トマトを買いに出かけて、なんとなく立ち寄った魚屋さんで、あんまりいいブリがあったので買う。照り焼きもいいけれど、こっくりと煮物もいいなあと思って大根を買って帰る。
帰ってきて思う。僕はブリを買うつもりじゃなかったんだ。
あっついな…。
毎年、5月には最高気温が30度に届くような日があるのだ。
でも、まだ暑い時期のことなど思いもよらない2月や3月にこの話をすると、大抵の人は変な顔をし、時には眉を顰めさえする。
「そんなわけないだろ…」
「とうとう気が振れたか。かわいそうに…」
30度を超える最高気温は梅雨が明けてからのものだと思い込んでいるのだ。
だから梅雨に入ってもいない5月にそんなに気温が上がるわけがないではないか、というのが彼等の論理である。毎年経験しているはずなのに、こうした人々は忘れてしまうのだ。長い冬を必死でやり過ごしている間に、「5月に最高気温30度」の記憶をどこかに置き去りにしてしまう。
だからこうして5月に真夏のように暑かった日には、ざまあみろと言ってやりたい気分である。
さて、そんな凱旋的昂揚感に彩られた買い物の途中、カジキマグロが安かったので買った。
3切れ398円。
色があんまりよくないね。
でもいいさ。
だって、ラグーソースにするんだから!
嘗て、カジキマグロのラグーで快哉を叫んだのは、いつのことだったか。
おいしかったな。冷やした白ワインで、至福だった。
カジキマグロは1cm角に切っておく。
アンチョビを包丁の腹で叩き、ペーストにしておく。
セロリとたまねぎをみじん切りにする。
にんにくの香りをオリーブオイルにうつす。
にんにくがきつね色になったらアンチョビを加える。
セロリとたまねぎを加えて、炒めていく。
たまねぎが半透明になったくらいで、カジキマグロとタイムを2~3枝。
カジキマグロの色が変わったら、白ワインをどぼどぼと入れる。
しばらく白ワインで煮込むかんじだ。
白ワインの水分が飛ぶまで煮ていく。
かき混ぜたときに、フライパンの底が見えるくらいまで。
手で潰したホールトマトを入れる。
さらに煮込む。
さて、ここで。
今回使用した分量は
・カジキマグロ 切り身3枚
・たまねぎ 1個
・セロリ 1本
・にんにく 2かけ
・アンチョビフィレ 2枚
・オリーブオイル 大さじ5
・タイム 3枝
・ホールトマト缶(400g) 1缶
である。
つまり、しっかり2人分の量である。いくら大食いとはいえ、これでは食べきれないし、無理矢理ひとり分作っても、ソースがもったいない。
そこで。
軽く塩、胡椒をして半分は冷蔵庫で保存。
煮詰まってきたら、パスタの茹で汁でのばす。
塩、胡椒で味を調える。
茹で上がった麺と和えて完成。
カジキマグロのラグー。
これ。ほんとうにおいしいのである。
パンはサンドイッチのときの残り。パン・ド・カンパーニュである。
最近、トーストは焼き網でしか焼かなくなった。パン専用の焼き網を用意して、大活躍中である。
網で焼くと、パンはもちもちになってとてもおいしくなると思う。
ワインはコノスルである。
しっかり冷やす。
久々のこのパスタ。
あともう1回食べられる、と思うとちょっとうれしいのである。
5月の暑い日に、与太郎呼ばわりの遺恨を晴らし、いい気分でスパゲティーを食べている。
しかし数ヵ月後、また冬が来れば僕は同じ場面に出くわす。
変な顔で言われるのだ。
かわいそうに、と。
毎年、5月には最高気温が30度に届くような日があるのだ。
でも、まだ暑い時期のことなど思いもよらない2月や3月にこの話をすると、大抵の人は変な顔をし、時には眉を顰めさえする。
「そんなわけないだろ…」
「とうとう気が振れたか。かわいそうに…」
30度を超える最高気温は梅雨が明けてからのものだと思い込んでいるのだ。
だから梅雨に入ってもいない5月にそんなに気温が上がるわけがないではないか、というのが彼等の論理である。毎年経験しているはずなのに、こうした人々は忘れてしまうのだ。長い冬を必死でやり過ごしている間に、「5月に最高気温30度」の記憶をどこかに置き去りにしてしまう。
だからこうして5月に真夏のように暑かった日には、ざまあみろと言ってやりたい気分である。
さて、そんな凱旋的昂揚感に彩られた買い物の途中、カジキマグロが安かったので買った。
3切れ398円。
色があんまりよくないね。
でもいいさ。
だって、ラグーソースにするんだから!
