い分を肯定する、あるいは自分の言い分は肯定される、という前提で話される。だから、そういう話題のときに「いや、でも私のほうが湿気嫌いですよ」などと発言するのは社会通念上許されない。でも僕は密かに思っているのだ。あなたよりももっと僕のほうが不愉快に感じているのですよ、と。
しかし、である。
梅雨が湿気が嫌いだからといって、嘆いてばかりいても始まらない。分別のつく大人は、たとえ愉快じゃなくてもそれを乗り越える知恵を持つ。
グラスに、ライムとスペアミントの葉、砂糖を入れて、潰している。
お分かりの方もいらっしゃるかと思う。
モヒートである。
ああ、なんと爽やかなことか。
なんか最近、モヒートは流行っているらしい。
ナッツをつまむ。
読みかけの文庫本を手に取る。
爽やかなモヒートをもうひとくち。
うん。梅雨のことはもう忘れてしまった。
モヒートはキューバが発祥とされる。南国の飲み物だ。ジメジメしたのは、こうやって乗り切ったらいいんだよ、とモヒートが教えてくれる気がする。
そろそろ入梅も近いか。
うっかり油断すると、すぐに季節が進んでしまう。春過ぎて夏来にけらし、である。
さて、外を歩くとジャケットのワキ汗が気になるくらいの暑さともなると、ビールの消費量も高まるというものである。
こよなくビールを愛する僕としては、相性のよいつまみをいつでも模索するようにして生きている。
枝豆やソーセージ類はもちろん最高の相性だ。手軽さもいい。フィッシュ&チップス、鶏の唐揚げなどの揚げ物類もよいが、ビールを飲みたい、と思ってから始めたのでは時間も手間もかかりすぎる嫌いがある。この時期にはさっぱりと浅漬けもいいけれど、これもなかなか難しい。うっかりおかしなものを買ってしまうと、味以上に落胆の気持ちが強くて、ビールの味も半減してしまう。
最近ではいんげん、またはスナップえんどう、あるいはさやえんどうと胡桃の白和えがお気に入りである。胡桃の香ばしさ、莢の青くささ、豆腐のねっとり感がよくて、登場頻度が高い。
ここで、ビールとの相性及び調理の手軽さにおいて、僕が暗々裏に最上級の評価を与えているつまみをご紹介したい。
四角い顔の、味はまろやかなやつ。
『ペヤング ソースやきそば』である。
僕は、ペヤング大好きである。
そして。
意外と知られていないかも知れないけれど、こいつ、ビールととても相性がいいのである。
ペヤングソースやきそばはこうやって作る。
まず、お湯を沸かす。
外装フィルムを剥がし、中に入っているソース、かやく、ふりかけ、スパイスを取り出す。
フタの湯切り口のツメを持ち上げておく。
これはとても大切な作業だ。
次に、かやくのみを麺の上にあけてお湯を注ぐ。
3分待ったら、お湯を切る。
どんなにしっかり切っても、お湯を完全に切ることはできない。
でもそれでいいのだ。最終的に、残ったお湯はソースと混ざってかやくのキャベツ*1に吸い取られて、独特のべしゃべしゃ感を作り出す。
ソースをかける。
ソースと麺、かやくをよく和える。
ここでどんなによく和えても、というよりも寧ろ、和えれば和えるほど、かやくのキャベツ*2は下に沈んでいく。
でも、それでいいのだ。最終的に、残ったかやくは独特のべしゃべしゃ感を作り出す。
最後に、『ふりかけ』と『スパイス』をかけたら、完成である。
インスタント食品に眉を顰める向きもあるとは思うけれど、ペヤングはおいしい。
ペヤングは食べ初めと、食べ終わりでは、味がかなり違う。
始めはモソモソとして、咽喉に詰まる感じがある。食べ進むにつれてどんどん味が濃くなっていって、最終的にはあのお湯とソースをしっかり吸い込んだべしゃべしゃのキャベツ*3を箸でつまむようにして食べることになる。
ビールは、ハートランドである。
緑の瓶のさわやかなビール。
ペヤングソースやきそばは、厳密に言えば(厳密じゃなくても)焼きソバではない。フライ麺をお湯で戻して、ソースと和えただけだ。焼いていない。
名ばかりのやきそばではある。
しかしながら、ペヤングは『ペヤング ソースやきそば』として、確立されている感がある。その確固たる存在感が我々を魅了するのではないか、とも思う。焼きソバじゃない。ペヤングソースやきそばなんだ、と。
もうひとつ、通常の焼きソバと比較して、ペヤングにしか具わっていない特徴がある。
それは『スナック感』である。
私見だが、このスナック感こそが、ビールとの関係を深くしているのではないかと思う。
そして、食べ終わった後、舌に残るわずかな痺れと、心に幽かに引っ掛かる罪悪感もまた、ペヤングの味わいのひとつである。
また、嫌な梅雨がやってくる。
風にも雪にも、夏の暑さにも負ける気はしないけれど、湿気が嫌いである。
あと少しの晴れ間を逃すことのないように、西荻窪の僕のベランダには、白栲の衣ではなく、白いバスタオルが干してある。
うっかり油断すると、すぐに季節が進んでしまう。春過ぎて夏来にけらし、である。
さて、外を歩くとジャケットのワキ汗が気になるくらいの暑さともなると、ビールの消費量も高まるというものである。
