トマトを買いに出かけて、なんとなく立ち寄った魚屋さんで、あんまりいいブリがあったので買う。照り焼きもいいけれど、こっくりと煮物もいいなあと思って大根を買って帰る。
帰ってきて思う。僕はブリを買うつもりじゃなかったんだ。
『ワニのジレンマ』という話がある。
子どもをワニに奪われた母親が、ワニに「俺がこれからどうするか当ててみろ、当たったら子どもを返してやる、外れたら食うからな」と言われて、「あなたはその子を食べるでしょう」と言った。子どもを食おうと口をあけたワニは「あ、いかん、予言が当たってしまう。子どもを返さなきゃ」口を閉じたワニは「あ、いかん、予言が外れることになる。子どもを食わなきゃ」……こうしていつまでもバクバクと口を開閉したまま、止まらなくなるのだ。
先日、深夜のカレーライスの話を書いた。
・深夜のチキンカレー
このときのカレーは、おいしかったのだ。とても。時間をたっぷりかけて贅沢に作ったカレー。
あの時、食べられることのなかったカレーは、その後繰り返し温め返され、2回にわたり食卓に上り、それでも食べきることができなかった分が冷凍庫送りになっている。
いかにおいしいカレーであっても、温め返しているうちに鶏肉の繊維がほどけているし、さすがに3回目ともなると、少しばかり鼻白むものがある。でも棄てるのに忍びないからタッパーに入れて冷凍庫へ。
でも冷凍カレーは苦手である。
これは僕に限ってのことかもしれないけれど、冷凍したカレーというのはちゃんと食べきった例(ためし)がない。どうもダメなのだ。
鍋の中で一晩置いたカレーというのは、それだけで心が躍る。
できたてのカレーがおいしいか、それとも一晩寝かせたカレーがおいしいか、これはもう議論紛糾であろうが、『一晩寝かせる』という行為は恰も時間の作り出す『魔法』が食べものをおいしくしてくれる、という想像が働く。
お風呂に入っているときにも、本を読んでいるときにも、眠っているときにも、鍋の中には魔法がかかっていて少しずつおいしくなっていくのだ。
こんなに愉快なことはない。
一方、冷凍はあくまで保存が目的であり、解凍した時点で劣化こそすれ、好ましい変化は起こり得ない。
同じ保存目的でも、『干す』のならば話は別だ。大根だって塩漬けの豚肉だって、干して水分が抜けることで、生では絶対に味わえない滋味や旨みを身に纏う。これなら日々眺めては、おいしくなれよって愛でる気持ちにだってなる。
このへんなのだ。冷凍したカレーがどうにも苦手なのは。つまるところ、愉しくないのだ。冷凍も、解凍も。
だからタッパーの中が霜でびっしりになったカレーが数ヵ月後に発掘されて、結局はさよならする、なんてことにもなりかねない。
なんと虚しいことだろう。
そこで、だ。
新しくカレーを少しだけ作って、そこに冷凍カレーを混ぜてみたらどうだろう、と思ったのだ。新たにできあがるカレーのなかに、前世の記憶が脈々と息づいている。まるで老舗の鰻屋の秘伝のタレみたいに。
僕はこの思いつきに上気した。これならいける、と。
旧カレーはチキンだった。
だから新しく作るほうも鶏でいくべきだろう。しかし同じものを作っても能がないから、手羽元を使うことにした。
鶏手羽元は塩、胡椒を強めにして、カレー粉をすり込み、ヨーグルトに漬けておく。
フライパンで両面を焼きつける。
白ワインを入れて、ちょっと煮る。
一方、鍋ではたまねぎとクミンを炒めておく。
たまねぎは10分くらい電子レンジで加熱してから、炒める。
今回は飴色にはしない。前回、根気よく炒めたカレーを使うのだから。
焼いた手羽元は漬けておいたヨーグルトといっしょに鍋へ。
水を少し。コンソメキューブとローリエを入れて煮込む。
そしてこれだ。前回のカレー。
あの飴色たまねぎが、繊維が解れた鶏肉が、ピーナッツが、しっかりこの中で息づいている。
あとは煮込んでいくだけだ。
もちろんビールは飲む。
チャツネを入れる。
味をみて、必要なら塩、胡椒。
最後にカレー粉とガラムマサラ。
そしてバター。
完成である。
これが、2代目のカレーだ。
初代の記憶を伝統を、受け継ぎ尊重しつつも、革新への意欲も盛んだ。
ごはんにフライドオニオンをかける。盛り付けたあと、軽く胡椒を挽く。
フライドオニオンが、おいしいのである。
手羽元はスプーンで肉が剥がせるくらいに柔らかくなっている。そこに解けた初代鶏肉がからむ。新旧たまねぎとフライドオニオン、たまねぎだけで3種だ。そしてたまにピーナッツが現れる。
おいしい。ほんとにおいしい!