嘗て、カジキマグロのラグーで快哉を叫んだのは、いつのことだったか。
おいしかったな。冷やした白ワインで、至福だった。
カジキマグロは1cm角に切っておく。
アンチョビを包丁の腹で叩き、ペーストにしておく。
セロリとたまねぎをみじん切りにする。
にんにくの香りをオリーブオイルにうつす。
にんにくがきつね色になったらアンチョビを加える。
セロリとたまねぎを加えて、炒めていく。
たまねぎが半透明になったくらいで、カジキマグロとタイムを2~3枝。
カジキマグロの色が変わったら、白ワインをどぼどぼと入れる。
しばらく白ワインで煮込むかんじだ。
白ワインの水分が飛ぶまで煮ていく。
かき混ぜたときに、フライパンの底が見えるくらいまで。
手で潰したホールトマトを入れる。
さらに煮込む。
さて、ここで。
今回使用した分量は
・カジキマグロ 切り身3枚
・たまねぎ 1個
・セロリ 1本
・にんにく 2かけ
・アンチョビフィレ 2枚
・オリーブオイル 大さじ5
・タイム 3枝
・ホールトマト缶(400g) 1缶
である。
つまり、しっかり2人分の量である。いくら大食いとはいえ、これでは食べきれないし、無理矢理ひとり分作っても、ソースがもったいない。
そこで。
軽く塩、胡椒をして半分は冷蔵庫で保存。
煮詰まってきたら、パスタの茹で汁でのばす。
塩、胡椒で味を調える。
茹で上がった麺と和えて完成。
カジキマグロのラグー。
これ。ほんとうにおいしいのである。
パンはサンドイッチのときの残り。パン・ド・カンパーニュである。
最近、トーストは焼き網でしか焼かなくなった。パン専用の焼き網を用意して、大活躍中である。
網で焼くと、パンはもちもちになってとてもおいしくなると思う。
ワインはコノスルである。
しっかり冷やす。
久々のこのパスタ。
あともう1回食べられる、と思うとちょっとうれしいのである。
5月の暑い日に、与太郎呼ばわりの遺恨を晴らし、いい気分でスパゲティーを食べている。
しかし数ヵ月後、また冬が来れば僕は同じ場面に出くわす。
変な顔で言われるのだ。
かわいそうに、と。
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Re:コノスル
くどうさん、こんばんは。
シンクロしましたねえ。同じ時間に同じお酒を飲んでる人がいるのって、ちょっと面白いですね。
コノスルは、コストパフォーマンスが非常に高いと思っています。ほんとにお世話になってます。
コメント、ありがとうございます!
シンクロしましたねえ。同じ時間に同じお酒を飲んでる人がいるのって、ちょっと面白いですね。
コノスルは、コストパフォーマンスが非常に高いと思っています。ほんとにお世話になってます。
コメント、ありがとうございます!
無題
今日どうしても白が飲みたくて、酒屋行ってコノスル買ってきました。
やまやに行ったらなくって、近くのちゃんとした酒屋行ったら、白が2種類あったので、どっちも買ってきました。(980円と780円だったかなぁ)
で、今飲んでるんですが、美味いですw
1000円でこれかぁ…チリ、恐るべしですね^^;
やまやに行ったらなくって、近くのちゃんとした酒屋行ったら、白が2種類あったので、どっちも買ってきました。(980円と780円だったかなぁ)
で、今飲んでるんですが、美味いですw
1000円でこれかぁ…チリ、恐るべしですね^^;
Re:無題
7さん、こんばんは。
僕がいつも飲んでいるのは、おそらく780円のほうだと思います。コストパフォーマンスが高くて、ほんとにお世話になっています。僕の場合は、ですが、駅前の西友で買える、というところもいいです。
コメント、ありがとうございます!
僕がいつも飲んでいるのは、おそらく780円のほうだと思います。コストパフォーマンスが高くて、ほんとにお世話になっています。僕の場合は、ですが、駅前の西友で買える、というところもいいです。
コメント、ありがとうございます!
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心のメモ(12月)
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