こよなくビールを愛する僕としては、相性のよいつまみをいつでも模索するようにして生きている。
枝豆やソーセージ類はもちろん最高の相性だ。手軽さもいい。フィッシュ&チップス、鶏の唐揚げなどの揚げ物類もよいが、ビールを飲みたい、と思ってから始めたのでは時間も手間もかかりすぎる嫌いがある。この時期にはさっぱりと浅漬けもいいけれど、これもなかなか難しい。うっかりおかしなものを買ってしまうと、味以上に落胆の気持ちが強くて、ビールの味も半減してしまう。
最近ではいんげん、またはスナップえんどう、あるいはさやえんどうと胡桃の白和えがお気に入りである。胡桃の香ばしさ、莢の青くささ、豆腐のねっとり感がよくて、登場頻度が高い。
ここで、ビールとの相性及び調理の手軽さにおいて、僕が暗々裏に最上級の評価を与えているつまみをご紹介したい。
四角い顔の、味はまろやかなやつ。
『ペヤング ソースやきそば』である。
僕は、ペヤング大好きである。
そして。
意外と知られていないかも知れないけれど、こいつ、ビールととても相性がいいのである。
ペヤングソースやきそばはこうやって作る。
まず、お湯を沸かす。
外装フィルムを剥がし、中に入っているソース、かやく、ふりかけ、スパイスを取り出す。
フタの湯切り口のツメを持ち上げておく。
これはとても大切な作業だ。
次に、かやくのみを麺の上にあけてお湯を注ぐ。
3分待ったら、お湯を切る。
どんなにしっかり切っても、お湯を完全に切ることはできない。
でもそれでいいのだ。最終的に、残ったお湯はソースと混ざってかやくのキャベツ*1に吸い取られて、独特のべしゃべしゃ感を作り出す。
*1 たぶん、キャベツ
ソースをかける。
ソースと麺、かやくをよく和える。
ここでどんなによく和えても、というよりも寧ろ、和えれば和えるほど、かやくのキャベツ*2は下に沈んでいく。
でも、それでいいのだ。最終的に、残ったかやくは独特のべしゃべしゃ感を作り出す。
*2 おそらく、キャベツ
最後に、『ふりかけ』と『スパイス』をかけたら、完成である。
インスタント食品に眉を顰める向きもあるとは思うけれど、ペヤングはおいしい。
ペヤングは食べ初めと、食べ終わりでは、味がかなり違う。
始めはモソモソとして、咽喉に詰まる感じがある。食べ進むにつれてどんどん味が濃くなっていって、最終的にはあのお湯とソースをしっかり吸い込んだべしゃべしゃのキャベツ*3を箸でつまむようにして食べることになる。
*3 キャベツ、じゃないかと思う
ビールは、ハートランドである。
緑の瓶のさわやかなビール。
ペヤングソースやきそばは、厳密に言えば(厳密じゃなくても)焼きソバではない。フライ麺をお湯で戻して、ソースと和えただけだ。焼いていない。
名ばかりのやきそばではある。
しかしながら、ペヤングは『ペヤング ソースやきそば』として、確立されている感がある。その確固たる存在感が我々を魅了するのではないか、とも思う。焼きソバじゃない。ペヤングソースやきそばなんだ、と。
もうひとつ、通常の焼きソバと比較して、ペヤングにしか具わっていない特徴がある。
それは『スナック感』である。
私見だが、このスナック感こそが、ビールとの関係を深くしているのではないかと思う。
そして、食べ終わった後、舌に残るわずかな痺れと、心に幽かに引っ掛かる罪悪感もまた、ペヤングの味わいのひとつである。
また、嫌な梅雨がやってくる。
風にも雪にも、夏の暑さにも負ける気はしないけれど、湿気が嫌いである。
あと少しの晴れ間を逃すことのないように、西荻窪の僕のベランダには、白栲の衣ではなく、白いバスタオルが干してある。
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心のメモ(10月)
腰が痛い/引っ越そうと思っている/ハナレグミのライブに行ったらスチャダラが出てきて『今夜はブギー・バック』を歌った/10年ぶりくらいでエヴィスのジーンズを買った/西荻のカフェ『11(イレブン)』が11/11で閉店。残念です/会社のPCがクラッシュ。困った/羊頭狗肉を本当に行っていた店がモスクワにあった/
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心のメモ(11月)
腰痛から完全復帰/コンパクトマクロレンズを買った/焙じ茶をよく飲んでいる/イライラした/海鮮丼うまい/西荻新居ついに今週末契約/人のせいにするのはよくないと思う/引越し完了/友人の存在をありがたく思う/ネットがつながるまで3週間くらいかかるらしい/連日の深夜まで及ぶ片付け作業で眠い/寒くなってきたので湯たんぽを出した/
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心のメモ(12月)
吉祥寺のタワレコはヨドバシカメラの中に入ってからすっかり足が遠のいてしまった。前の方がよかったと思う/和室のコンセプトは『昭和』に/口に出して言うのはちょっと恥ずかしいのだが『亡き王女のためのパヴァーヌ』っていい曲だなあと思う/真心ブラザーズのライブに行った/