さて、ここでふと思う。
今回のカレーも鍋にいっぱいできた。これではまた2回、3回と食べ続け、食べ切れなくて冷凍する破目に陥りそうである。
そしたらまた、冷凍カレーは苦手である、とか言い出すのだ。だからまた新たにカレーを作って…。
以下、同様の繰り返し。永遠に続く。
カレーのジレンマである。
子どもをワニに奪われた母親が、ワニに「俺がこれからどうするか当ててみろ、当たったら子どもを返してやる、外れたら食うからな」と言われて、「あなたはその子を食べるでしょう」と言った。子どもを食おうと口をあけたワニは「あ、いかん、予言が当たってしまう。子どもを返さなきゃ」口を閉じたワニは「あ、いかん、予言が外れることになる。子どもを食わなきゃ」……こうしていつまでもバクバクと口を開閉したまま、止まらなくなるのだ。
―三浦俊彦『論理パラドクス』(2002,二見書房)
先日、深夜のカレーライスの話を書いた。
・深夜のチキンカレー
このときのカレーは、おいしかったのだ。とても。時間をたっぷりかけて贅沢に作ったカレー。
あの時、食べられることのなかったカレーは、その後繰り返し温め返され、2回にわたり食卓に上り、それでも食べきることができなかった分が冷凍庫送りになっている。
いかにおいしいカレーであっても、温め返しているうちに鶏肉の繊維がほどけているし、さすがに3回目ともなると、少しばかり鼻白むものがある。でも棄てるのに忍びないからタッパーに入れて冷凍庫へ。
でも冷凍カレーは苦手である。
これは僕に限ってのことかもしれないけれど、冷凍したカレーというのはちゃんと食べきった例(ためし)がない。どうもダメなのだ。
鍋の中で一晩置いたカレーというのは、それだけで心が躍る。
できたてのカレーがおいしいか、それとも一晩寝かせたカレーがおいしいか、これはもう議論紛糾であろうが、『一晩寝かせる』という行為は恰も時間の作り出す『魔法』が食べものをおいしくしてくれる、という想像が働く。
お風呂に入っているときにも、本を読んでいるときにも、眠っているときにも、鍋の中には魔法がかかっていて少しずつおいしくなっていくのだ。
こんなに愉快なことはない。
一方、冷凍はあくまで保存が目的であり、解凍した時点で劣化こそすれ、好ましい変化は起こり得ない。
同じ保存目的でも、『干す』のならば話は別だ。大根だって塩漬けの豚肉だって、干して水分が抜けることで、生では絶対に味わえない滋味や旨みを身に纏う。これなら日々眺めては、おいしくなれよって愛でる気持ちにだってなる。
このへんなのだ。冷凍したカレーがどうにも苦手なのは。つまるところ、愉しくないのだ。冷凍も、解凍も。
だからタッパーの中が霜でびっしりになったカレーが数ヵ月後に発掘されて、結局はさよならする、なんてことにもなりかねない。
なんと虚しいことだろう。
そこで、だ。
新しくカレーを少しだけ作って、そこに冷凍カレーを混ぜてみたらどうだろう、と思ったのだ。新たにできあがるカレーのなかに、前世の記憶が脈々と息づいている。まるで老舗の鰻屋の秘伝のタレみたいに。
僕はこの思いつきに上気した。これならいける、と。
旧カレーはチキンだった。
だから新しく作るほうも鶏でいくべきだろう。しかし同じものを作っても能がないから、手羽元を使うことにした。
鶏手羽元は塩、胡椒を強めにして、カレー粉をすり込み、ヨーグルトに漬けておく。
フライパンで両面を焼きつける。
白ワインを入れて、ちょっと煮る。
一方、鍋ではたまねぎとクミンを炒めておく。
たまねぎは10分くらい電子レンジで加熱してから、炒める。
今回は飴色にはしない。前回、根気よく炒めたカレーを使うのだから。
焼いた手羽元は漬けておいたヨーグルトといっしょに鍋へ。
水を少し。コンソメキューブとローリエを入れて煮込む。
そしてこれだ。前回のカレー。
あの飴色たまねぎが、繊維が解れた鶏肉が、ピーナッツが、しっかりこの中で息づいている。
あとは煮込んでいくだけだ。
もちろんビールは飲む。
チャツネを入れる。
味をみて、必要なら塩、胡椒。
最後にカレー粉とガラムマサラ。
そしてバター。
完成である。
これが、2代目のカレーだ。
初代の記憶を伝統を、受け継ぎ尊重しつつも、革新への意欲も盛んだ。
ごはんにフライドオニオンをかける。盛り付けたあと、軽く胡椒を挽く。
フライドオニオンが、おいしいのである。
手羽元はスプーンで肉が剥がせるくらいに柔らかくなっている。そこに解けた初代鶏肉がからむ。新旧たまねぎとフライドオニオン、たまねぎだけで3種だ。そしてたまにピーナッツが現れる。
おいしい。ほんとにおいしい!
