ここのところ、いつにも増して来客が多い。
1年ぶりくらいでやってきた友人に、いろいろと作る。
この日のメニュー
- オリーブのバジルソース
- スナックえんどうと鶏ささみのマスタードマヨネーズ和え
- ルッコラのカプレーゼ
- アボカド
- タコとじゃがいものサラダ
- リダーチーズとクラッカー
- 茄子のグラタン(パルミジャーナ:重ね焼きのこと)
茄子のパルミジャーナは、先日評判が良かったので、再登場である。このブログに「私はこんなふうに作ります」というコメントをいただき、それを真似てみたくてしようがなかったのだ。
それは『スライスしたゆでたまご入り』。
そこで、今回はパルミジャーナの一部始終をお目にかけようと思う。
まずはミートソースを作る。
たまねぎ、にんじん、セロリをみじん切りにする。
鍋につぶしたにんにくとオリーブオイルを入れ、弱火にかける。
にんにくがきつね色になったら、みじん切りにした野菜と、セロリの葉の部分もいれて、甘みを引き出すように炒める。
合挽き肉に強めに塩、胡椒をして、練りこんでおく。
強火でしっかり焼き色がつくように、焼き付ける。
ブランデーでフランベする。
野菜の鍋に焼いた肉を移し、ローリエ、赤ワインを加え煮込む。
ワインの水分が減ってきたら、ホールトマトを手で潰して加える。
しばらく煮込んで、塩、胡椒で味を調えたら、ミートソースは完成。
続いて、茄子のトマトソースのパスタ。
今回は『リガトーニ』という極太のショートパスタを使った。肉料理と相性がいいのだ。
茄子はオリーブオイルで炒めておいて、それをトマトソースに加える。
茹でたリガトーニと和えておく。
米茄子は輪切りにして、オリーブオイルでソテーする。
たまごは茹でて殻を剥き、エッグスライサーでスライスしておく。
耐熱皿にオリーブオイルを塗り、パスタ→米茄子→ミートソース→ゆでたまご→モッツァレラチーズ→パルミジャー・レッジャーノの順に重ね、オーブンで焼き色がつくまで焼く。
完成はこちら。
やっぱり。ゆでたまごはいい。おいしい。
こうして、書き出して見ると工程が多い。やっぱり時間かかります。
そのほかのメニューはこちら。
バジルソースに漬かったオリーブ。
『ル・ジャルダン・ゴロワ』のもの。母親にもらいました。
ちょっと酸っぱくなってたけれど(実は賞味期限がわずかに過ぎておりました)、おいしかった。自分でも作れそうなので、今度やってみようかと思う。
スナックえんどうと鶏ささみをマスタードとマヨネーズで和えたもの。最近の定番。
これは当ブログにコメントを下さる、たかえさんの料理を拝借したもの。
本家はこちら↓
blog.goo.ne.jp/m-t-daidai/e/9acf1df0804e9b19d7267774a1ef3c9a
僕はこれを蚕豆でやったり、アスパラガスでやったりしている。マスタードとマヨネーズをえんどうとささみのゆで汁をほんの少量入れて溶いて、塩、胡椒をふって和える。
ルッコラのカプレーゼ。
これも定番。
アボカド。
これはシンプルに。レモンと塩、胡椒、オリーブオイル。
濃い味の好きな友人はこれに削り節と醤油をかけて食べた。
タコとじゃがいものサラダ。
新メイクイーンが出ていたので、それを使った。
茹でたじゃがいもとぶつ切りにした茹ダコをレモン、塩、胡椒、オリーブオイルで和えて、刻んだイタリアンパセリを散らす。
この日、友人がケーキを買ってきてくれていた。
僕の誕生日を祝ってくれたのである。
どうもありがとう。
話は、深い方向へと向かう。いろいろあります。
実は『呑食愛育』にご紹介いただいた日、このブログは驚異的なアクセス数を記録しました。ありがたいです。コメントを頂きまして、とても嬉しいです。
さて、『茄子のグラタン』ですが、やはりゆでたまごはいいですねー。僕はたまごが大好きなので、これは!という感じでした。ラザニアもいいなあ。
手間がかかる料理は、たしかに『おいしい!』と思った瞬間に苦労はとんじゃいますね。このためにいろいろやってたんだと思えば、どうってことないです。「やるか!」の踏ん切りのほうがパワーが入るかもしれません。
バースデーコメントまでいただきまして、光栄です。ありがとうございます!今後ともよろしくお願いします。
はじめてブログなぞに返信しているので緊張しています。
ブログの写真から、鉄のフライパンや柳宗理のやかんなどが見え、そして西荻好き。。
なのでお酒の力も加わって、送信クリックしてみます。
何を隠そう、僕は柳宗理のキッチンツールのファンです。ボウル、ザル、片手鍋、やかんなどなど…。使うたびによくできてるなあと感心します。
鉄のフライパンは、肉料理など焼き色をしっかりつけたいときによく使います。しっかり油がなじんだ、僕の大事な相棒です。
西荻31年ですか。先輩ですね。僕は、中学・高校の6年間が西荻と吉祥寺の学校だったのですが(移転したあの付属校です)、10代の頃よりか今のほうが西荻を愛してます。大人になったほうが町のよさがわかるというか、住んでみないとわからない妙な甘やかさが西荻にはありますよね。僕は西荻住民になることができて、とても嬉しいです。誇りにさえ思っています。「税金はらうぜー」っていう気になります。
コメントありがとうございます!緊張しないで気軽にコメント下さいね。
スナックえんどうが盛られている器が気になります。料理にとっても合っているし、きりっとしていてよいですね。
いろいろアイテムが増えていそうだー。
セッキーコレクションをチェックしにいきます。6月頃に。。。
フランスからもコメントできるんですね(あたりまえだろうけど)!便利な時代になりました。こうしていると、あんまり遠くにいる気がしませんね。
スナックえんどうが盛られている器、さすがお目が高いですね。最近『魯山』で購入しました。焼締の浅鉢ですが、持ってみると驚くほど軽いです。ささみのピンクがかった白、えんどうの緑、マヨネーズソースの白、もうあの器しか考えられないというくらいピタリとはまりました。
6月の来日を楽しみにしております。コメントありがとう!
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『Pocketful of Poetry』
Mindy Gledhill
この数ヶ月、僕は「ミンディ・グレッドヒルは分かってる!」と叫び続けてきた。この人のアルバムからはポップってのはこういうものさ、という自信が滲み出ていると思う。tr. 2『Trouble No More』がツボ中のツボ。僕の好物ばっかりいっぱい詰まってる。決して大袈裟な表現ではなく、棄て曲なし、最高に幸せな30分あまり。
『D'ACCORD』
SERGE DELAITE TRIO with ALAIN BRUEL
アトリエサワノのピアノトリオが大好きです。2枚同時発売のうちの1枚。これはピアノトリオにアコーディオンを加えた演奏。明るい休日のランチ。冷えた白ワイン飲みたくなる感じ。
J.S. Bach/Goldberg Variations
Simone Dinnerstein
ゴルトベルク変奏曲からグールドの影を拭いきれないのは仕方がない。この人の演奏には”脱・グールド”みたいな気負いはなく、曲に対してもグールドに対しても愛情に満ちていて、丁寧で、やさしくてすごく好きです。