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心のメモ(2008年1月)
『相棒』スペシャルが面白かった/駅伝の『無念のリタイア』に弱い/もちつき大会に参加。楽しかった/3年以上使った携帯をついに機種変更/西荻在住の友人がお引越し。新居も西荻/『東京フレンズTHE MOVIE』という映画をみたが、数年ぶりに映画をみて涙を流した。情けなくて/最近西友の『冷凍食品4割引』の回数が異常に多い気がする/
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心のメモ(2月)
魚屋で刺身を買った帰りに化け猫に追いかけられるという夢を見たが、すげえ怖かった。でも逃げ切った/風が強かったので窓を開けて空気の入れ替えをしたら、部屋が砂だらけになった/しおかぜをほほにうけはだしでかけてく/ふりむけばしろいすなわたしのあしあと/洗濯物を干しているときに『大東京音頭』を口ずさんでいて自分でもびっくりした/無農薬のお米を買おうとしたが5kgで4000円近くしたので敢えなくあきらめた/
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心のメモ(3月)
『コンピューターおばあちゃん』を聴いて、ちょっと泣いた/久しぶりに中野に帰ったら『disk union』ができていた/
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心のメモ(4月)
気かつくと野菜ジュースの『♪びっくらこいーたー』を歌っている/間違えて『香りつき』のトイレットペーパーを買ってしまった/西荻デパート内の『魚正』が閉店。悲しい/家のすぐ近くで火事があった/表札がローマ字の家が嫌い/もう出ないんじゃないかと思っていた『たのしい中央線5』発売。即買いする/東京・天王洲アイル周辺で震度11の局地的大地震、という夢を見た/ガチャピンかムックかなら断然ムックだ/
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心のメモ(5月)
新企画『人間失格』の骨子固まる/頭が痛い/
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心のメモ(6月)
窓の外から演歌が聞こえる/ノドが痛い/『血の月曜日事件』起こる/PDFは『Portable Document Format』の頭文字であると知った/
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心のメモ(7月)
アパートのエントランスにヤモリがいた/友人宅で『聖☆おにいさん』を読んで爆笑/このブログを『ブリ買う』と呼んでいる人がいてちょっと嬉しかった/
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心のメモ(8月)
赤塚不二夫が死んだ/ソルジェニーツィンが死んだ/今年は蝉が少ないような気がする/パジャマを着て寝るようにした/家の近くで蜩(ひぐらし)が鳴いてた/神様、お願いだから僕の1日を36時間にしてください/ケメックスを割ってしまった/新しいケメックスを買ってきた/友人とipodを取替えっこして聴いていたら、談志の落語が入っていて感動した/
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心のメモ(9月)
中央線内に流れる相田みつをのコンテンツが異常にうざい/
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心のメモ(2008年10月)
マックの『ベーコンポテトパイ』が復活。とても嬉しい/ドムドーラを忘れるな/『三年目の浮気』を美女とデュエットするのが夢だ/
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心のメモ(2008年11月)
にわとり文庫に行ったらネコがいた/『e+』一時閉店。残念です/
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心のメモ(2008年12月)
自転車のベルを無闇に鳴らす人間が大嫌いだ/寒くなってきたので湯たんぽを出した/年末に仕事を追い込むつもりが、自分が追い込まれた/このままだと水道を止められてしまう/
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心のメモ(2009年1月)
『相棒』スペシャルが面白かった/分度器が欲しい/嵐のような一週間だった/もうダメだ/いや、そうでもないかも/
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心のメモ(2009年5月)