さて、ここでふと思う。
今回のカレーも鍋にいっぱいできた。これではまた2回、3回と食べ続け、食べ切れなくて冷凍する破目に陥りそうである。
そしたらまた、冷凍カレーは苦手である、とか言い出すのだ。だからまた新たにカレーを作って…。
以下、同様の繰り返し。永遠に続く。
カレーのジレンマである。
PR
この記事にコメントする
無題
セキヤ殿のブログを見た後、
我がの家の食卓を見てみる。
なんぢゃ、ウチの適当な時短メニュー三昧は!!
とショックを受ける。
ショックを受けるなら見なきゃ良ひのに、
気になって仕方なひので、
今日もまた見にきた。
ピーナッツは入れたコトなひ。
やってみよう。
我がの家の食卓を見てみる。
なんぢゃ、ウチの適当な時短メニュー三昧は!!
とショックを受ける。
ショックを受けるなら見なきゃ良ひのに、
気になって仕方なひので、
今日もまた見にきた。
ピーナッツは入れたコトなひ。
やってみよう。
Re:無題
akirudaさん、こんにちは。
ショックでもなんでも、見に来てください!
カレーにピーナッツは、昔読んだ東京カリ~番長さんの本にあって、それから定番化しました。これはかなりオススメです。
コメント、ありがとうございます!
ショックでもなんでも、見に来てください!
カレーにピーナッツは、昔読んだ東京カリ~番長さんの本にあって、それから定番化しました。これはかなりオススメです。
コメント、ありがとうございます!
うまいっ!!!
なるほどー・・・。最後の一文で、にんまりしてしまいました。
そうかー、そういうことかー。
おいしい、というのは、いいですね、ほんと、しあわせ。
カレーもだけど、ビールの風情が美味しそう。グラスのかわいさにクラン・・です。
そうかー、そういうことかー。
おいしい、というのは、いいですね、ほんと、しあわせ。
カレーもだけど、ビールの風情が美味しそう。グラスのかわいさにクラン・・です。
Re:うまいっ!!!
なまさん、こんにちは。
最近、ブログのために写真撮りながら料理することが多いわけですが、そうすると作りながら、どういうふうに文章を組み立てるかな、とか考えてるわけなんですね(わりと大変なんですよ…)。
なので、お褒めいただいてうれしいです。
あのサッポロ☆ビールのグラスは、実は牛乳飲むとおいしいんです。古いガラス器は、ガラスがとろりとしている感じがありまして、それでたぶんおいしく感じるのだと思います。
コメント、ありがとうございます!
最近、ブログのために写真撮りながら料理することが多いわけですが、そうすると作りながら、どういうふうに文章を組み立てるかな、とか考えてるわけなんですね(わりと大変なんですよ…)。
なので、お褒めいただいてうれしいです。
あのサッポロ☆ビールのグラスは、実は牛乳飲むとおいしいんです。古いガラス器は、ガラスがとろりとしている感じがありまして、それでたぶんおいしく感じるのだと思います。
コメント、ありがとうございます!
無題
セキヤさんはじめまして、今晩は。
コメントするのは初めてなのですが、ひそかにこのブログの読者歴1年半ほどの者です。
今夜もまた深夜にカレー記事を読み、空腹で眠れなくなってしまったのでコメントさせていただきます(笑)
今週月曜日にタワレコのライブを観てから曽我部恵一の「がるそん」という曲が頭の中でリフレインして1日2回は無性にカレーを欲する今日この頃です。
「がるそん」は曽我部氏が「市役所前のカレー屋さん」を訪れた時のことを歌った曲です。
とてもおいしそうな歌なので、まだお聴きでなければ、是非一度ご賞味あれ。
コメントするのは初めてなのですが、ひそかにこのブログの読者歴1年半ほどの者です。
今夜もまた深夜にカレー記事を読み、空腹で眠れなくなってしまったのでコメントさせていただきます(笑)
今週月曜日にタワレコのライブを観てから曽我部恵一の「がるそん」という曲が頭の中でリフレインして1日2回は無性にカレーを欲する今日この頃です。
「がるそん」は曽我部氏が「市役所前のカレー屋さん」を訪れた時のことを歌った曲です。
とてもおいしそうな歌なので、まだお聴きでなければ、是非一度ご賞味あれ。
Re:無題
ふじたくさん、はじめまして。
曽我部くんのがるそん、この間出た新作に入っている曲ですかね。まだ聴いてないんです。おいしそうな歌、いいですね。近いうちにチェックしてみますね。
歌に影響されて、何か食べたくなることって僕にももちろんありますが、圧倒的にカレーが多いですね。
コメント、ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
曽我部くんのがるそん、この間出た新作に入っている曲ですかね。まだ聴いてないんです。おいしそうな歌、いいですね。近いうちにチェックしてみますね。
歌に影響されて、何か食べたくなることって僕にももちろんありますが、圧倒的にカレーが多いですね。
コメント、ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
無題
復活待ってたよ~。
うちはいつも3日目はカレーうどんだよん♪
でも、カレー大好きな旦那がバカ食いするから
3回に一度くらいしか持ち越さないんだけど。
旦那はいつもこれ読んで「俺も料理やろうかな」って言うけど
今まで一度もした試しなし
私が風邪の時、ご飯作りに来てくれ~!!
あ、5人分だからね☆(3人目生まれました)
うちはいつも3日目はカレーうどんだよん♪
でも、カレー大好きな旦那がバカ食いするから
3回に一度くらいしか持ち越さないんだけど。
旦那はいつもこれ読んで「俺も料理やろうかな」って言うけど
今まで一度もした試しなし
私が風邪の時、ご飯作りに来てくれ~!!
あ、5人分だからね☆(3人目生まれました)
Re:無題
Tommyさん、こんにちは。お久しぶり。
復活後はいい調子で更新してます。
おー。3人目か。
旦那さんのお料理熱、なかなかリミットを突破できないですねえ。がんばって焚きつけて下さい。カゲながら応援してます。
コメント、ありがとうございます!
料理作りに行ってもいいですけど、時間が合えば。帰国してるんだっけ?
復活後はいい調子で更新してます。
おー。3人目か。
旦那さんのお料理熱、なかなかリミットを突破できないですねえ。がんばって焚きつけて下さい。カゲながら応援してます。
コメント、ありがとうございます!
料理作りに行ってもいいですけど、時間が合えば。帰国してるんだっけ?
Re:まだだよん
Tommyさん、こんばんは。
そうか。まだだね。
住めば都か。おいしいものをたくさん食べてください。
コメント、ありがとう!
そうか。まだだね。
住めば都か。おいしいものをたくさん食べてください。
コメント、ありがとう!