このブログをFirefoxで見てる人が10%を突破した/『1Q84』は発売日にゲットしたがまだ手をつけない/
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心のメモ(2009年6月)
檀さん、大和田さん、檀さん/笑った拍子にオナラが出た/玉の湯が廃業。超・残念/
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心のメモ(2010年3月)
まねきねこダック全否定/素敵なスリッパを買った/愛用の『シルク石鹸』メーカー製造中止。寂しい限りだ/強風に煽られてジャージの下が行方不明/
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心のメモ(2010年4月)
やましげ校長の退任がほんとうに寂しいです/
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心のメモ(2010年11月)
「返しにきたよ。」友人が持ってきてくれた傘にまるで見覚えがない。/奥田民生が『茜色の夕日』を歌っている動画を見て泣いた/カゼをひきました/
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心のメモ(2010年12月)
六本木『ABBEY ROAD』で"The Parrots"のライブに感動/
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心のメモ(2011年1月)
我が家もついに地デジ化/
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心のメモ(2011年3月)
武道館にくるりのライブを見に行った/震災当日、荻窪まで4時間くらいかけて帰ってきた/
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心のメモ(2011年5月)
J・アーヴィング『また会う日まで』読了/そろそろストーブをしまおうかと思っている/靴下の左右を揃える手間を省くためすべて同じ柄にするという新発想/『ニルスのふしぎな旅』DVDセット購入/
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心のメモ(2011年7月)
甚平を買った/坂本屋が復活してた/『いいとも打ち切り』ってあって思わず東スポを買ってしまった/魁皇関、おつかれさまでした/
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心のメモ(2012年3月)
松本大洋の『Sunny』がすごい/やっぱタモさんはすげえや/
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心のメモ(2012年4月)
洗濯機を買い替えた/『anan』表紙のしょこたんにどうしても目を奪われてしまう/
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心のメモ(2013年4月)
2年ぶりくらいにひどいカゼをひいた/
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心のメモ(2013年8月)
個人的空耳アワード2013は『金玉をつけないでよ』に決定/
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心のメモ(2014年7月)
野々村県議の会見はたしかに笑ったが、どうにも後味が悪い/
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心のメモ(2014年9月)
カイン・ハイウィンドに2度も裏切られた/
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心のメモ(2014年10月)
虫歯治療中/『ちいさこべえ』の”りつ”が超かわいい/
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心のメモ(2014年11月)
ぐんまちゃん、おめでとう/中野サンプラザにくるりを聴きに行った/
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心のメモ(2014年12月)
やりきれない出来事が多すぎる/『天城越え』という歌はよく聴くとじつに陳腐だ/
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心のメモ(2015年1月)
初詣は日本橋の小網神社に出掛けた/『相棒』スペシャルはいまいちだった/箱根駅伝を走る選手が眉毛を整えているのを見るとちょっと鼻白む/