カレンダー
11 | 2024/12 | 01 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |
おすすめ音楽
『Pocketful of Poetry』
Mindy Gledhill
この数ヶ月、僕は「ミンディ・グレッドヒルは分かってる!」と叫び続けてきた。この人のアルバムからはポップってのはこういうものさ、という自信が滲み出ていると思う。tr. 2『Trouble No More』がツボ中のツボ。僕の好物ばっかりいっぱい詰まってる。決して大袈裟な表現ではなく、棄て曲なし、最高に幸せな30分あまり。
『D'ACCORD』
SERGE DELAITE TRIO with ALAIN BRUEL
アトリエサワノのピアノトリオが大好きです。2枚同時発売のうちの1枚。これはピアノトリオにアコーディオンを加えた演奏。明るい休日のランチ。冷えた白ワイン飲みたくなる感じ。
J.S. Bach/Goldberg Variations
Simone Dinnerstein
ゴルトベルク変奏曲からグールドの影を拭いきれないのは仕方がない。この人の演奏には”脱・グールド”みたいな気負いはなく、曲に対してもグールドに対しても愛情に満ちていて、丁寧で、やさしくてすごく好きです。
リンク
カウンター
最新記事
(12/20)
(12/01)
(10/17)
(07/25)
(05/26)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
セキヤ
年齢:
47
性別:
男性
誕生日:
1977/05/04
職業:
会社員
趣味:
料理
自己紹介:
憂いのAB型
ブログ内検索
アクセス解析
NINJA TOOLS
ひとくちメモ
心のメモ(10月)
腰が痛い/引っ越そうと思っている/ハナレグミのライブに行ったらスチャダラが出てきて『今夜はブギー・バック』を歌った/10年ぶりくらいでエヴィスのジーンズを買った/西荻のカフェ『11(イレブン)』が11/11で閉店。残念です/会社のPCがクラッシュ。困った/羊頭狗肉を本当に行っていた店がモスクワにあった/
ひとくちメモ
心のメモ(11月)
腰痛から完全復帰/コンパクトマクロレンズを買った/焙じ茶をよく飲んでいる/イライラした/海鮮丼うまい/西荻新居ついに今週末契約/人のせいにするのはよくないと思う/引越し完了/友人の存在をありがたく思う/ネットがつながるまで3週間くらいかかるらしい/連日の深夜まで及ぶ片付け作業で眠い/寒くなってきたので湯たんぽを出した/
ひとくちメモ
心のメモ(12月)
吉祥寺のタワレコはヨドバシカメラの中に入ってからすっかり足が遠のいてしまった。前の方がよかったと思う/和室のコンセプトは『昭和』に/口に出して言うのはちょっと恥ずかしいのだが『亡き王女のためのパヴァーヌ』っていい曲だなあと思う/真心ブラザーズのライブに行った/
ひとくちメモ
心のメモ(2008年1月)
『相棒』スペシャルが面白かった/駅伝の『無念のリタイア』に弱い/もちつき大会に参加。楽しかった/3年以上使った携帯をついに機種変更/西荻在住の友人がお引越し。新居も西荻/『東京フレンズTHE MOVIE』という映画をみたが、数年ぶりに映画をみて涙を流した。情けなくて/最近西友の『冷凍食品4割引』の回数が異常に多い気がする/
ひとくちメモ
心のメモ(2月)
魚屋で刺身を買った帰りに化け猫に追いかけられるという夢を見たが、すげえ怖かった。でも逃げ切った/風が強かったので窓を開けて空気の入れ替えをしたら、部屋が砂だらけになった/しおかぜをほほにうけはだしでかけてく/ふりむけばしろいすなわたしのあしあと/洗濯物を干しているときに『大東京音頭』を口ずさんでいて自分でもびっくりした/無農薬のお米を買おうとしたが5kgで4000円近くしたので敢えなくあきらめた/
ひとくちメモ
心のメモ(3月)
『コンピューターおばあちゃん』を聴いて、ちょっと泣いた/久しぶりに中野に帰ったら『disk union』ができていた/
ひとくちメモ
心のメモ(4月)
気かつくと野菜ジュースの『♪びっくらこいーたー』を歌っている/間違えて『香りつき』のトイレットペーパーを買ってしまった/西荻デパート内の『魚正』が閉店。悲しい/家のすぐ近くで火事があった/表札がローマ字の家が嫌い/もう出ないんじゃないかと思っていた『たのしい中央線5』発売。即買いする/東京・天王洲アイル周辺で震度11の局地的大地震、という夢を見た/ガチャピンかムックかなら断然ムックだ/
ひとくちメモ
心のメモ(5月)
新企画『人間失格』の骨子固まる/頭が痛い/
ひとくちメモ
心のメモ(6月)
窓の外から演歌が聞こえる/ノドが痛い/『血の月曜日事件』起こる/PDFは『Portable Document Format』の頭文字であると知った/
ひとくちメモ
心のメモ(7月)
アパートのエントランスにヤモリがいた/友人宅で『聖☆おにいさん』を読んで爆笑/このブログを『ブリ買う』と呼んでいる人がいてちょっと嬉しかった/
ひとくちメモ
心のメモ(8月)
赤塚不二夫が死んだ/ソルジェニーツィンが死んだ/今年は蝉が少ないような気がする/パジャマを着て寝るようにした/家の近くで蜩(ひぐらし)が鳴いてた/神様、お願いだから僕の1日を36時間にしてください/ケメックスを割ってしまった/新しいケメックスを買ってきた/友人とipodを取替えっこして聴いていたら、談志の落語が入っていて感動した/
ひとくちメモ
心のメモ(9月)
中央線内に流れる相田みつをのコンテンツが異常にうざい/
ひとくちメモ
心のメモ(2008年10月)
マックの『ベーコンポテトパイ』が復活。とても嬉しい/ドムドーラを忘れるな/『三年目の浮気』を美女とデュエットするのが夢だ/
ひとくちメモ
心のメモ(2008年11月)
にわとり文庫に行ったらネコがいた/『e+』一時閉店。残念です/
ひとくちメモ
心のメモ(2008年12月)
自転車のベルを無闇に鳴らす人間が大嫌いだ/寒くなってきたので湯たんぽを出した/年末に仕事を追い込むつもりが、自分が追い込まれた/このままだと水道を止められてしまう/
ひとくちメモ
心のメモ(2009年1月)
『相棒』スペシャルが面白かった/分度器が欲しい/嵐のような一週間だった/もうダメだ/いや、そうでもないかも/
ひとくちメモ
心のメモ(2009年5月)
このブログをFirefoxで見てる人が10%を突破した/『1Q84』は発売日にゲットしたがまだ手をつけない/
ひとくちメモ
心のメモ(2009年6月)
檀さん、大和田さん、檀さん/笑った拍子にオナラが出た/玉の湯が廃業。超・残念/
ひとくちメモ
心のメモ(2010年3月)
まねきねこダック全否定/素敵なスリッパを買った/愛用の『シルク石鹸』メーカー製造中止。寂しい限りだ/強風に煽られてジャージの下が行方不明/
ひとくちメモ
心のメモ(2010年4月)
やましげ校長の退任がほんとうに寂しいです/
ひとくちメモ
心のメモ(2010年11月)
「返しにきたよ。」友人が持ってきてくれた傘にまるで見覚えがない。/奥田民生が『茜色の夕日』を歌っている動画を見て泣いた/カゼをひきました/
ひとくちメモ
心のメモ(2010年12月)
六本木『ABBEY ROAD』で"The Parrots"のライブに感動/
ひとくちメモ
心のメモ(2011年1月)
我が家もついに地デジ化/
ひとくちメモ
心のメモ(2011年3月)
武道館にくるりのライブを見に行った/震災当日、荻窪まで4時間くらいかけて帰ってきた/
ひとくちメモ
心のメモ(2011年5月)
J・アーヴィング『また会う日まで』読了/そろそろストーブをしまおうかと思っている/靴下の左右を揃える手間を省くためすべて同じ柄にするという新発想/『ニルスのふしぎな旅』DVDセット購入/
ひとくちメモ
心のメモ(2011年7月)
甚平を買った/坂本屋が復活してた/『いいとも打ち切り』ってあって思わず東スポを買ってしまった/魁皇関、おつかれさまでした/
ひとくちメモ
心のメモ(2012年3月)
松本大洋の『Sunny』がすごい/やっぱタモさんはすげえや/
ひとくちメモ
心のメモ(2012年4月)
洗濯機を買い替えた/『anan』表紙のしょこたんにどうしても目を奪われてしまう/
ひとくちメモ
心のメモ(2013年4月)
2年ぶりくらいにひどいカゼをひいた/
ひとくちメモ
心のメモ(2013年8月)
個人的空耳アワード2013は『金玉をつけないでよ』に決定/
ひとくちメモ
心のメモ(2014年7月)
野々村県議の会見はたしかに笑ったが、どうにも後味が悪い/
ひとくちメモ
心のメモ(2014年9月)
カイン・ハイウィンドに2度も裏切られた/
ひとくちメモ
心のメモ(2014年10月)
虫歯治療中/『ちいさこべえ』の”りつ”が超かわいい/
ひとくちメモ
心のメモ(2014年11月)
ぐんまちゃん、おめでとう/中野サンプラザにくるりを聴きに行った/
ひとくちメモ
心のメモ(2014年12月)
やりきれない出来事が多すぎる/『天城越え』という歌はよく聴くとじつに陳腐だ/
ひとくちメモ
心のメモ(2015年1月)
初詣は日本橋の小網神社に出掛けた/『相棒』スペシャルはいまいちだった/箱根駅伝を走る選手が眉毛を整えているのを見るとちょっと鼻白む/